30日、北京にてスノーボード・ビッグエアW杯第2戦の予選が実施された。女子では、北京冬季五輪銅メダリストの村瀬心椛が178.50点を記録し、1位で12月1日の決勝に進出した。
村瀬は1本目にキャブダブルコーク1260ウェドルを成功させ、女子の最高スコアである90.25ポイントを獲得した。2本目ではバックサイド・ダブルコーク1080を披露し、さらに3本目では回転数を上げ、バックサイド・ダブルコーク1260ウェドルのメイクにも成功した。
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日本女子勢からは、1戦目の優勝者である深田茉莉が3位、鬼塚雅が4位、村瀬心椛の妹である村瀬由徠が7位、岩渕麗楽が8位でそれぞれ決勝進出を果たした。一方、鈴木萌々は18位で予選敗退となった。
男子では、地元中国のYANG Wenlongが予選1組で1位通過を果たし、北京冬季五輪金メダリストのSU Yimingが2位となった。この大会の会場である北京のビッグエア台は、世界でも珍しい常設施設であり、普段からこの台で練習を積んでいる中国勢にとって有利に働いたとみられる。
日本男子勢では、木俣椋真が2組1位、荻原大翔が1組3位、1戦目の優勝者である長谷川帝勝が同組4位でそれぞれ決勝進出を果たした。一方、宮村結斗は11位で予選敗退となり、あと1つ順位を上げれば決勝進出であった。南谷花都は41位、飛田流輝は45位でそれぞれ予選敗退となった。
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