W杯スロープスタイル第2戦 ラークス大会結果!村瀬心椛が3位、岩渕麗楽5位

©Christian Stadler
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スイス・ラークスで開催されたスノーボードW杯スロープスタイル第2戦は18日に決勝が行われ、女子では昨年9月の開幕戦を制した村瀬心椛が71.15点で3位入賞を果たした。

岩渕麗楽は5位、鬼塚雅は7位に入る健闘を見せた。また、2023年世界選手権覇者のミア・ブルックス(イギリス)が84.86点を記録し、優勝を飾った。

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ミア・ブルックス 今季W杯3勝目!

イギリスのティーンエイジャー、ミア・ブルックスは、今大会の優勝で早くもワールドカップシーズン3勝目を華々しく飾った。
17歳のブルックスは、女性の決勝で84.86ポイントを記録して1位に輝き、2位はニュージーランドのゾイ・サドウスキー・シノットが77.29ポイントで続いた。日本の村瀬心音は71.15ポイントで3位となった。
ブルックスの今大会の勝利は、先週のオーストリア・クレイシュベルクのビッグエアで3位に入った後のもので、1月と12月にはオーストリア・クラゲンフルト、そして中国・北京でビッグエアイベントで優勝しており、今シーズン3度目の勝利となった。

2位のゾーイ・サドウスキーシノットにとって、今大会での表彰台入りは意外にも2023年以来のワールドカップ表彰台。2026年ミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックに向けて虎視眈々とFISポイントを重ね、オリンピック2大会連続Vを狙う状況が整って来た。

であり、3位の村瀬心椛は今シーズン2度目の表彰台となった。ビッグエアだけではなく、スロープスタイルでもしっかりと結果を残しており、日本の新エースとして成長して来ているようだ。

2度のオリンピックビッグエア金メダリスト、アンナ・ガッサー(オーストリア)は予選2位という好発進で表所医大が期待されたが、最終結果は4位。
続いて日本の岩渕麗楽が5位に入った。
麗楽は、1回目のランを終えて暫定4位に位置していた。上位を狙って果敢に攻めたが、ジャンプセクションで転倒し、その影響が響いて悔しい結果となったが、最終的には5位で終えた。

W杯スイス/ラークス大会 女子スロープスタイル2戦目結果

1位 ミア・ブルックス(イギリス)
2位 ゾイ・サドウスキー・シノット(ニュージーランド)
3位 村瀬心椛(日本)
4位 アンナ・ガッサー(オーストリア)
5位 岩渕麗楽(日本)
6位 ローリー・ブルーイン(カナダ)
7位 鬼塚雅(日本)
8位 リリー・ダワーンヴェイ(アメリカ)
— 以上、決勝進出 —
18位 鈴木萌々(日本)
30位 深田茉莉(日本)

男子優勝はカナダのキャメロン・スポルディング

男子の表彰台では、カナダのキャメロン・スポルディングが86.63ポイントで優勝し、2位には平昌オリンピック金メダリストのレッド・ジェラードが入った。3位には、ドイツのノア・ビクターが83.72ポイントで続いた。

一方、日本勢は決勝進出を果たせず、飛田流輝、宮村結斗、木村葵来の3選手が準決勝で敗退。

ビッグエアとスロープスタイルは同じ選手が出場することが多いが、スロープスタイルではアイテムとアイテム間の繋ぎで特有のテクニックが求められるため、普段ビッグエアで上位に入らない選手が活躍する場面も見られる。一方で、ビックエアで表彰台を独占することも多い日本勢男子にとって、スロープスタイルは依然として課題が残る種目となっている。今回の大会でも決勝進出を逃し、日本男子陣にとってはまたしても鬼門の大会となった。

W杯スイス/ラークス大会 男子スロープスタイル2戦目結果

1位 キャメロン・スポルディング(カナダ)
2位 レッド・ジェラード(アメリカ)
3位 ノア・ビクター(ドイツ)
4位 リアム・ブリアリー(カナダ)
5位 ヨナス・ハスラー(スイス)
6位 スー・イーミン(中国)
7位 デイン・メンジーズ(ニュージーランド)
8位 リヨン・ファレル(ニュージーランド)
9位 ヤクブ・フロネス(チェコ)
10位 マーカス・クリーブランド(ノルウェー)
11位 ダスティ・ヘンリクセン(アメリカ)
12位 イーライ・ブシャール(カナダ)
— 以上、決勝進出 —
15位 飛田流輝(日本)
16位 宮村結斗(日本)
18位 木村葵来(日本)
— 以上、準決勝進出 —
27位 長谷川帝勝(日本)
28位 木俣椋真(日本)
50位 荻原大翔(日本)

男子スロープスタイル・セミファイナルのLIVE放送

男子のスロープスタイルは、セミファナルとファイナルが同日に開催される過酷な日程。
以下は、セミファイナルのLIVE放送。

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