WHAGWAAN(ワーグワーン)は、2016年冬、カナダのウィスラーで生まれたデュオ・ライダーだ。
当然、個々にスキルを磨ぎ、それぞれのスタイルへの思いはあるが、ライダーとして活躍する上ではいっしょに映像や写真を残すようにしており、スノーボード界初のデュオライダーとして活躍している!
DMKでは、結成当初から彼らを応援していて、よく知っているが、まだまだ世間には彼らのことは知られていない。
そこで、今回のインタビューでは、改めて彼らが結成された理由、それぞれのスノーボードへの思い。今後の活動などをお伝えしていこう!
そもそも二人でやろうと思ったきっかけって何だったの?
奥野秀基(以下、Shuki):
ウィスラーで一緒に滑っている時に、いきなりコンビネーショントリックやってみようか、となって、そしたら何か一発で決まっちゃって。
坂井啓壮(以下、Keizo):
そうっすね。そのあと動画をSNSに投稿したら、結構、好評で。
で、始めようと思った?
Shuki:
ウィスラーにいる時から二人とも何か新しい感じの事がしたいって思いがあったんです。
Keizo:
目指してたところが一緒で、何か二人でやろうってなりました。
ワーグワーンという特徴的な響き、ネーミングってどこから来たの?
Shuki:
WHAGWAAN(ワーグワーン)っていう言葉は、レゲエミュージックとか聞いてたらたまに聞こえてくると思うんですけど、パトワ語で「調子どう?」という意味。
ラフな感じというか、スノーボードは遊びの延長って思ってて、あんまりシリアスになり過ぎないで、いい仲間とカッコいいスタイルで楽しいスノーボードライフ過ごそうみたいな感じで考えました。
Keizo:
そうだね。
それに普通に響きが好きだった。オレはね。
結構、二人での活動難しくない?
Shuki:
そう、カメラマンがいないからコンビネーショントリックの画がなかなか残らないんですよね。
Keizo:
二人でやっているカットがあきらかに少ないよね。普段は、自分たちで撮り合いしてるので。
あっ、そういう意味で!(笑
オレは、単純に二人で合体技とかやるのが難しいと思ったんだけど。
Shuki:
そっちなんですよね。
まぁコンビネーショントリックも簡単ではないし、怪我するリスクも高いけど。
Keizo:
でもアイデアは色々思いつくし、意外とあっさり決まる事も多いし。
いつもいっしょにスノーボードをやっている印象があるけど、お互いのスタイル、目指すところは?
Shuki:
新しい技とか流行りのスタイルってだいたい海外から来ることが多いって感じてて、それを日本から自分たちから発信したい。
Keizo:
自分たちで発信していって、それが日本だけじゃなくて海外のメディアを通して海外の人達にも「やばいなコイツら」て言わしたい
お互い、相棒のここは凄いな、というところありますか?
Shuki:
んー、なんだろう。僕は結構、感覚でスノーボードするタイプなんだけど、ケイゾーは逆に理論派で研究熱心なタイプで、しかも新しいトリックする時とかも初トライで初メイクしちゃう事が多くて、そこらへんの器用さが凄いと思う。
Keizo:
あんまりスノーボード関係ないけど、イベントとか宣伝用のバナーつくったり、撮った映像を編集したり、そこらへんできるんで凄く助かってます!(笑
でも普通にシュウキくんのジブスタイルは、日本に今までいなかったと思う。
今季の活動どんな感じですか?
Shuki:
シーズン始まる前に怪我して、今日で今シーズン3日目です(笑
Keizo:
僕もケガしたんで、これから手術です(笑
二人とも同じところでケガしたんで、一緒にお祓い行ってきます。
仲良く怪我しちゃったんだね(笑
じゃあ、ここは明るく、これからの抱負、活動予定などをお願いします!
Shuki:
来季はストリートの映像残したいです。
できるなら試写会なんかもやっちゃいたいです。
Keizo:
本当は今年から2人でストリートやろうっていってたんだけど。
ストリートで怪我しちゃったから。
そもそもコンビネーショントリックってゲレンデ内だったんない?
Shuki:
最初は、ゲレンデ内はいろんなアイテムあるし広いしやりやすいからって思っ出たんだけど、ストリートでやったらもっとおもしろい画になるんじゃないかと思って。
Keizo:
楽しければどこでもいいっす(笑
だけど、これからももっと多くのスノーボーダーに共感を持ってくれそうな身近な環境、ゲレンデ内でも画を残して、僕たちなりのスノーボードの楽しさを伝えていきたいと思っています。
さらに映像や写真など残していきますので、ぜひ僕たちの活動、チェックしていただけると嬉しいです!