上級者も実践!雪が薄い時期の秘密兵器「ロック用」板とは?

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みなさんは「ロックスキー」や「ロック用板」という言葉をご存知でしょうか?
先日、スノースクールのミーティングで、あるインストラクターがこう話していました。「まだ雪が少ないところがあるから、ロック用の板を出してきたよ」と。

ここでいう「ロック」とは文字通り石のこと。つまり、シーズン前や春の後半など、雪が薄い時期に使う板のことです。英語では early-season boardspring board と呼ばれることが多く、上級スノーボーダーの間では結構持っている人もいると思います。

私はモノを大切にするタイプで、面倒くさがりなこともあり、新しい板はだいたい2シーズン使います。1シーズンで約120日滑るので、トータルで240日ほど乗ることになります。シーズン前は古い板を使い、雪が増えてきた頃に新しい板に乗り換えるのが、私のスタイルです。

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多くの上級者も同じ考えですが、板の本数は私より多い傾向があります。だから、雪が少ない時期には early-season board を持ち出すわけです。

もしこれまで1本だけの板でやりくりしていたなら、新しい板を買った後も古い板を手放さず、雪の薄い時期用に残しておくのがおすすめです。

スキー場のコンディションは行ってみないとわからないことも多いので、理想はこんな感じです:

  • 車には常に early-season board
  • 普段使うデイリードライバー
  • パウダー用の板

もちろん、私のようにめんどくさがりなら1本でシーズンを乗り切るのもアリです。でも、雪の少ない時期のために early-season board を用意しておくと、快適さと安心感がぐっと広がります。

飯田房貴(いいだ・ふさき) プロフィール
@fusakidmk
東京都出身、現在カナダ・ウィスラー在住。
スノーボード歴は40シーズンを超え、約20年にわたり雑誌、ビデオ、ウェブなどを通じてハウツー記事の発信に取り組んできた。
1990年代を代表するスノーボード専門誌『SNOWing』では、「ハウツー天使」というコラムを執筆。季刊誌という発行ペースの中で100回以上の連載を達成し、金字塔を打ち立てた。『SnowBoarder』誌でも初期からハウツーコーナーを担当し、中でも読者へのアドバイスコーナー「ドクタービーバー」は大人気となった。
自身が監修・出演したハウツービデオやハウツー本も大ヒットし、1990年代のスノーボードブームを支える存在となった。
現在はカナダ・ウィスラーを拠点に、インストラクターとして世界中の人にスノーボードの魅力を伝え続けている。
著書に『スノーボード入門 スノーボード歴35年 1万2000人以上の初心者をレッスンしてきたカリスマ・イントラの最新SB技術書』、『スノーボードがうまくなる!20の考え方 FOR THE LOVE OF SNOWBOARDING』がある。

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