スノーボード・ストリート界で10年以上もトップ・ライダーとして活躍するジョー・セクストン。
彼が噂の世界一長いストリート・レールを知ったのは、今から6年前の2013年だった。
この日から、ジョーのチャレンジが始まった。
雪が降ったと聞いて行ってみたけど、雪が少なく、気温の高さから板が走らなくて諦めたこともあった。
今日こそ決める、と思って挑戦した日には、ウィンチ(※ライダーを引っ張る機械)が、肝心のところで故障して、諦めることになった日もあった。
雪は多いけど、ヤバイほど寒かった日にも挑戦。
しかし何度トライするもメイクできなくて、帰ろうと思った矢先、友人からのプッシュが。
「コンチキショー」と思いながらもトライして、遂にメイクする日が来る。
「オレは、このレールをメイクできる方法を知っているハズだ。」と思いトライ!
長いレールを擦った後、思わず涙を流してしまった。
それは、ジョーにとって、人生で最高の瞬間だった。
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