朝日新聞や日刊スポーツなどのニュースによると、大麻使用で処分中のスノーボード選手が、五輪を目指して復帰することになった。
報道によると、その選手は更生プログラムを辞めたことを謝罪していて、全日本連盟は理事会で対応を決める方針とのこと。
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平昌オリンピックでは、メダルを期待されていた選手で、アメリカのトランスワールド誌でも、唯一実力でマーク・マクモリスに勝てる存在とも言われていた。
大麻処分問題で一連の報道があった時、ショーン・ホワイトは、「厳しく感じる。」とツイッターでつぶやくと、多くのスノーボーダーが、「ばかばかしい。」「それは厳し過ぎる。」「これで五輪が台無しになるのか!?」と擁護するコメントが発せられていた。
ちなみにそのショーン・ホワイトは、2012年9月にお酒に酔って器物破損で警察につかまったことがある。しかし、その17か月後には、ソチ・オリンピックに出ている。
今回問題となっていた選手は、警察沙汰があったわけではない。未成年という問題は残るが、一応は大麻合法のコロラドで吸引疑惑となり、それは、2015年12月のこと。来年2月のオリンピックまで26ヶ月も前の出来事となっている。
なおその選手の処分が解除されるには、第三者委員会の報告を受け、来月の理事会で決まるとのこと。
また来年の平昌五輪に出場するには競技者登録後、強化指定された上でワールドカップに出場し、8位以内に入るなどの連盟の派遣基準をクリアしないとならない。
ワールドカップでのブランクがあるだけに心配だけど、彼ならきっとやってくれるだろう。
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