男子US OPENハーフパイプ結果。
1位は、スコッティー・ジェームス、2位はパット・バーグナー、そして優勝を狙う日本の若きエース戸塚優斗は、予選3位通過を果たした。
US OPEN大会フォーマットは、予選2本ランの中から最高点が順位に反映されるが、戸塚は1本目終わった時点で13位と苦戦。
逆転を狙った2本目では、DEW TOUR時と同じように、バックサイド・アーリーウープから入り、次はマックツイスト。さらにパイプに入ると、フロントサイド・ダブルコーク1260、バックサイド900、フロントサイド1080をクリーンに決めた。
一方、王者スコッティーは、残り3本のスピン合計数では「900+1080+1260」で戸塚と同じだが、このモディファイド・パイプならではの最初の2ヒットで、ハンドプラントでの360、スイッチアーリーウープ540をメイク。この2ヒットがジャッジ評価が高かったようだ。
確かにハンドプラント、スイッチアーリーとひじょうにオシャレ感が漂うトリックは、忘れかけていたパイプ・トリックのカッコ良さを感じる。
オリンピック、ワールドカップ、Xゲームでは、まずハンドプラントは得点を伸ばせないが、スコッティーが新たな扉を開いたと言えるかもしれない。
広告
前回のワールドカップで、まさかの王者スコッティーを破った平野流佳は、この新パイプに苦戦し戸塚のランクアップで押し出されるような恰好で、惜しくも11位で決勝を逃した。
その他、日本勢では、なんと14歳で初出場した重野秀一郎がまさかの8位!また新たなジャパン旋風を巻き起こした。まだまだ結果など気にせずおもいきったメジャー土俵だけに、決勝は勝負を賭けたランで、さらにレベル高いランを狙ってほしい。
平野海祝は15位、 中川海秀は19位だった。
広告