いよいよシーズンイン!
南半球のニュージーランドの大会を経て、これからは本格的な北半球での戦いが繰り広げられる。
その最初の注目のキックオフ・イベントとなったFISワールドカップ・イタリア大会。
先ほど終わったばかりの女子ビッグエアーの予選の結果が入って来たのでお伝えしよう。
1位は、 岩渕麗楽! 1本目にバックサイド・ダブルコーク1080をメイクし、90.00点というハイスコアを出した。
2位は、平昌オリンピックのスロープスタイル銀メダリスト、カナダのローリー・ブルーアン。
3位は、優勝候補筆頭、アンナ・ガッサー。
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日本のエース、鬼塚雅は果敢にキャブ.ダブル・アンダーフリップを狙うも着地に嫌われ、残念ながら18位となり予選敗退となった。
予選は2本飛べて、1本の最高スコアが争われるが、勝利の女神は2本とも微笑んでくれなかった。
またスロープ女王ジェイミー・アンダーソンも19位に終わり予選敗退となった。
オリンピックをまだその先に控えたシーズンでは、これまで世界の多くのトップ選手がFISワールドカップを敬遠する傾向が強かったが、今季はもうこの時期から世界のトップが集まりしのぎを削っている。年々レベルアップしていく中で、もはや休んでいられなくなって来ているようだ。その強敵の前で岩渕は1位通過しただけに、今季はまさに幸先の良い出だし。明日の夜行われるファイナルでは、ぜひ優勝を期待したい。
以下、女子ビッグエアー予選結果詳細。
http://medias4.fis-ski.com/pdf/2020/SB/7847/2020SB7847RLQ.pdf
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