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W杯ハーフパイプ3戦目 小野光希が今季初V!男子は平野流佳が3位 歩夢は悔しい結果に

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ワールドカップのハーフパイプ3戦目の決勝戦がスイスのラークスで開催。女子は小野光希がで今季初勝利を挙げた。これでW杯通算4勝目!冨田るきが3位。冨田せなは棄権となった。男子はスコッティ・ジェームス(オーストラリア)が優勝し、LAAX OPENは3度もの覇者に輝いた。スコッティにとって、ラークスの地は縁起の良いスポット。2位にスロープ、ビッグエア掛け持ちの天才スノーボーダー、ヴァレンティノ・グセリ(オーストラリア)、日本勢では平野流佳が3位となった。重野秀一郎は5位、平野海祝は6位、前大会の2戦目で優勝し、北京オリンピック金メダリストの平野歩夢は残念ながら転倒し悔しい結果の10位となった。そして戸塚優斗は11位だった。  https://youtu.be/vnh-amYDhAQ?si=kxEuEwEE4Z6zXSOL 女子は8人のファイナル出場者がいたが、3人もの選手が棄権し実質5人のファイナルリストの争いとなった。優勝候補筆頭で、北京五輪以来のカムバックを決めたクロエ・キムは、2本ラン中に2度ともフロントサイド1080を決めることができたが、後のトリックを決めることができずに失敗ランに終わり、最終的には5位で終わった。2シーズンものブランクで、勝負勘が鈍ったかもしれないが、高さあるトリックに加えて、フロント10を決める実力は、今後、女子のハーフパイプをリーディングしていく雰囲気を漂わせた。 女子で見事に優勝を決めた小野光希は、1本目にフロントサイド720インディ、フロントサイド900テールグラブ、バックサイド540ウェデル、フロントサイド720、キャブ900メランコリーを決めて、81.75点を出した。最終走者となっていたクロエ・キムが3ヒット目となるキャブ900の後、転倒したため暫定1位の小野がそのまま逃げ切り優勝を決めた!優勝が決まった瞬間、感涙する小野にクロエがハグで讃える場面も見られた。2018年平昌、2022年北京の金メダリストであ絶対女王に初めて勝つことができ、その憧れの女王から祝福のメッセージを受け取り、小野はこの夜、大きな喜びに満ちたに違いない。 女子の2位は、成長が著しいビー・キム(アメリカ)で、フロントサイド720→キャブ540→スイッチバックサイド540、キャブ720→フロントサイド900というルーティーンだった。 3位に入った冨田るきは、インディからバックサイド900ウェドル、フロントサイド720インディ、キャブ720インディ、フロントサイド540ウェドルというルーティーンだった。 一方の男子だが、優勝したスコッティ・ジェームスは、スイッチ・マックツイスト・ジャパングラブ→バックサイド・ダブルコーク1260ウェドル→フロントサイド・ダブルコーク1440テール→キャブ900ウェドル→スイッチバックサイド1260ウェドルで、94点を出し優勝を飾った。 2位に入ったグセリは、高さあるダイナミックなエアは天下一品!ラストのヒットでは、フロントサイド1620まで決めてみせた。 3位の平野流佳は1本目こそ失敗ランに終わったものの2本目には、スイッチバックサイド1080→バックサイド・ダブルコーク1260→フロントサイド・ダブルコーク1440→フロントサイド・ダブルコーク1260で90点を出し、表彰台を決めた。W杯でコンスタントに結果を残し続ける力は、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォオリンピック出場へ向けて大きなアピールとなった。 優勝が期待された平野歩夢は、1本目が失敗に終わり後がなくなった2本目で勝負を賭ける展開となった。(※通常のW杯は決勝は3本だが、今大会は2本しか滑れないルールを採用)1ヒット目、フロントサイド・トリプルコーク1440トラックドライバー(※ややインディだけにも見える)2ヒット目、キャブ・ダブルコーク1440ウェドル。ここまで高さとスムースさで抜群の出来!!3ヒット目、フロントサイド・ダブルコーク1260インディ4ヒット目、バックサイド・ダブルコーク1260ウェドルラストワン前まで完璧に決めて逆転優勝の風が漂っていたが…、最後5ヒット目は北京五輪でも放ったフロントサイド・ダブルコーク1440を狙う!しかし着地に嫌われ転倒。嗚呼、残念ながら優勝トロフィーが飛んでいってしまった。 しかし、前大会で優勝した時は、同じルーティーンでラストがフロントサイド・ダブルコーク1080だったことを考えれば、歩夢は現状に満足せずに挑戦した結果、優勝を逃したことになる。そう考えると、おそらく本人の中では、悔しいけど納得の挑戦での失敗だったのではないだろうか。最終目標はミラノ・コルティナで、絶対に地球上で歩夢にしかできないルーティーンを目指している。この先のことを考えれば今回の悔しい結果は通過点になりそうだ。失敗を糧にさらなる上昇する予感が漂う。一般の新聞やスポーツ誌上では、誰が優勝、誰が表彰台、歩夢は10位みたいなことしか語られないかもしれないが、そこにどんなドラマがあったのか。そんなことも伝えていきたいと思わす、ドラマティックな展開のワールドカップ、スイス大会だった。 https://youtu.be/9T-InHVm56s?si=t2cAyyXq8xweWW6R W杯ハーフパイプ3戦目スイス・ラークス大会結果 男子ファイナル1 スコッティ・ジェームス(オーストラリア)2 ヴァレンティノ・グセリ(オーストラリア)3 平野 流佳(日本)5 重野 秀一郎(日本)6 平野 海祝(日本)10 平野 歩夢(日本)11 戸塚 優斗(日本) 女子ファイナル1 小野 光希(日本)2 ビー・キム(アメリカ)3 冨田 るき(日本)7 冨田 せな(日本)

平野歩夢が兄弟で北京オリンピック出場!20人のスノーボード選手が内定を決めた

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平野歩夢が兄弟で北京オリンピック出場!竹内智香が前人未到の6回目の五輪行き決定!冨田せな&るきも夢の姉妹参戦決定!!メダルの期待が高まるハーフパイプとスロープスタイル/ビッグエアは、北京出場枠たっぷり使った男女8人ずつを選出。全日本スキー連盟は、これまでの五輪でも最もメダル数が期待できる20人ものスノーボード選手が内定を発表した! この投稿をInstagramで見る Japan Snowboard Team(@japansnowboardteam)がシェアした投稿 2022...

東京と北京オリンピックを目指す二刀流の平野歩夢がW杯優勝!

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米カリフォルニア州マンモスマウンテンで、スノーボード・ハーフパイプW杯、第2戦の男女決勝が行われた。男子では、東京と北京オリンピックを目指す二刀流の平野歩夢が4年ぶりのW杯優勝!この快挙に世界中のメディアも「Ayumu Hirano wins World Cup」を一斉に報じた。この勝利で北京行きの切符は、確実になったと思われる。2位に今季開幕戦を制した平野流佳が入り、日本勢のワンツー・フィニッシュとなった。昨季世界王者の戸塚優斗は攻めの新ルーティーンを狙うも9位に終わった。女子は冨田るきが初優勝!姉の冨田せなが3位で、姉妹で表彰台に立った。北京オリンピック直前にスノーボードのジャパンチームは、大いな躍進に成功!! この投稿をInstagramで見る ...

男子ハーフパイプ予選で戸塚優斗、平野歩夢、平野海祝、平野琉佳が4人揃って1、2フィニッシュ!

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先ほど行われたW杯マンモス大会の男子ハーフパイプ予選で、とんでもないことが起こった!なんと、ヒート1組で戸塚優斗が1位、平野歩夢が2位、さらにヒート2組では、これまで一度もW杯での表彰台経験がない歩夢の弟の平野海祝が予選1位突破に成功!2位には、W杯開幕戦で優勝した平野琉佳が入った。そして、注目の5度目のオリンピックに挑戦するショーン・ホワイトはヒート2でアメリカ勢のトップとなる3位に入った! ちなみに日本勢の勢いは、そこまでに留まらない!片山來夢がヒート2で5位、穴井一光が6位で予選通過。女子の予選同様に、男子でも日本勢が全員となる6名の選手が決勝へ進み、たった(!?)4名しか行けない北京オリンピックに、いったい誰が行けるのか!?日本チームにとっては、良い意味でとんでもない事態が発生した。 この後、男子ハーフパイプ決勝戦が行われる。同日に予選→決勝というハード・スケジュールだ! 以下、男子成績詳細。https://medias1.fis-ski.com/pdf/2022/SB/6571/2022SB6571RLQ.pdf この投稿をInstagramで見る @japansnowboardhpteamがシェアした投稿 ...

W杯アメリカ大会で平野流佳が優勝!戸塚優斗は3位、歩夢は北京五輪に近づく4位!

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本日、アメリカ、コロラド州カッパーマウンテンで、スノーボード界大注目の一戦!ワールドカップ、ハーフパイプ開幕戦が行われて、日本勢が大活躍!!男子では、平野流佳(19)が優勝を決めた! 平野にとっては、 昨年のカルガリー大会以来のW杯2勝目。来年開催される北京オリンピックに向けて、金メダルを期待させるパフォーマンスを見せてくれた。2位には、スイスの実力者、ヤン・シエラーが入り、3位には日本の絶対的なエース、戸塚優斗(20)。そして、夏冬オリンピックに挑戦する二刀流、平野歩夢(23)は4季ぶりにW杯にカムバックし、五輪派遣基準満たす4位に入った。これで、北京オリンピック出場へ向けて大きな前進を果たした。前五輪覇者のショーン・ホワイト(35)は8位で、アメリカ勢の中で3番目の成績だった。オリンピックの出場権は、各国で4名までで、ショーンとしては是が非でも次戦でも好成績を収めてポイントを上げていきたい。 平野流佳にとっては、確実に1本目を決める作戦だ。 スイッチバックサイド・ダブルコーク1080インディ→バックサイド・ダブルコーク1260インディ→フロントサイド・ダブルコーク1080インディ→キャブ・ダブルコーク1080トラックドライバー→フロントサイド・ダブルコーク1260 https://youtu.be/5k6mRcdmCGc 以上のルーティーンで、1本目のスコアは89.25点に留まった。しかし、平野に立ち向かいそうな国内ライバルたちも成績を伸ばせず、結局のところこの1本目のスコアが、そのまま最高点となり逃げ切り優勝を果たした。平野流佳にとっても、まだまだ良いパフォーマンスを発揮できだろうが、まずは幸先の良い一勝となった。 今大会、予選ではトップ通過の平野歩夢は、最終成績は4位ながらW杯の復帰戦としては手応えを感じたのではないだろうか。オーストラリアの実力者、スコッティ・ジェームスは出場していなかったが、予選1位の成績で充分に世界で戦えるところを証明してくれた。今回優勝した平野流佳、さらに昨シーズンは世界の舞台で圧倒的な強さを見せて来た戸塚優斗、そして復帰した平野歩夢という日本勢男子が、世界の舞台で活躍する。そんな姿がイメージできるW杯ハーフイプ初戦となった。 この投稿をInstagramで見る 平野 流佳(@rukahirano)がシェアした投稿...

戸塚優斗 X GAMES 悲願の初金メダル!平野流佳がデビュー戦で銅メダル

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17歳の頃からX GAMESに参加しスコッティ・ジェームスに甘んじずっと銀メダルだった戸塚優斗が、遂に3度目の挑戦で、悲願の初金メダル!これでトータル3個目のX GAMESメダルとなり、奇しくもビクトリーランも3本目に訪れた。 https://youtu.be/K5c249MHY-0 フロントサイド・ダブルコーク1440→キャブ・ダブルコーク1260→スイッチバックサイド1080→バックサイド・ダブルコーク1260→フロントサイド・ダブルコーク1260 まるで、先日、ラークスで優勝した時のようなパーフェクトラン。違うのは、上下ブラック、ボードのソールもダークカラーだったのが、今回は上下ホワイト、ボードのソールもホワイトなところ。また、あの日は、ゴール際ギリギリでのヒヤッとした最終メイクでガッツポーズが炸裂したが、今回は余裕を持ってのメイクだったところ。2年ほど前には、王者スコッティは頭一つ抜けていたが、今では優斗の方が一歩進んでいる感すらある。油断はできないが、まさに現代の若きパイプ王と言っていいだろう。 銀メダルは、やはりスコッティ・ジェームスだった。勝負を賭けたラストランで、スイッチバックサイド1260→キャブダブルコーク1080→フロントサイド540→バックサイドダブルコーク1260→フロンサイド・ダブルコーク1440ラークスの時には、最後のフロント14が、12だったがさらに上げて来て1440まで回して来た。しかし、それでも戸塚優斗のポイントには届かず銀メダルとなった。これで、戸塚とのライバル対決は、昨年のUS OPENから3敗目を喫することになった。 この投稿をInstagramで見る ...

王者陥落!平野流佳がスコッティー・ジェームス破りW杯初優勝!!

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カナダのカルガリーで行われたワールドカップで、なんとなんと王者スコッティー・ジェームスが陥落する大波乱。破ったのは、日本のエース戸塚優斗でなく、 平野流佳(17歳)!!!FISワールドカップのハーフパイプ最終戦を鮮やかに飾った。 平野は、2本目に92.75という高得点を獲得し、ラスト3本目にはさらにチャージを賭けた!フロントサイド900→バックサイド・ダブルコーク1260→フロントサイド・ダブルコーク1440→キャブ・ダブルコーク1080→キャブ・ダブルコーク1260をクリーンに決めた。このランに、村上コーチもガッツポーズの笑顔で称えた!これで、94.75ポイントを得てさらにスコアアップに成功した。 https://youtu.be/YeBNWfHptbQ その平野の滑りに圧倒されたのか、王者スコッティーは、ラストランを決めれず。結局、2本目のランの92.25ポイントが最高得点となり、2位となった。ちなみに2位を決めた得点でも平野の2本目のポイントさえ上回ることができなかった。スコッティーの2本目のルーティーン内容は、スイッチバックサイド・ダブルコーク1080→キャブ・ダブルコーク1080ミュート→フロントサイド900→バックサイド・ダブルコーク1260→フロントサイド・ダブルコーク1260うまくまとめた印象もあるが、全体に着地をピタっと決めれず流しているジャンプもあり、スコッティー本来のダイナミックさがなかったような印象を受ける。 https://youtu.be/OIrHumkU7h4 今回は、日本のエース戸塚は出場していなかったが、日本の新たなエース候補が台頭し良い意味での国内代表の競争が一層高まった。 しかし、なんと言っても天王山は、今月24日から始まるBURTON US OPEN。そこで、王者スコッティーを破るのは、平野か戸塚か!二人の日本の若い侍に期待せずにはいられない。もう一人、日本人男子で決勝へ進んでいた平野海祝は、10位に終わった。 以下、男子ハーフパイプ結果詳細。http://medias4.fis-ski.com/pdf/2020/SB/7146/2020SB7146RLF.pdf 2020-21 FISワールドカップ男子ハーフパイプ・ランキング1位 スコッティー・ジェームス(オーストラリア)2位 戸塚優斗(日本)3位 平野流佳(日本) 一方、女子の方でも嬉しいニュース!小野光希が2位に入る快挙!!ファーストヒットのフロント9テールグラブがひじょうに高くスムーズで、これからさらに伸びる可能性を感じるライディング。また来季に向かって楽しみな存在が台頭して来た。小野は、今回の優勝で今季ワールドカップ・ランキングでも6位に上昇! https://youtu.be/lFQtM8ABiRM 優勝したのは、中国のパイプ女王、蔡雪桐。 その他、日本女子で決勝に進んだ冨田るきは7位、松本遥奈は8位だった。 以下、女子ハーフパイプ結果詳細。 http://medias3.fis-ski.com/pdf/2020/SB/7145/2020SB7145RLF.pdf 2020-21 FISワールドカップ女子ハーフパイプ・ランキング1位 蔡雪桐 (中国)2位 劉佳宇 (中国)3位 ケラルト・カステリェト (スペイン)