人気スノーボーダーのバロメーターであるインスタグラムフォロワーランキングTOP 10をご紹介します。
調査したところ、現在のライダー&インフルエンサーのスノーボード界への影響力が見事に現れる結果になりました。
目次
プロライダー&インフルエンサーのインスタグラムフォロワーランキングTOP 10
平野歩夢は断トツ1位で影響力の高さを示す
やはり1位は、北京オリンピック金メダリストの平野歩夢です。そのフォロワー数も76.3万人で、2位以下のフォロワー数を圧倒しました。2位から10位の方のフォロワー数を足しても平野歩夢のフォロワー数には達しない。歩夢がそれほど、この世界に影響力を持ち、日本のスノーボード界にとって宝のような存在であることがわかります。
それだけに彼の行動、言動などもこの業界にとってひじょうに大事な要素になっていると言えるでしょう。
みなさんご存じのように、イケメンで優しい口調でイメージもバッチリ。実力だけではなく多くのスノーボーダーからリスペクトされいるので、そういった意味でもスノーボード界にとって良い影響力を及ぼしています。
フォロワー数が多い理由は、その人間性もさることながら、スノーボードだけではなく東京オリンピックに出場するなどスケートボードでも活躍できる二刀流ライだーであるということが挙げられます。そんな平野選手には、ユニクロ、オメガ、フォロクスワーゲン、ティファニーなど様々な企業からの応援もあります。まさにスノーボード界から飛び出したヒーロー。
2位に入った中村 貴之は正直ノーマークでこの特集記事を更新した後、4日後に実を言うと2位であることが判明しました。テラスハウス軽井沢編に出演したことで知名度が上がったようで、冬はスノーボーダーとして活動しながら、『BREW企画』というブランドを運営しています。
3位の國母 和宏は、みなさんお馴染みの世界的にリスペクトされているプロ・スノーボーダー。日本だけではなく、世界のスノーボーダーがカズのライディングに注目しています。
カズと同じように角野 友基、大塚 健、平野 海祝、鬼塚 雅が純粋にプロ・スノーボーダーとしてランクインしました。
4位の平間 和徳(ラマ先生)は、カービングの滑りがカッコいいことで評価されています。もちろん日本で多くの人気があり、またその人気は中国や韓国などのアジア圏にも広がっています。SNSの配信も小まめなので、そういった意味ではインフルエンサー的なライダーでもあります。フリーラン・ライダーとしての実力は高いですが、90年代から2000年代の往来のフリースタイル・ライダー像とは違った新しいカテゴリーを開拓したと言えるのではないでしょうか。
ちなみにラマ先生は、サブアカウントもありそちらの方も1.5万人のフォロワー数があります。足すと国内では3位というフォロワー数になりそうです。
5位のLilly Sayaka Miyakawa さんは、みなさんあまり知らないか、と思いますが、彼女はインフルエンサーとして活躍しています。他のトップ10に入ったような方とは違って、スノーボード界にどっぷり浸かっている印象はありません。彼女のインスタを拝見すると、ハワイなどのサマーリゾートで美しい映像、あるいは写真を見ることができます。ウィンター以上にサマーの印象強いインフルエンサーですね。
冬のスノーボードのシーンでは、ケンパーというかつて80年代後半から90年代前半に一世風靡したスノーボード・ブランドと共に撮影していることが多いです。そのケンパーは今、リバイバルで売られているのですが、あの時代のネオンカラーが彼女のボードシーンとよくマッチングしています。
サマー、ウィンター問わず素晴らしい映像&写真作品を残しているので、気になる方はぜひ彼女をフォローしてみてください。
6位に入ったいぐっちゃん。は、SNS時代が生んだ新★スノーボーダー。一般ユーザーの気持ちをよく理解していて、そのコンテンツの配信力の高さは天才的。
その背景には、いぐっちゃんのライダーとは一線した違った考え方があると思います。それはいぐっちゃんは、自分の働いているメーカー@rice28_official @wrxsb_official以外は、ユーザーと同じようにギアを買っている(もしくは選んでもらっているのかも!?)ということが挙げられるでしょう。動画など拝見しているとショップさんとのやりとりで「僕が買った…、」という感じで、カジュアルに自分の購入履歴を紹介しています。普通、ライダーさんだと、スポンサードしてもらった自分の使用するメーカーを推すので、それを見る方、そして聞く方もそういう「ライダーだし」というオブラートを挟んで受信してしまうもの。だけど、いぐっちゃんの場合、純粋にユーザー感覚でほしかったものとかをレポートしてくれるので、それがまだ一般ユーザーに受けるのだと思います。
様々なSNSを駆使して更新も小まめなので、これほどまで人気が出たのでしょう。
女性フォロワー数の1位は先に紹介したインフルエンサーのLillyさんですが、純粋なライダーとして勝負している方では鬼塚 雅が女子で1位。世界舞台の大会で活躍している彼女には、日本人だけではなく世界からのフォロワー数があるのでしょう。
しかし、興味深いのは鬼塚選手とほぼ近いフォロワー数で11位に入ったスノボ界のグラビアアイドルうどんさんの存在です。過去にもこうした路線で活躍したライダーの方はいましたが、ここまで徹底的にやったのはうどんさんが初めてでしょう。DMKでも時々、うどんさんの話題を取り上げることがありますが、たまにグーグル先生から「これはアドセンスの広告が付きません」みたいな警告メッセージが来ることがあります(笑)。ということで、ほどほどに上げるようにしています。
こうしてトップ10を見ると、どうでしょうか。おもしろいと思いませんか?
まさに現在のスノーボード界の影響度を見事に表しているのです。
言い方を変えれば、昔ながらのスノーボード専門誌が好むようなプロ・ライダーだけが、この世界を牛耳っているわけではありません。むしろインフルエンサーなど、多方面で活躍している方が今の時代を動かすスノーボーダーになっているのです。
極端な話、オリンピアン、インフルエンサーしかいないような結果とも言えます。このことはこの業界に生きて来た者としては、ちょっと残酷に聞こえるかもしれません。我々がしきりにスタイルうんぬん、あのプロライダーはカッコいいと言ったところで、多くの一般スノーボーダーには響いていないということになるのです。そう考えると、かつてのプロ・スノーボーダーというのは、伝統芸能のような世界に入って来たのかな、と思います。「プロスノーボーダーが伝統芸能の域にある」というのは、私の古くからの友人であるHAJIME HIRANOの言葉でもあります。僕はそれを聞いた時、「なるほど」と思いました。
インフルエンサー全盛時代ですが、スノーボードの伝統的なカルチャーを伝えて行く意味でも、スノーボードのフィルムクルー、専門誌などは大事な存在です。どんな形であれ、スノーボードに興味を持ってくれて、この世界に入ってくれた人たちが、いつかさらに本気でスノーボードと向き合いたいと思った時に、ディープなスノーボード感を伝えてくれる世界を残すことも大切でしょう。
インフルエンサー影響力のラインは1万
このインスタフォローワー数のランキングを調べていく上で、何人かの業界の方にも「この他にいる?」という感じで、聞いて来ました。そのような調査の元で作ったので、すでにご紹介したトップ10は、まずまず正解を出せたのではないか、と自負しております。
ここから紹介する方たちは、「トップ10に入っているかも?」とチェックした方たちで、その中でも結果、トップ10に入らずだけど1万人以上のフォロワー数がいる方になります。もうすぐトップ10に入りそう、という方ですね。
調べてみて思ったのは1万人以上のフォロワー数を持つ方は、この業界で影響力があり、また1万人まで行かなくてもその数字に近い方は影響力あるライダーが多いということです。試しにぜひあなたも気になるスノーボーダーのフォロワー数をチェックしてみてください。1万近くある方は、確かにある程度の影響力が出せているのではないでしょうか。
ちなみにこちらも名前をクリックすると、その方のインスタにリンクしていますので、「この人って誰だろ?」と思ったら、ぜひチェックしてみてください。そして気に入った方をフォローして応援しましょう!!
フォロワー数3万以上
あすかだよ 4.1万人
KENTO (ZONE) 4.1万人
ナツミ 3.9万人
岩渕 麗楽 3.7万人
村瀬 心椛 3.6万人
相澤 亮 3.4万人
谷口 尊人 3.1万人
荻原 大翔 3万人
藤田 一茂 3万人
岩垂かれん 3万人
フォロワー数2万以上
戸塚 優斗 2.9万人
星野 文香 2.9万人
平岡 卓 2.9万人
藤森 由香 2.7万人
佐藤 康弘 2.1万人
中井 孝治 2万人
吉村 美乃梨 2万人
フォロワー数1万以上
廣田 鉄平 1.8万人
岡田 実津希 1.8万人
水田 真依子 1.8万人
内山 ミエ 1.7万人
片山 來夢 1.6万人
布施 忠 1.5万人
高橋 烈男 1.5万人
ちーちゃん 1.5万人
保田 光陽 1.3万人
美谷島 慎 1.1万人
佐藤 亜耶 1.1万人
中村 陽子 1.1万人
平野 流佳 1万人
國武 大晃 1万人
長谷川 帝勝 1万人
田中 幸 1万人
どうでしょうか?
スノーボード界に影響力がある方ばかりですよね。
ここでも興味深いのは、何人かのSNSで活躍して来たインフルエンサーの方が、オリンピアンよりも上のフォロワー数、あるいはほぼ同じ数になっているというこです。改めてインフルエンサーの影響力の強さを感じます。
ユーチューブの動画でインパクトを残すあすかだよは、インスタでも4.1万人というフォロワー数です。
魅力的なカービングライディングを披露するKENTO (ZONE)も同じく4.1万人。
スノーボードのカービングの魅力を伝えるナツミさんは、インフルエンサーとしての努力が実った形で、3.9万人を達したと思います。アップ頻度が高く、インスタでの表現を楽しんでいるようにも見えます。ちなみに彼女は、ナッチューブという名前でユーチューブの方もやっていて、こちらは1.17万人の登録者数があります。
内山ミエさんは、ユーチューバーとして成功を収めていますが(※チャンネル登録者数 14.4万人)、インスタグラムの方はそれほど力を入れていないのか、意外に低いフォロワー数。すべてのライダーに言えることですが、結局のところインスタに力を入れいる入れていないは、フォロワー数に影響を及ぼしています。そういった意味では、絶対的なスノーボード業界での人気バロメーターでもありません。
プロ・スノーボーダーとしては、布施 忠が1.5万人に留まっているのは、ちょっと意外な感じもします。理由としては、先にも伝えたそもそもインスタの活動に熱心でない。あとはSNS前の時代から活躍して、元々DVDの映像などで世界に名を馳せたということが挙げられるでしょう。今のSNS時代では、残念ながら多くの人に彼の凄さや魅力が伝わっていないのだと思います。
世界のレジェンド・ライダーを見ても以下のようなフォロワー数に留まっています。
テリエ・ハーコンセン 13万人
ジェイミー・ジョーンズ 9.4万人
ブライアン・イグチ 8.6万人
JPウォーカー 5.5万人
ジェイミー・リン 4万人
デヴァン・ウォルッシュ 3万人
スノーボード界を代表するレジェンドなのに、意外に低いと思いませんか?
そう、かつてスノーボード専門誌で神のように謳われたライダーたちは、このSNS時代、そしてオリンピアンが脚光を浴びる時代に人気バロメーターとしては、イマイチ振り切れないのです。だからといって彼らの功績が色褪せることはないので、彼らのようなレジェンドを知らない方は、ぜひこの機会にでも知ってほしいと思います。
世界のプロ・スノーボーダーのフォロワー数
ここまでは日本人という枠でのフォロワー数ランキングをご紹介して来ましたが、それでは世界ではどうでしょうか?「世界」と「日本」を比較する材料をお見せしたいと思ったのです。
このへんもしっかりと調べたわけではないですが、気になったプロ・ライダーのフォロワー数を調べてみました。
ショーン・ホワイト 214.4万人
クロエ・キム 93.5万人
マーク・マクモリス 82.7万人
マーカス・クリーブランド 82万人
トラビス・ライス 78.5万人
ジェイミー・アンダーソン 50.6万人
リンゼイ・ジャコベリス 49.7万人
アンナ・ガッサー 48.4万人
クレメンス・ミラウアー 44.8万人
ゼブ・パウエル 44.3万人
セージ・コッツェンバーグ 37.1万人
スコッティ・ジェームス 35.3万人
ストーレ・サンドベック 31.1万人
ハンナ・テーター 29.7万人
ス・イミーン 28.7万人
モーガン・マッセン 28.4万人
シリエ・ノレンダル 27.2万人
レッド・ジェラード 26.2万人
ダニー・デービス 25.4万人
トースタイン・ホグモ 23.7万人
gimbalgod 22.4万人
Dangy 21.2万人
スヴェン・ソーグレン 20.4万人
トーラ・ブライト 20万人
ゾーイ・サドウスキー・シノット 14.5万人
Snowboard Addiction 12.8万人
ケビン・ピアース Snowboard Pro Camp 11.5万人
ライアン・ナップトン 6.3万人
TJカーン Board Archive 5万人
海外のライダーのフォロワー数を見てみると、改めて平野 歩夢だけが世界のトップ10に入れるスノーボーダーであることがわかります。ショーン・ホワイトには及びませんが、トラビス・ライスと近いフォロワー数です。歩夢はおそらく世界6位です。
この海外のライダーの中で、もしかしたらリンゼイ・ジャコベリスのことを知らない方もいるかと思います。彼女は、スノーボードクロスの選手で、2016年のトリノ五輪でゴール直前のジャンプでメソッドエアを行い転倒。その結果、金メダルを失いました。当時、世界から「スピード競技なんだからわざわざトリックなど決めることはないのに」と批判されました。その後も努力を続け常に世界王者レベルの成績を残しましたが、なぜかオリンピックだけは不運にも金メダルを残せませんでした。しかし、前回の北京オリンピックで遂に金メダルを獲得したのです。それは彼女にとって5度目のオリンピックで、奇しくも大会5日目の競技日でゼッケンも5でした。またリイゼイは、とても美人なライダーなので気になる方はぜひチェックしてみてください。
シリエ・ノレンダルは、引退しているのに27.2万人というのは凄いですね。やはり美人は有利なようです。彼女は結婚して子供がいるけど、モデル級の美貌ということもあり、このフォロワー数に繋がっているのでしょう。
追い撮り神として知られるgimbalgodは、22.4万人と大健闘。ライダー意外でのこのフォロワー数はさすが!しかし、それ以上を行くフィルム&フォトグラファーは、モーガン・マッセンだ。写真や映像に興味がある方は、ぜひ彼のフォロワーになることをおすすめします。芸術性高い写真、映像は私たちのクリエイティブ・マインドを刺激します。スノーボード以上にサーフ系の作品が多いけど、そのアート感には脱帽。
またDangyは、セクシー系のジバーとして活躍するスノーボーダーで、ライダーとしてもうまいけど、どちらかと言うと彼女はインフルエンサー的な立場で活躍。
ハウツー系のインフルエンサーとしては、どちらもウィスラー拠点に活動しているSnowboard AddictionとSnowboard Pro Campが10万オーバー。両者共に活躍の地は、インスタよりもユーチューブ。またSnowboard Addictionの方は、バランスボードなどスノーボードのトレーニング用具の販売もしています。
ライアン・ナップトンはコロラド出身のカービングおじさんだけど、10万に届かず。またボードレビューやハウツーとして活躍するBoard ArchiveのTJも5万人止まりということで、海外では今のところ大成功しているインフルエンサーのスノーボーダーは見つかりません。
どちらにしもここで紹介した4人のインフルエンサーはユーチューブ、物販、あるいはツアーなど含めてビジネスもしており、その中の活動の1つがインスタという感じ。ジバーガールのDangy以外は、インスタにそれほど力を入れていないようにも見えます。
こうして考えると、もしかしたら30万フォロワー数というと、本物志向というか、純粋にビデオ映像なりで活躍している大物ライダー、あるいはオリンピック選手など、いわゆる往来の観念のプロ・スノーボーダーでないとこの壁は超えられないのかもしれません。ここでも興味深いデータが採れたと思います。
引き続き調査を続けたいと思います。
スノーボードをしている有名人
そもそも、世間のインスタグラマーのフォロワー数は、どれほどなのでしょうか?
モモ TWICE 1329万人
サナ TWICE 1102万人
渡辺直美 1002人
YUTA(中本悠太) 968.1万人
参考サイト:https://insta.refetter.com/ranking/
ということで、かなりモンスター級レベル!
スノーボーダーでは、100万オーバーはショーン・ホワイトしかいないので、到底太刀打ちできないレベルです。
だけど、スノーボードをする芸能人、あるいは有名人ではどうでしょうか? スノーボーダーという立場では、彼らも大切なスノーボードの魅力を伝えてくれる代表選手でもあります。そこで、スノーボードをしている有名人も調べてみました。
大島優子 462.4万人
みちょぱ(池田美優) 135.2万人
GACKT 111.4万人
※インスタ投稿見つからず。ユーチューブ映像はいくつかあるので、よかったら検索してみてください。
野村周平 99.4万人
フワちゃん 72万人
※残念ながらインスタでのスノーボードシーンは見つからず。以前、旧ツイッターではグラトリ180している動画を見かけたけど…。
TERU(GLAY) 17万人
堀江貴文 ホリエモン 16.7万人
喜矢武 豊(ゴールデンボンバー)10.4万人
他にも芸能人でスノーボードをする方はいるけど、キリがないのでこの辺で失礼!そう言えば、以前、北海道に行った時、偶然、岩城滉一さんが颯爽とスノーボードしている姿を見かけました。
以上、このコンテンツの数十万レベルの大ヒットを祈願しつつ、フォロワー数624人のfusakidmkが責任編集でお届けしました(笑)。
更新日:2023年10月4日