ヨーロッパのスキー場が軒並みクローズしている中、その余波はアメリカに、そしてカナダのウィスラーもやって来た!
新型コロナウイルスの影響で、なんと明日から北米で北米では70以上ものスキー場がクローズされている情報も!
https://www.snowboarder.com/resorts/over-70-resorts-in-north-america-closing-due-to-coronavirus/
日本人スノーボーダーにも馴染み深く、DMKサイトのホームでもあるウィスラーは明日、3月15日~3月22日まで1週間スキー場をクローズすることになった。
ヨーロッパ各地のスキー場がクローズしている中、遂にアメリカにも、そしてカナダにもその波はやって来た。
今日、ウィスラーで滑っていたスキーヤー、スノーボーダー、さらにはこの日、いつものように仕事していた従業員にも知らせれていなかったが、明日から1週間スキー場をクローズすることになった。
折しもカナダでは、ちょうど学校の春休みが始まった時期とぴったりと重なり、相当のスキー客を見込める時期であったが、世界に多くのスキー場を持つベイルリゾートは新型コロナウイルスのパンデミックの懸念を受けクローズの舵を切った。
この日、ウィスラーを滑っていたスキー客にとっては寝耳に水。
確かに、最近の新型コロナウイルスのニュースには、多くの人が不安なり、トイレットペーパー回収騒動も起きていた。日用雑貨を売る小売店のウォールマートでは、トイレットペーパー以外にも洗剤関係の商品が品切れ状態に。
一方で、スキー客は減ったとは言え(※特にここ2日間)、今日も朝の行列シーンはいつもの様子だった(※土曜日なので、週末プログラムのキッズたちが集まる日。)
特にカナダでは、まだアメリカほど深刻な事態でなくカナダでは感染者数138人、死亡者1名の状況。
確かに心配ではあるが、楽観的な空気もたぶんにあった。
それだけに、今回突然のウィスラーのクローズは、多くの人は戸惑いは隠せない。
当然、世界からこの時期に休みを取ってウィスラーも来ているスキー客も多い。
スキー場は、そんなスキー客に対して、返金などの対応に追われている。
やはりベイルというアメリカ傘下のスキー場だけに、アメリカのかじ取りが大きな影響を及ぼしたようだ。
ポジティブに考えれば、こうした自粛活動が、カナダでの感染拡大化を遅らせたり防ぐことになるだろう。
ちなみに本日のウィスラーの天候は晴れで、気温はマイナス21度という寒さ。
積雪量は254cmで、良コンディションを保っている。
3月23日の再オープン時には、またスキー、スノボ客の笑顔を見たいものだ。
ただ、オープンしてもしばらくの間、レストハウスでの温かな食事がなくなったり、ゴンドラの席を離す処理など、様々な課題あっての再船出となる模様だ。