【ハウツー・コラム】レギュラー先生に聞くスイッチ上達法

広告 five  

 

スイッチでうまく滑れるといいよね!
スイッチができることで、フリースタイルのトリックの幅が広がるし、スノーボードの世界がさらに明るくなる。
スイッチができればスノーボーダーに必要なバランス強化にもつながるし、筋力の使い方も均等になって来るだろうから人間の骨格上にも良いだろう。
バランス力がアップすることで、通常のライディングも向上するものだ。

だけど、多くのスノーボーダーが手こずるスイッチ。
じゃあ、そのコツは?ということで、今回のコラムをお届けしよう!
スイッチでなんとか滑れるようになって来る。
苦手なスイッチの直滑降もある程度できるようになって来た。
大回りから中回りのターン、さらに緩斜面から中斜面でのスイッチ・ライディングもできるようになった。
だけど、急斜面に行ったり、ショートターンのスイッチとなると手こずることがある。
そんな時、ぜひオススメしたいのが、レギュラー先生に聞くことだ。

広告


(実際にスイッチで滑りながら、イメージの中で自身のレギュラー先生に聞いてみる。)

その先生とは?

あなたです!
そう、今これを読んでくれているあなた自身に聞いてみる。
レギュラーならショートターンができるのに、なぜスイッチになるとできないのか?聞いてみよう。

実際に改めてレギューラーのショートをやってみる。
今度はスイッチでやってみる。だけど、うまくいかない。
レギューラー先生に聞いてみる。レギュラーでショートターンをやりながら。

「前足から踏んで操作している?」
「両足均等に踏み込んでいるのか?」
「テールを振る感覚か?」

そんなレギュラーとスイッチを交差しながら滑っていると、ヒントが見つかって来る。
意識すべきことが思い出せれる。
最初はスイッチ・ライディングがうまくいかなくても、かつてレギュラーで辿ったように練習を繰り返す。

再び、レギュラー先生のイメージと捉える。
考えるよりも、レギュラー先生のイメージをそのままスイッチに置き換える方が早いこともあるからだ。

そんな要領で、レギュラー先生になんでも聞くことができるんだ。
例えば、スイッチからのアプローチ・ジャンプにしても!

スイッチが苦手だなあ、という方、ぜひ自身であるレギュラー先生に聞いてみてください。
素晴らしいヒントが見つかるかもよ!

 


飯田フサキ プロフィール
東京都出身、現在カナダ・ウィスラー在住。
スノーボード歴30シーズン。そのほとんどの期間、雑誌、ビデオ等スノーボード・メディアでのハウツーのリリースに捧げている。
90年代を代表するスノーボード専門誌SNOWing誌では、「ハウツー天使」というハウツー・コラム執筆。季刊誌という状況で100回以上連載という金字塔を立てる。またSnowBoarder誌初期の頃から様々なハウツー・コーナーを担当し、その中でも一般読者にアドバイスを贈る「ドクタービーバー」は大人気に!その他、自身でディレクションし出演もしたハウツービデオ&ハウツー本は大ヒット。90年代のスノーボード・ブームを支えた。
現在も日本最大規模のスノーボード・クラブ、DMK Snowboard Clubの責任者として活動し、シーズン中に一回は日本へ帰国しコーチングも行っている。
普段は、カナダのウィスラーのインストラクターとして活動し、今なお世界中の多くの人にスノーボードの楽しさを伝え続けている。

 

広告