2026年ミラノ・コルティナ五輪予選の幕開け!今季W杯はニュージーランドのカードローナで開幕へ。
5年ぶりにニュージーランドで開催されるワールドカップが返って来た。オリンピック出場を狙う選手にとっては、とても重要な戦いだ。NZ大会ではオリンピック出場するためのポイントが加算されるため、実質、五輪参戦予選となっているからだ。
昨シーズンまでそれほどワールドカップに出場していなかった強豪選手たちも、このニュージーランド大会ではオリンピック出場を賭けて参加することが予想される。
今回のカードローナ大会では、8月30日(金)〜9月1日(日)にスロープスタイルが行われる。これまで同地でのワールドカップと言えば、ハーフパイプだっただけに、ひじょうに珍しい展開だ。おそらく、9月7日、8日にスキーW杯のハーフパイプ大会が行われるので、そのスケジュールの配慮だろう。
また、近年、ワールドカップの日程は、ビッグエアから始まり、スロープスタイルは後に開催される傾向だったので、選手たちにとってはいきなりスロープスタイルというところが調整が難しいかもしれない。特に日本人選手たちは、何発もアイテムでパフォーマンスするスロープスタイルよりも、一発のエアで決めるビッグエアの方が得意とする傾向が強いので、そのへんも若干不安が残る。
日本人選手たちは、おそらく早めにニュージーランドに行って練習を行い、スロープスタイルの戦いに備えることになるだろう。男女共に表彰台を狙える選手が多いが特に男子は、五輪出場枠である4人を余裕でオーバーしているので、果たして誰が五輪に参加できるのか、そのへんも注目。このニュージーランドで行われるオープナーゲームで、ぜひとも結果を出したい願っている選手は多いに違いない。
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