ガッツリをハイクアップしたスノーボーディングの日は、お腹がペコペコ。そんな日には、おいしいラーメンを食べると、身体も心も温かくなります。
そこで、今夜は久しぶりにラーメンを作りました。
僕は料理をすることが好きなのですが、ラーメンほど自由に感じる料理はありません。いろいろなことを試せるし、自由な味付けができるように思うのです。
極端な話、寿司を例に取れば、シャリの作り方とか決まっていますよね。炊きあがったご飯に寿司酢を混ざるだけですから。もちろん、そこにも深い技というのはありますが、ラーメンのような突拍子もない発想というのはなかなか出て来ません。
ラーメンなら、夏の暑い日にはレモンを使ったサッパリ味の塩ラーメンに仕上げることができるし、冬の寒い日には、コッテリとした味噌バターラーメンに仕上げることもできます。
余りもののカレーだって加えることができるだろうし、中華系スーパーで買って来た、ザーサイや豆板醤を入れてもおいしい！本当、いろいろ試せるという意味では、スノーボードのフリースタイルのようです。パウダーを滑ったり、クリフジャンプをしたり、ツリーランしたり、パークでトリックしてみたり、サイドヒットでジャンプを楽しんだり、圧雪バーンでカービングやグラトリを楽しんだり。その日の気分やコンディションで、いろいろなことを試せるところ。そのへんが、ラーメン作りの自由さと共通点かな、と思うのです。
今夜作ったラーメンは、牛骨、豚皮、鳥ガラスープの素、そして最後に鰹節という感じでのスープで作ってみました。あっ、そうそう干しシイタケの出汁も加わっています。まあ、これだけ出汁系が揃えば、味爆弾！絶対にうまくなりますよね。あといつもよりニンニクを多めに痛めてネギもたっぷり目にしました。
いやあ、スノーボードでガッツリ滑っただけに、より一層おいしくラーメンをいただくことができました。
