中国で大人気!?謎の亀ヒップ・プロテクターのことをちょっと調べてみた

ウィスラーに来た人なら、一度はあの衝撃的な光景を見た人もいるか、と思う。
お尻に亀を付けているスノーボーダーの姿だ。

以上の写真は、ウィスラーではなく、おそらく中国だと思われるが、ゲレンデに突然現れた亀さんの姿は、もの凄く違和感を感じる。
ウィスラーでスノーボードをしていると、こんな亀さんをお尻に付けているスノーボーダーをやたらに見かけるのだ。

そこで、前から疑問に思っていた、この亀さんプロテクターのことをちょっと調べてみた。

防御能力の高さ!

見るからにお尻を守ってくれそうな、フカフカしたようなデザイン。
その防御能力の高さは、まず間違いないだろう。
EVAパッドで、耐衝撃はバッチリ! 脱着簡単とのことだ。

特に自分は、職業柄インストラクターをやっているので、時々、自分の生徒さんが彼らの亀さんに魅力を感じているようなエネルギーを感じる。「転倒時、あれがあったらどんなに救われるだろう?」と思っているようだ。

しかし、彼らは何かしらのプライドが発動するのか、決して購入することはない。
この亀さんを受け止める度量があるのは、中国人スノーボーダーだけだ。

ブランド名が判明!VeroMan

そもそもブランド名がわからないので、調べようがないが、「スノーボード」「プロテクター」「亀」というふうに調べていったところ、意外にすぐにヒットした。
どうやら、ブランド名は、VeroManという。


ちなみにこのモデル写真は、検索していてもっともヒットした画像になる。
亀さんプロテクターの専属モデルと言っていいくらい登場している。

しかし、このVeroManというメーカー・サイトまでは残念ながらたどり着かなかった。おそらく中国のネットをメインにしているメーカーなので、その正体は隠れているのだろう。ネット代理店のようなところに問い合わせれば知れる可能性があるが、今のところ会社の実態は不明だ。

だけど、VeroManを検索していると、そもそもプロテクターをメインしているメーカーではなく、スポーツ商品全般を作っているようだ。
例えば、ゴムボート、スポーツ用リュック、キックボード、バランス用器具、ヨガウェアのような類まで。
おそらく、スポーツ関係の商品で、「売れる!」と思ったものを作っているのだろう。
だが、ひじょうに個性的なのは、この亀さんプロテクターだけだ。コピー用品が多い中国メーカーで、その個性的な商品への挑戦は、リクペクトだ。

最近、気になるピンクちゃん

この亀さんプロテクターと言えば、ここまで紹介して来たグリーンのものが多いが、最近、ウィスラーではピンクちゃんを使っている人もしばしば見かけるようになった。これがなかなか可愛くて、女性の場合、ピンクちゃんを使う傾向が増えている。

おそらくは、現在、グリーンとピンクの2色展開だろう。
また、さらにジュニア用のサイズもあり、こちらはお子さんにおすすめだ。

間違いなくゲレンデで目立つ親子。しかし、その姿は、なんともユーモラスで可愛くもある。
欧米人には、拒否され続ける亀さんプロテクターだが、なんらかのきっかけで受け入れられるかもしれない。例えば、有名セレブが愛用している姿がインスタなどで紹介されたり。

衝撃的な使い要素

日本語サイトだけではわからなかったのが、英語サイトまで調べていくと、その衝撃的な他の使い要素もわかって来た!

そもそもこの亀さんには、仲間にてんとう虫くんとカニくん、さらにウサギさんのようなのもいて、おもちゃとして遊べるということだ。
子供は、思う存分、潰したりできるのでストレス発散ができそう。

さらに椅子に座った時の背中側のクッション、また地面に座った時の座布団のような代わりにもなる!
屋内だけでなく、屋外でも使えてまさにマルチ・パーパス!

これだけはない。子亀を利用して、ヒップだけでなくヒジやヒザ、また大人亀で背中や胸に着用できる。これだけあればきっとどんなに転んでも痛くなさそう。

勇気があれば、亀を付けられる。
迷わず行けよ。
行けばわかるさ、亀の道。

●こちらの記事をアップしたところ、早速、読者の方から
「よく新潟県の岩原スキー場に行くのですが、数年前から亀のプロテクターを良く見かけていました。
多分日本人じゃないんだろうなって思っていたのですが中国で流行っていたのですね」

というコメントもいただきました。
そうか、ウィスラーだけではなく、日本でも!この亀さんプロテクターは、世界中にインパクトを与えるのでしょう。