X GAMESがコンペに昇華させたナックル大会が世界で話題に!

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DMKでは、連日、X GAMESの大会速報をお伝えして来たが、今回その裏種目とも言えるKnuckle Huck(ナックル・ハック)が世界中で大きな話題となっている。
そこで、この大会の魅力をお伝えしていこう。

そもそもナックルって何?

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ナックルは、ゲンコツという意味もあるわけだけど、ようはジャンプするキッカーのランディングエリア手前の斜度変化の部分。

キッカーには、リップから選手が超えるフラットゾーンがあり、(平な場所)、さらにランディングする斜面の部分はある。そのフラットと斜度のポイントをナックルと言うのだが、ジャンプするライダー
にとっては、最も着地してはいけないスポットでもある。

というのも、小さなキッカーのナックルならともかく、大きくなればなるほどナックルに
着地すると跳ね飛ばされてしまうからだ。

しかし、通常のキッカーのアプローチを利用せずに、その斜度変化部分であるナックルは、意外に楽しいジャンプスポットである。
特に、最近プロスノーボードの世界でメチャクチャに台頭して来ている天才ライダー、マーカス・クリーブランドが、ナックルの使い手として有名だ。

 

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Last one for a while!😅 thank you @primeparksessions for a sick week!🙏🏼 vid: @petterulsletten | #Snowboarding

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以上のようなナックルでのトリックをガンガンに自身のインスタでアップしているマーカス。
世界中のスノーボーダーが、マーカスこそナックルを最も上手に使うライダーとして認知している。

しかし、その肝心のマーカスが、怪我のため今回のX GAMESは不参加。
彼は、ナックルだけでなくビッグエアーとスロープスタイルでもメダルを獲る力を持つライダーだけに残念だった。

そんな中、行われた世界初のナックル選手権!Knuckle Huckが、X GAMESで行われたのだ。

以上の動画は、実際にX GAMESで放送された大会の模様、30分の番組だ。
このナックルトリックはインスタグラムの功績が大きく、わずか3、4秒ほどの一瞬のトリックをスローなどで見せて、人気ある映像だと数万アクセスにもなる。

大会の時間は、20分のジャム方式、参加した選手が何度でもトライできるルールなのだが、予想を超えるようなおもしろいトリックがポンポン飛び出している。

こういうナックルスポットは、パークのキッカーはもちろん、ゲレンデの迂回コースからの飛び出しなど、日本のスキー場のあらゆるところでできるので、ぜひ参考にしてトライしてみたいものだ。

そして、この競技もいつかオリンピックに採用されたりして!?

 

 

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