スノーボード界で活躍するプロののような方たちは、夏はどんなオフトレをしているのだろう??そこで、ライダーさん12人に聞いてみました!おすすめの夏のオフトレは?
絵文字も含めて、ライダーさんたちの人柄も伝わって来ると思ったので、いただいた回答はほぼそのままコピペしてご紹介します!
また今回ご紹介したライダーさんのインスタグラムも紹介するので、普段彼らがどんな活動をしているのか、ぜひチェックしてあなたのオフトレの参考にしてみてください。
DMKはスノーボードがメインのサイトですが、今回は特別にスキーヤーとして活動し、Sandboxライダーの吉村成一さんにも参加していただきました。
今回、ご協力していただいたライダーさん、ありがとうございます!
目次
中村 一樹
「夏のおすすめオフトレはスケートボードです。 日本では夏はキングスやクエストなど人工芝の場所が多く存在しますが、カナダではそう言う施設が少なく、カナダのローカル達は皆んなスケートボードをしてる印象です。 僕は夏の横乗りはスケートボードをメインにしています。 スケートボードはスノーボードと同じ横乗りなため、感覚が近いと思います。 例えばパンピングはスノーボードでもとても重要な要素になりますが、スケートボードでもスケートランプなどで使います。 このようにスケートボードはスノーボードに近いので僕は夏はスケートボードをしてます!」
谷田部 均
「僕は夏は立山kingsというスノーボードのオフトレ施設でパークトリックの練習をしています。
夏の間にトリックの理論的な部分を詰めたり、雪山ではまだ挑戦できないトリックの練習は夏のマット施設であれば安全に効率よく練習できるからです。
自分の仕事がスノーボードのコーチなので自分の技術の向上、理論的な伝え方の幅を広げたいというのも主な理由の一つです。」
田中 幸
「私は登山しています。
なぜなら心と体が整うから。」
滝口 雅司
「私はサマーゲレンデと室内ハーフパイプ でスノーボードをしています。
サマーゲレンデは雪に近い感覚でカービングが出来るのでとてもオススメです。 ハーフパイプは夏でも本格的なトレーニングが可能です。 僕は両方を取り入れて一年中スノーボードをしています。」
中谷 瑠奈
「私はオフシーズン、ゴルフをしています!しかもカートには乗らず全て歩きで18ホール!これをする事で体力と集中力が鍛えられているんです!
そして、ゴルフは横ノリと共通しているとよく言われますが、わたしもそう思っていて、ゴルフスイングする時は横向き(レギュラースタンス)でフロントサイドのスピンと同じ向きで回ります✨
スイングするときに、腹筋や足もブレないように意識するので、体幹も鍛えられています!
なにより、綺麗な景色、美味しい空気を吸いながらのスポーツという事が一番スノーボードと一緒で、自分の生活の中のリフレッシュになってます💕」
岡 真衣
「私は夏はゴルフをしています⛳️
理由は、楽しく軽い有酸素運動と体幹トレーニングができて、冬に向けて怪我をする可能性が低いから!
です☺️」
薬師寺 亮
「私はトレイルランニングをオフシーズンにしています。なぜならバックカントリーで上まで行くのに体力が必要だから」
宮村 結斗
「自分は夏立山キングスでトレーニングをして過ごしています。立山キングスにはエアバッグに着地する大きなキッカーがあるので海外の大きなキッカーを想定して練習できるので充実したトレーニングができます!そして自然豊かな場所にあるので夏の雰囲気を楽しめるところも気に入っています!!
立山キングスは滑って、キャンプもできるので家族で夏休みを楽しむこともできると思います。」
加藤 彩也香
「私はサーフィン、サップ、自転車をしています!
サーフィンやサップも天気や風に大きく左右されるから、バックカントリーを滑るの私にとって天気を読む勉強になっています。
サーフィンは雄大な海が相手なので、メンタルトレーニングにもなるし柔らかく体を使う感覚もスノーボードに良い影響を与えてもらってます。
自転車は体への負担も少ないながら足腰、体幹の良いトレーニングになっていて気持ちも良くて最高です!」
宮谷 賢吾
「僕はいわゆるオフトレといったことはしてないですが、夏は夏の遊びを楽しんでやってます。
スケートボード、ボルダリング、登山、自転車など。
あと、今年から少しだけですが筋トレをするようにしてます。」
石川 敦士
「私はサーフィンをしています。 なぜなら、ターンする感覚がスノーボードでもいきてくるし、不安定な海の上で体幹が鍛えられ、上半身も鍛えられる。同じ横乗りなので通ずるものがあります。と、色々と言ってますが、海の中で自然を感じられるのが大好きです。」
吉田 育代
「夏の横ノリといえばサーフィン!サーフィンもスノーボードと通ずるものがあり、体幹、軸、スノーボードよりシビアで、体をうまく動かせないといけない。 スノーボードのオフトレとして最適です! 何よりも、めちゃくちゃ楽しい!」
吉村 成一(スキーヤー)
「オフトレと言えるかわかりませんが、僕は夏にパラグライダーとサーフィンをしています。 パラグライダーもサーフィンもその場所に向き合わないとわからない不確定要素が大きくて、それはある意味パウダーを滑るのと近しいと思っています。もしお役に立てることがあれば幸いです。」
まとめ 技習得にオフ施設を活用!スタイルを磨くスケートとサーフィン
こうして様々なライダーさんに聞くと、いくつかのパターンがあり、大きく分けると3つあるかな、と思います。
1つは、夏でもキングスやクエストなどのオフ施設を活用し、技の習得に励むタイプ。
もう1つは、スケートボードやサーフィンなど、他の横乗りスポーツするタイプ。こちらもいくつかの効果が考えられますが、スタイルを磨くには持って来いではないでしょうか。というのもビンディングに固定されているスノーボードと違って、スケートやサーフィンはよりシビアに乗るポジションが求められるので、自然スタイルが身に付くのかな、と思います。
あとは、ハイキング系などで体力強化。
そして、ゴルフというのは、この体力強化と横乗りに必要な体幹が鍛えられる中間的なオフトレになるのかな、と思います。
どちらにしも身体を動かすことが大切で、例えば冬の間にどうしても下半身ばかり鍛えられ、上半身の筋力強化がおろそかになるので、そうしたところを補えるサーフィンのパドリング、ボルダリングが良いのかな、と思います。
個人的に、私は夏の間はハイキングを頻繁に行うようにしています。毎週1回は、ウィスラー、ブラッコムに上がって1時間から3時間ほどの軽めのハイキングをします。山を登ると、ふくらはぎの筋肉が付き、スノーボードのライディング時のトゥサイドの強化につながります。また下りは太ももを鍛えることができ、そちらはヒールサイドの強化に役立ちます。急斜面を下っている時は、コブなど凸凹の滑走時と似たような感覚になり、おそらく身体でも似たような箇所が鍛えられるのだと思います。
冬の間、毎日のように見ていた山の地形を、改めて夏に山に上がることでチェックできる点も興味深いです。日本でも野沢温泉など夏でもゴンドラで上がって、プチハイキングを楽しめるようなので、おすすめです。
また日々、犬といっしょに森を走っているので、プチトレイルランニングもしています。森に身を投げると、サチちゃんが言うように「心と体が整う」感じがしますね。個人的には、スノーボードのオフトレに限らず、日々の生活において、「整える」という感覚が大切だと思っています。そこで、私は一年を通して、水泳に行きサウナに行き、筋肉を解して精神を整えるようにしています。
ぜひ、みなさんも参考にしてみてください!