サーフィン五十嵐カノア準決勝で逆転V!最終ゴールド戦で敗れ銀メダル!!女子の都筑有夢路が銅!

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スケート界に続き同じヨコノリのサーフィンでも日本勢が大活躍!
五十嵐カノア準決勝で残りわずかの時間で感動的な逆転Vに成功!金メダルを獲得チャンスとなる最終戦で敗れたが、見事に銀メダルを獲得した。
一報、女子の方でも都筑有夢路が銅メダルを獲得!!準決勝で敗れるも、銅メダル決定戦で見事な勝利を掴んだ。
オリンピックで初めてサーフィンの大会を見る人も多く、彼らの熱い戦いに日本中が注目。今後、サーフィンもより注目を浴びるきっかけとなったようだ。

男子サーフィン準決勝、勝てば金メダルを獲得できるチャンスを得るファイナルに挑める大事な戦い。
五十嵐カノアは、ブラジルのガブリエル・メディナの得点16.76点に対し、10.84点と6点近くも離されていた。最高のランを2本合計で成績を収めるサーフィン大会で、この時点で五十嵐が勝つために求められていた得点は、9.09点。このハイスコアは、今大会を見ていて、なかなか出せるものではないことは予想は付いた。
その前にトライしたアーリーウープでのジャンプ・トリックでランディングを決めていれば、おそらく、ガブリエル選手に肉薄できただろうが、残念ながら着地で転倒してしまっていた。
30分での戦いの中、残り10分を切り、劣勢状況。あと波に乗れるチャンスは、わずかしかない。

残り8分を切ったところで五十嵐が勝負を掛ける波に乗ることに成功。果たして、ここで何か決めることができるのか。
男子サーフィンのパフォーマンスでは、エアを決めないと勝つことはできない。五十嵐はエアのテイクオフのためパンピングでスピードを上げて行く。
フロントサイドからのスピンは大きく跳ね上がった!ランディングで身体を小さくして耐えて完璧なクリーン・メイクに成功!
着地の後、本人も両手を上げてビックリした表情を見せるほど、完璧過ぎるエア・トリックだった。

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このランのスコアが、なんと9.33ポイントという高得点!!!これで五十嵐がリードし、準決勝を制した。

男子の決勝、金メダルを賭けた戦いでは、 強い風が吹いて波が崩れるのが早い難しいコンディションにより苦戦し、良いパフォーマンスを披露できずに残念ながら銀メダルに終わった。
しかし、五十嵐が準決勝で披露したあの逆転劇は、日本中に大きな感動を伝えただろう。サーフィンの大会のカッコ良さは十二分に伝わった。

女子の銅メダルを決める3位決定戦に進んだ都筑有夢路は、序盤から積極的に波に乗り果敢に攻めて、難しいコンディションの中、最終的に6.80点というポイントで相手のキャロライン・マークス(アメリカ)を上回り、日本女子サーフィン界で初となる五輪メダルを獲得した。

本日開催された東京オリンピックのサーフィン大会は、本来なら明日、決勝が行われるはずだった。しかし、台風8号が接近している影響から前倒しで行われた。おそらく選手にとっては、想像以上のハードな戦いになったに違いない。そんな中でも、五十嵐選手と都筑選手が披露してくれたサーフィンは、しっかりと見る者のハートをキャッチしたと思う。正直スノーボーダー目線で見て、思わず「サーフィンって超カッコいい!」と叫ぶそうになったほど、ヤバかった。

素晴らしい戦いを見せてくれてありがとう!メダル獲得おめでとう!



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