トースタインのワックス方法全然アリ!低い温度ワックスはアベレージで安定

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先日紹介したトースタイン・ホグモの動画で、「春でも低い温度設定のワックスを使用する。」
という興味深い話が出ていたが、本当にそれが正しいのか? 早速、専門家に聞いてみたので、そのアンサーを紹介します。
マツモトワックスの創始者、松本年一さんにお聞きしました。

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トースタインのワックス方法は、全然アリです!
むしろ、雪の状態に関わらずアベレージで安定した滑りが出来ると思うよ!

まさにオールシーズン、ANT BBだけで滑るのと同じ理屈です!

(アンチBBは、ベースワックスとしても活用でき、なおかつどんな時でも滑る究極のオールラウンダー。)

春に硬いワックスを使うのは→1日の雪の変化に広く対応できるから。
●早朝の気温が低い時の硬いザラメ雪~気温が上がった昼間のシャーベット雪まで、雪の硬さが著しく変わる中でも、安定した滑りが出来るからです。

またグラファイトを入れることで、帯電防止効果により、汚れを付着しにくくすることができます。

マツモトワックスでは、特に汚れの目立つ春雪用のワックスに、二硫化タングステンという添加材を配合してます。

※二硫化タングステンは、グラファイトよりも更に
●帯電防止効果
●潤滑性が良く滑走性も高い
●持続性も高い
と言う結果があります。

(BLACKLINEは、二流硫化タングステン入りで、黄砂が舞う春雪で大活躍!)

補足すると
春雪でワックスを選ぶ場合

硬いワックスと軟らかいワックスのどちらが良いか!?
※どちらもフッ素配合を前提にして

●初速性は、軟かい方が良い。つまり滑り出しからのスピード感が良い。
●持続性は、硬い方が当然良い。
●汚れも、硬い方が付きにくい。

こんな違いがあります。

例えば
●スピードが必要なレースシーンでは
軟らかいワックスを使う!

●レースではなくフリーランで、長い距離を滑る時には、硬めのワックス。

どちらが良い悪いではなく、使用目的によって使い分けるのがオススメ!

 

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