
ウィスラー・ブラッコムの2024-25シーズンは、5月19日をもって終了した。最終的な積雪量は962cm(約31.6フィート)で、これは平年より約2メートル少ない水準であり、3年連続で平均以下の降雪量となった。
興味深いのは、今シーズンの降雪分布である。特に注目すべきは3月の積雪が295cmに達した点で、これは2年連続で3月に大量の雪が降ったことを意味する。
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通常、ウィスラーでは1月が最も降雪の多い月とされてきた。実際、Nick’s Ski Resort Guidebookが公開している統計でも、過去の多くのシーズンにおいて1月が最大の積雪を記録している。しかし、今季は1月の雪が伸び悩み、代わりに3月に集中して雪が降った。
この傾向は偶然ではなく、近年の気候傾向や降雪パターンの変化を反映している可能性がある。少なくとも、ここ数年のウィスラーにおいては「ベストパウダーの月」は必ずしも1月や2月とは限らず、3月に狙いを定める選択も十分に理にかなっている。
特にパウダーを狙いたいスノーボーダーにとって、旅行計画を見直す価値があるだろう。
参考リンク
Nick’s Ski Resort Guidebook – WHISTLER BLACKCOMB
https://www.facebook.com/nickskiresortguidebook/posts/pfbid02xAgshZbsavZxvTtFFfQHcwThkZx4Erx58dLBwSByYvkwfttXym5YeG1Fw2eE82Vjl

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