13年目の結晶。トースタイン×Union、究極のバインディングが誕生

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13年間にわたりUnion Bindingsを愛用してきたTorstein Horgmo(トースタイン・ホグモ)。
その集大成とも言えるプロジェクト「The Source(ザ・ソース)」が、ついにベールを脱いだ。
イタリア本社の3Dプリンターによる初期モデル開発から、鍛造カーボンを用いた革新的な構造まで──
トップライダーの感性と最先端テクノロジーが融合した、まさに“エイリアンテクノロジー”。
本人自ら、その開発秘話とこだわりを語る最新映像をお見逃しなく。

ユニオンバインディングは、もう13年間使ってるんだ。
その間に、バインディングやパーツの開発に関わる機会もあったけど、ここ3年間ほど関わったプロジェクトほど深く関わったことはなかった。

ユニオンのイタリア本社には、3Dプリンターがあって、ライディング可能なコンセプトモデルを出力できるんだ。
もちろん、3Dプリントされた素材は強度的にそこまでハードなライディングに耐えられるわけじゃないけど、最初のフィーリングを試すには十分。

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この新しいバインディングの初期3Dプリントモデルを4シーズン前に受け取って、テストを始めた瞬間に「これはすごい」と感じた。
正直、3Dプリントだろうが何だろうが、他のバインディングには戻りたくなくなって、壊しては新しいのを送ってもらって…って感じだった。

NSTのジョン・ジャクソンとのデュエルにもこのプロトタイプを使ったし、バックパックに予備を3セット入れて持ち歩いてた。
それぐらい信頼してたけど、当時はまだ壊れやすかったからね。

今回のプロジェクトで特にこだわったのは、ベースプレートの高さを下げて、ボードとの接地感を高めることと、
鍛造カーボン(forged carbon)を使って強度を上げること

鍛造カーボンは、細かく刻んだカーボンファイバーを金型に入れて、圧縮+高温で成形することで、軽くてめちゃくちゃ強いパーツができる。
それによって、今までのどのバインディングよりも薄くて強いベースプレートができた。
足がよりボードに近くなって、乗り味が格段にダイレクトに感じられるようになった。

さらに、強度が上がったことで、ビスはセンターの2本だけで固定できるようになった。
これがまた自然なピボット感を生んで、ライディングがすごくスムーズに感じられる。

これはもう「エイリアンテクノロジー」って言いたくなるようなレベルの仕上がりで、名前は「The Source(ザ・ソース)」

このバインディングを使って、プロトタイプの板のテストもしてるんだけど、組み合わせとしてはこれ以上ないってくらい最高。
めちゃくちゃ軽いし、足元の感覚も抜群。

もし今のバインディングに満足してるなら、それを使い続ければいいと思う。
でも、もしこの秋に新しいバインディングを検討してるなら、この「ザ・ソース」はぜひ候補に入れてみてほしい。

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