2012年 ステッカーの貼り方実例集

広告 five  

 

5年ぶりに復活!
dmkが贈る2012年度(注:2011年度含む)版ステッカーの貼り方実例集。

誰もが悩むステッカーの貼り方。
ボードを買えば、誰でも自由にステッカーでデザインをいじれることから、そのセンスでボード・デザインが見違えてカッコ良くなったり、逆に失敗して気に入らないデザインになったりする。
ステッカーはボードの元からあったグラフィック以上にそのデザインを左右してしまうこともしばしばだ。
そこでプロ・スノーボーダーたちのステッカーの貼り方に注目!
プロならではのセンスや技に注目するぞ。

この夏、Camp Of Championsで撮影した最新モノから、昨年から今年DMKニュースでアップしたものまで一挙にご紹介しよう。

広告

 

ディロン・オジョ Dillon Ojo

最近、コア関係者にやたらと評価が高い、Brother Factory。
そのクルー員の一人、ディロンは黒人でドレッドヘアーで、なかなかインパクトある存在だ。
COCでもやたらにハイクしてやたらに滑っているので、ずいぶんと目立っていた。きっとこの夏も、ハンパなくフッテージを残した模様。
まだ若そうなので、今後、楽しみなライダー。きっとメジャーになるんじゃない!

ThirtyTwo(32)ステッカーを上下にドカン、ドカンとバズーカー砲のごとく貼って。
さらに機関銃のごとく、バイン含めた空いたスペースに小さめのサイズを貼っていく。
それがうまく決まってしまうのだから、若手ライダーたちの才能には、恐れ言ってしまう。

最近、巷で流行が始まったクラブ・グラブをボード中央サイドに貼って、90年代ボード青春時代を過ごしたオッサンにはアストロデッキのように輝いて見えるね。

全体風貌からして、いかにもイケてるライダーに見える。
まさに攻めのファッションから己を鼓舞し、それをうまくライディングにも活かしているようだ。

編集部あっぱれ度 ★★★★★

 

小川凌稀 Ryoki Ogawa

スタイルが良いライディングなので、よく外人ライダーに声掛けられるスタイルマスター。
画を残すことに貪欲で、無尽蔵な体力ぶりでハイクアップする姿は、世界トップ・ライダーの共通点だ。
スロープスタイル五輪種目になったので、オリンピック出場も夢ではないが、来るべきシーズンは、カナダを拠点にアメリカ・トリップし、自身で行うウェブ・コンテンツをリリースしていく模様。
その動画は、世界で発信されるようで、楽しみだ。

ティーンネイジャーだけに、明るく元気な貼り方。
ボードのグラフィックも派手だが、ステッカーもその勢いに押されていない。
Westbeachが帯状にドカンと貼ってあるのが、カッコいい!

最近、流行が始まっているクラブ・グラブのパットが、ボードの下部に貼ってあるオシャレさんぶりも発揮!
ちなみにこのパットは、グラブしやすいように作られたものだが、リョウキのようにファッション面から付けているライダーが多いようだ。

編集部あっぱれ度 ★★★★

 

セバスチャン・トータント Sebastien Toutant

五輪スロープスタイル種目で、最も金メダルに近いと言われる男。
実力はもちろん圧倒的だが、その人柄も素晴らしい!
ジュニア時代から大人のプロ戦に参加し活躍を続けて来たライダーで、世界のパパ&ママ・スノーボーダーがお手本にしたい英才教育ぶりで、成長して来た。
イケメンで性格が明るく華やかなことから、逆境に弱いエリートタイプに見えるかもしれないが、むしろその逆でピンチな場面ほどもの凄いライディングし、これまでビッグ大会を制して来た。
練習の虫だけに、また新たなトリックを見せて、スノボ・トリックのヒストリーを更新しそうだ。

ホワイトなボードにレッドとブラックのステッカーをきれいに貼っている。
右斜めに流れた統一感ある貼り方は、ステッカー貼り方技の基本の1つ。みんなもぜひ参考にしてほしい。

だけど、このヒザまで長いフーディは、ちょっとフリースタイル・スキーヤーっぽくってヤボったく見えてしまう。
ヒーロー・ライダーだけに、そのへんが残念かな。

編集部あっぱれ度 ★★★★

 

佐藤夏生 Natsuki Sato

現在、日本を代表するスロープスタイルのライダーと言っていいのではないだろうか。
国内はおろか、カナダのプロ戦でも敵なしという無敵ぶりで、プラス英語が堪能で国際的だ。
日本を代表する五輪選手にもなれるし、そのコミュニケーションの高さから海外で活躍するライダーにもなれる。
カナダの高校を卒業し、いよいよスノーボード驀進モードが始まる。
この冬、大注目のガールズ・ライダーだ。


http://ameblo.jp/natsuking326/

活動的なボーイッシュな感じの夏生だけど、このファッションはとてもキュートだ。
ゴーグルから出ている髪が、そのキュート感を演出。
シャツのサイズも大き過ぎずにいい。
キャッピーにド派手に攻める現在の日本のガールズ・シーンにおいて、このような落ち着きあり、なおかつキュートぶりは好感が持てる。

ステッカーの貼り方も、統一感あり、バランスありで、とても良い!

編集部あっぱれ度 ★★★★

ルーブ・ゴールドバーグ Rube Goldberg

まだ新人時代、アラン・クラークが行なっていたスーパーパイプ・キャンプで、そのぶっ飛びとスタイリッシュさでdmkに見出されたライダー。
今では、カナダで有名なライダーだが、どこよりも早く日本で知られるようになった存在だ。
もう余裕で30オーバーになり、アラフォーも目前のハズだが、ヒップで誰よりも飛ぶ姿は、多くのカナディアン・ライダーからリスペクトされている。
タバコや酒は全開で、体調管理はまった行われていないが、今でも誰よりもフリーランすることで、毎年さらにパワーアップしている。
このまま成長を続ければ、レジェンドと呼ばれる日は近いかも!?

カモ柄のパンツに、ブラック基調なビラボーンのフーディ。オデコにドラゴンのゴーグル、そしてサングラス。
とてもクールな着こなしだ。

ステッカーのカラーリングは、イエロー、ホワイトとシンプル。
ブラックのボードにとても綺麗に映えていて、いい!
ステッカーのサイズは、大きい、中くらい、ロゴものなど、バランスの良い編成。
トップとテールの貼り方バランスも良いし、大人のステッカーの貼り方として、参考になる。

編集部あっぱれ度 ★★★★★


高橋 龍正 Ryusei Takahashi

元々は、橋本ミッチャンのKIRARA CAMPに参加していて、その時すでにスーパーキッズの名を馳せる。
そんなリュウセイも今では、18歳。まだ若いが、スノーボードのプロとしては、ここ1、2年勝負の時が来た!

ジャンプからジブ、フリーランなどオールランドにこなすことができ、スタイル抜群にこなす特徴を持つ。グローバルに活躍できる可能性を持ったライダー。彼の活躍が楽しみだ。

Sponsoros:
Forum Snowboards, Special Blend, VonZipper, Landing Headwear

 

ステッカーの貼り方は、大きめのものをドカンドカンと貼り、まさにライダー感を漂わせる。
18歳とは思えない大人の着こなしで、シックなカラーリングのウエアはカッコいいね!

着こなしポイントは、フェイスマスクの上のフーディ。
さこにゴーグルでなく、サングラスというのがリュウセイ流だ。

編集部あっぱれ度 ★★★★
ケビン・サンサローン Kevin Sansalone

カナダを代表するレジェンド・スノーボーダーの一人。
1990年代から活動しているライダーだが、99年のX-Gamesにおけるスイッチバックサイド・ロデオで当時のスーパースターであるピーター・ラインを破り、一気にブレイク!その後は、バンクーバーに本拠を持つOptionの看板ライダーとなり、ケビンのシグネチャー・モデルは当時、大人気となった。

現在は、Sandboxのボスとして知られて、ビデオ撮影に、またオシャレなヘルメットをリリースしている。

ケビンのレジェンドぶりをもっと知りたい人は、以下の動画をチェックしよう!
http://bcove.me/u2302n3d

 

大人の着こなし。
上はカモのウエアで全体的におなしめにまとめている。

ステッカーの貼り方は、上部に目立つようにホワイトのSandboxステッカーが、ドカーン。
下部分には、現在使用しているスイッチバインと、7-9-13ベルトのステッカーが、そしてSandboxの全身となっているシーモアキッズのステッカーも貼ってある。

貼るところに貼って、貼らないところを決めてそこには一切貼らない。
このメリハリな貼り方、参考にしたいね!

編集部あっぱれ度 ★★★★
粕川 結加 Yuka KASUKAWA

DEATH LABELの秘密兵器。
カナダの武者修行を得て、間もなく凱旋帰国。ウィスラーのローカル大会では2位という勲章も得た。
日本に帰ったら、大会で暴れる目論見だ。果たして、その成果はいかに!?今、その真価が問われる。

Sponsors: DEATH LABEL, Active Sports Zone Family

ファッションはオシャレなWestbeachウエアでまとめて、ヘルメットはお気に入りのSandobox。両カナダ・ブランドが、dmkの匂いを漂わせてくれる。
おまけに、ボードのトップ部分には、dmkステッカーも付けてくれて、ありがとう!

ステッカーの貼り方は、ボードのデザインをうまく利用してマッチングさせているので、いったいどれがステッカーで、どれが元のデザインかわからないほど。ファンキーな貼り方は、滑り同様に元気な印象を与えてくれる。

編集部あっぱれ度 ★★★★

 

石川 敦士 Atsushi Ishikawa

国内の大人気フィルム・クルー、SCLOVERを代表するライダー。Quicksilber、そしてFlowのインターナショナル・ライダーとして、グローバルに活動する。33歳にして、未だ最前線で活躍する姿は、リスペクトだ。

ジブもこなすし、フリーランもうまいが、特にジャンプは安定感抜群でスタイルが出ている。

来季は、アメリカでFlowのインターナショナル・クルーとも動くようだ。

石川 敦士 ブログ
http://www.sclover3.com/atsushiblog.php

雪上で着るなら、これくらい大きめのフーディを着たい、と思う、お手本の着こなしっぷり。
ベルトの垂れ具合もカッコいいね。

ステッカーは、全体的に大きめのものをドカンカンと貼ってあり、トップからテールまでバランスよく広がっている。
スポンサーが多く、またお世話になっている宿のステッカーなどもあり、人望が厚いアツシならではの貼り方。
全体的にレッドが多いのは、もしかしてレッドがラッキー・カラーなのかも!?

編集部あっぱれ度 ★★★★

 

藤田 一茂 Kazushige Fujita

日本スノーボード界の第3世代の中でも、期待されるライダーの一人。ぜひ、日本のスノーボード・シーンを牽引してほしい担い手だ。
ビッグ・エアーやスロープスタイルなどコンペティション・シーンで強さを発揮し、また個性的なエアー・トリックが魅力的だ。

これまでシゲの映像は、Hywodで見れたが、これからもStonpでも見れるということで、楽しみ!

藤田 一茂 ブログ
http://sbn.japaho.com/sbn/blog/kazushige/

普段着と言ってもいいくらいの着こなしで、カッコいい。

ステッカーの貼り方も自然体という感じで、パっと見たところ、ボードのグラフィックにしか見えない。
しかし、よく見ると、Stonp、Unionのステッカーが貼ってある。どこに貼ってあるのか、わかるかな?

編集部あっぱれ度 ★★★★

 

シモン・チェンバレン Simon Chamberlain

もはや説明無用の超人気スター・ライダー。日本では未だにメインストリームというイメージが強いけど、カナダではレジェンド化した感じもあり。多くの若手ライダーが台頭する中、ゴッド的な印象も出ている。

dmkではシモンが17歳の時から応援して来ただけに、まさに思い入れも強い。現在シモンは26歳で、まだまだ活躍が期待される。

シモン・チェンバレン ブログ
http://simon-sayz.tumblr.com/

この夏のシモンは、フーディなしのクルーネック(トレーナー)を愛用。シモンって、ともかく一度気にいると、そればっかり着るという傾向があるんだ。ちゃんと洗っているのかな(?)、というくら毎日着ている。
このNomisのクルーネックは、ポケットの作りがフーディっぽくってオシャレ。日本では、まだまだフーディ大人気だけど、カナダではこのクルーネック・タイプがだいぶ来ているよ。

ステッカーの貼り方は、意外に(?)マメで、端の方はすぐに剥がれないように、ちゃんと内側にカットしている。(注:ステッカーを縁まで貼ってしまうと、すぐに剥がれてしまう。)
しかも下部のSTEPCHILDのステッカーは、一字一字、マメにカットして貼ってある。
一見雑に貼ってる感じもするけど、全体的にうまく貼れてありカッコいい!

編集部あっぱれ度 ★★★★


ジョー・セクストン Joe Sexton

今では、Stepchild Snowboardsのプロ・ライダー、そして昨季リリースしたPeopleのCheersでは、トリを務めるほどの実力者。そのアグレッシブにストレート・ジビングをする姿勢は、世界のライダーたちに指示されている。
性格は、シャイで、人見知りをすることも多いけど、絆を深めたライダーにはとことん付き合う律義なところもある。
JP、シモンの弟分という感じで、ともかくこの3人は仲がいい。まるで本当の兄弟みたい。

ファッションは、まさにストリート!
ジョーのウエア関係のスポンサーは、いつも泣いてます(笑)。普段着を着るな!って。
まあ、そんなことも含めてジョーを支持しているのだろう。

ステッカーチューンは、ジョーの感性でドカンドカンと適当に貼っているんだけど、うまくボードのグラフィックを重なってカッコいいね。
おもしろいのは、真ん中のフィッシュ。ジョーのフィッシングへの思いが伝わる。ジョーは、あえてこのステッカーがお気に入り!と指を差していた。
「このフィッシュ、まるで昔のジェフ・ブラッシーのボード・グラフィックのようだね。」と言ったら、ジョーは、チンプンカンプンでした。まあ、ジョーが生まれたほどの年にリリースされたからわからないか。

編集部あっぱれ度 ★★★★★

井上 智秀 Tomohide Inoue

dmkで応援し続けているライダー、トモ。
昨季は、悲願のハート・フィルムのパートをゲット!しかし、そのクオリティは満足できるものではなかった。しかし、今季はさらなる成長を見せ、良い映像を残せた模様。ハートを指揮するケイジからも「トモは成長した。」というコメントを残している。
崇拝する布施忠のように、バックカントリーでスノーボードの魅力を伝えることを目標にしている。

井上 智秀 ブログ
http://blog.livedoor.jp/none0930/

クオリティの高いウエストビーチのウエアが、いかにも山男という感じ。特に顔を包み込むフェイスマスクが、バックカントリー系ライダーという雰囲気を出している。
落ち着いたカラーリングは、大人の方でも着こなせるファッションだ。

ステッカーの貼り方は、中央のボードのデザインを活かすため、中央には貼らずにボード上下に集中して貼っている。
ほとんどのステッカーは、横に統一されていて、上のdmkステッカーと下のランディングのロゴだけを斜めに貼ってアクセント。
全体的にパステルカラーが多く、ハッピーな気分になれそうな貼り方だ。

編集部あっぱれ度 ★★★★

アンドリュー・ジーバス Andrew Geeves

バックカントリーからストリートまで幅広い世界で活躍をするカナダ出身のライダー、アンドリュー・ジーバス。
スポンサーは、DC。そしてVivo Headwearではシグネチャー・モデルまで出している。
以前は、Sandbox作品のエース格であったが、最近はDCのムービー、それと古き良きカナディアン魂を引き継ぐDOPEムービーで活躍中。
元々ストリートはめっぽう強いが、やはりカナダ西海岸という土地柄のせいか、最近はバックカントリーに夢中だ。

明細のパンツにダボっと大きめの単色ブルー・ジャケットを着こなし、カッコいいね。
そしてビーニーは、最近、人気が出ている折りがあるタイプのもの。素材の良いVivo Headwearだ。

ステッカーは、シンプルにブラックとホワイトだけを集めて貼っている。
ボードのトップ部分は、右やや上げに統一。
テール部分は、垂直に統一している。

DC、Vivo、Nixon、Erectric、Air Holeなんて、なんだかカッコ良いイメージのブランドばかりが並んでいる。

編集部あっぱれ度 ★★★★

 

ステッカー&ファッション関連コンテンツ

2007年 ステッカーの貼り方実例集
http://www.dmksnowboard.com/special/717

ウィスラーっ子100人
http://www.dmksnowboard.com/special/6986

 

 

教えて!春のスノボ・ファッション
http://www.dmksnowboard.com/special/5429

ウィスラー「春」ファッション着こなし48例
http://www.dmksnowboard.com/special/7361

 

 

 

 

 

 

 

広告