昨日リリースしたWorld Superpipe Championshipsに続き、ジュリアン氏から最近行われたUS Openのレポートが届いたのでご紹介しよう!
今年初めてUS Openに行って来ました。
前から来たかったので、ライダーと同じぐらい楽しんでました。
今年はOPEN戦( US Open,NZ Open, European Open, Nippon Open, Australia Open)の総合優勝者にUS$100,000のCASH賞金で、今までボードの大会で一番賞金が多い大会シリーズになりました。
この賞金を狙いにバーモント州のStratton Mountainに世界中からトップライダーが集まって来ました。
ちょうど今年はUS Openの25周年となります。スロープ、パイプとビッグエアーの3種目が開催されました。(クオーターは雪不足のためキャンセルになりました。)
アメリカの東側は基本的に冬はけっこう寒いはずなのに、着いた日は15度くらいでした。天気が良くッて気持ち良かったけど、ゲレンデの雪はシャバシャバ。
公開練習の日は天気が崩れて来ていきなり雨が降り始めました。
公開の二日目は急に冷えて、マイナス10度になって、シャバシャバのゲレンデがスケートリンクなみに凍りました。しかも風が強くなって雪も降り始めたのです。
パイプは良い形に凍ったからまだ良かったけど、スロープのコースは鉄板でした!
角落ち=怪我って感じ。それでだんだん雪が降って来て、選手の板が走らなくなって来ました。
結構、棄権したライダーがいたけど、天池いずみちゃんはその中ずっと頑張ってました。
いずみちゃんも初めてのUS Openで凄く楽しみにしてたのに、あの天気はかわいそうでした。
スロープのファイナルは吹雪の中で、3位から後のライダーはみんな転びました。
パイプは次の日で、天気は曇りでまだましだったけど、パイプの中に1メーターぐらい雪が溜まってたのです。キャンセルになると思ってましたが、結局3時間遅れで始まりました。
壁は硬い、ボトムが新雪の感じの少し滑りずらいパイプでしたが、やっぱり上手いライダーは問題無し飛んでました。
結局ファイナルに残った日本人ライダーは渡辺コウダイと山岡聡子でした。
コウダイは予々選から勝ち上がって、本当にすばらしい滑りを見せてました。
写真左は観客を毎回盛り上げてくれるショーン・ホワイト。相変わらずパーフェクトな滑り。
右は、かなりぶっ飛んでいたキアー・ディロン。
Halfpipe Results
1. Shaun White
2. Danny Davis
3. Markus Malin
1. Kelly Clark
2.Gretchen Bleiler
3.Torah Bright
5. Soko Yamaoka
http://www.usopen-snowboarding.com/