八方尾根でバックカントリーに行ったスノーボーダー男性2人が不明、未だ見つからず…

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八方尾根で、バックカントリーのスノーボードに行った男性2人が8日から行方不明。未だに見つからない…。

行方不明になっているのは東京都世田谷区の会社員男性(31)と長野県松川村の会社員男性(34)ということだ。日帰りの予定で出掛けており、その装備の少なさも懸念される。
2人は、八方尾根のスキー場リフトの終点に近い八方池山荘(1830メートル)から周辺の沢のバックカントリーを滑る予定との登山届を8日に出していた。

一方で、2人が同山荘からさらに稜線(りょうせん)を登ったところにある唐松岳頂上山荘方向(2620メートル)に向かった姿も目撃されているという。2人がどこを滑ったのかわからない状況で、県警は10日、稜線北側の唐松沢と南側の崩沢方向に分かれて計7人で捜索。しかし悪天候で午後1時過ぎには中断した。上空からの捜索もできなかったようだ。

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唐松岳周辺は上質な雪を求めるバックカントリーのボーダーやスキーヤーにとって人気のスポット。しかし、バックカントリーに行くには、技術の高さはもちろん、様々なリスクが生じるので、豊富な知識も必要だ。また、今回、2人が訪れた唐松沢は「雪崩の巣」とも言われているそうだ。

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