強風のためUS OPEN女子スロープスタイルのファイナルは、中止。
最終的にはセミファイナルの結果が、最終結果ということで認定された。
US OPENで華麗なデビューを飾った村瀬心椛は、セミファイナルで4位に入り、その勢いで決勝戦でのメダル獲得が期待されたが、残念ながら、ファイナルは戦うことはできずに4位という結果に終わってしまった。
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しかし、そんな村瀬心椛にもちょっとした朗報があった!
セミファイナルのジブ・セクションで繰り出したノーズブラント270インディが、最も革新的なエアー賞(Clif Bar’s Most Progressive Trick award)に輝いたのだ。
ところで、今回の中止の決定に至ってはファイナルに出場する選手の気持ちが尊重された。
平昌オリンピックの時も強風だったが、この時はオリンピック主催者側から強行により開催されてしまって、多くの選手にとって納得に行かない大会となってしまった。
しかし、このUS OPENで選手の意向で中止決定したことは、このスノーボードという大会を未来を示唆しているとも言えよう。命懸けでトリックに挑んでいる選手の気持ちを尊重することこそ、リアルなスノーボードの大会と言えるのではないだろうか。
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