おばばスノーボーダーのちゃれんじ記

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dmkのメルマガで大好評のおばばスノーボーダー体験記。あまりにも評判がいいので、今までリリースした体験記に2つ体験記を加筆して、特集としてお届けすることになりました。 「えっ、まだ読んだことがないですか?」 これは、つまりあるおばさんスノーボーダーがスノーボードと出会い、ハマり、そして血と汗が滲み出るようなチャレンジを続けた実話物語。この体験記を読んだ人は、きっと大笑いの後、チャレンジ魂の炎を点火するに違いありません。


Part.1
おばばボーダー「はじめまして!」

すべてはこのメールから始まったのだった。唐突にメールがやって来て・・・

はじめまして、フサキさん。
私はちかやんといいます。46才と2ヶ月のおばばボーダーです。
ちゃれんじの東野圭吾に対抗し、いやいやのネーミングです。
(おばばじゃないわい!)
しかし東野圭吾はまだまだだな!私を知ったらびっくらこくぞ~。って、
この話はまたゆっくりと・・・。

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私がスノーボードを始めたのは1999年、スキーもしたことのない私が主人と始め、ついには私の人生を支配するまでとなっちまいました。
去年の8月にはゲレンデに1分でも近いところをと、ここ岐阜県に引っ越しをしてしまい、お陰様で?私の仕事場への通勤時間は、峠越え三つの片道2時間、往復4時間となり、しっかりみんなの笑い者になっております。

フサキさんのことは主人から知りました。ボードを始めた頃から私にはナイショで、フサキさんのハウツーを参考にしていたらしく・・・。
後になって気付いたのだけれど、ゲレンデで私に講釈をたんたんとしゃべりやがるその内容は、まさにフサキさんのハウツーだったわけで・・・。
それでも知らずにしばらくは「何て主人はいろいろなことを知っているんだろう!」と感心してしまっていたわけで・・・。まあ、でもその時は納得できたんで許そう!

よくわからないですが、主人はフサキさんに何度もメールを送っていませんか?
去年?その前の年?だったか、フサキさんからお手紙とステッカーが何枚も入っている封書が届いていましたよ。dmkのステッカーも家に6枚ぐらいあります。なんで?
ちなみにフサキさんから頂いたステッカーは、私がいくら「くれ~!」と言っても無視されます。
主人はそれを大事に袋に入れて、秘密の箱にしまってある様子。
使わにゃあダメだっちゅうじゃん!ねえ?フサキさん。

それでもdmkのステッカーは一枚奪い取り、持っている板の一枚に張っているのですが、先シーズンその板で滑っていたら、突然知らない若い兄ちゃん達が近づいてきて、「おいおいナンパか~、お茶はダメだぞ、ゴーグル外して日焼け除けのバンダナ外しちまったら正体がばれちまうぜ!!」なんて、一人で一瞬のうちに小劇場の最後まで演じきっちゃったその瞬間、そのお兄ちゃんの一人が私の板を
のぞき込んで一言。
「dmkに入っているんすか~?」とこきやがった。
「はあああ~?」「dmk?」おいおい、君たち若者よ!私に近づいてきたのはこの青いステッカーのせいかい!しかもこのステッカー、スミは剥がれかけているし、第一そんなに遠くから何でこのステッカーめがけてすっ飛んでこれるんじゃい!
わたしゃーそっちの方が不思議だわ。 フサキさんていったい何もんでっか~?

Part.2
おばばボーダーの骨折事件簿

おばばボーダーから2通目の体験記メールはなんと、衝撃の骨折体験談・・・

フサキさんこんにちわ。
こちらはすっかり秋らしくなって、家の前の田んぼは昨日稲刈りをしていましたよ。
待ち遠しいシーズンも、もうすぐそこまで来ています。

主人は3連休だったので、スノーボードのビデオを観まくっていました。
そしてその合間に、夏の間はオフトレ用のマウンテンバイクの待機所として占領していた部屋を、スノーボード部屋に戻し、我が家は一気にスノーボードモードに切り替わりました。
早速主人は4枚の板のワックスがけです。この作業はシーズンが終わるまで、ほぼ毎週になります。
もちろんおばばボーダーも自分の板は、自分でホットワックスをかけかわいがってやります。
ジロー(会田二郎)さんや成田童夢くんの板もチューンナップしている某チューンナップショップ店主さんに、ワックスのかけ方を教えてもらい、滑る楽しさ以外の楽しさも覚えたんですよ。
奥が深そうでこれからが楽しみです。

今日はたくさんある私のスノーボード劇の中から、今年3月の骨折編をお届けします。
先シーズンはラッキーなことに、プロのスノーボーダーの方と何度も滑る機会があり、そのお陰で新しいことへもどんどんチャレンジすることができました。
そこで知り合った仲間たちと、今年3月おばばボーダーにまた新たなチャレンジが・・・。
それはツリーランです。

その日、「今日はパウダーだし、裏山でツリーランをしよう!」
ってことになっちゃって・・・。
私以外はみんなメチャうまい人たちで、私の他には男5人の計6人。
こうゆう時何かあると、真っ先におばばボーダーは置いていかれるんだよね、間違いなく。
なんて思いながら、連れて行かれた先を見てひっくり返ってしまいました。
「なんじゃ、こりゃ~!?」「ここ、ここを滑るんかい?」
ありえん。私にここを行け!ってか?
フサキ・ハウツーにツリーラン攻略法ってあったっけー?思い出せん!
おばばボーダーはさすがにビビった。
「恐い」って神経は小学6年の時に奥歯の神経といっしょに抜いたはずなのに・・・。
おかしいー!あのヤブ医者めー、まだ残っとるじゃんかぁ!だって、恐いもん!

「恐いよ~!!!」って私が叫どるのに、誰も聞いちゃあいない。
こんな時、いっしょに滑るのが私じゃなく若いお姉ちゃんだったら、
「どうしたの?大丈夫だよ、僕たちがいるから。」
なんちゃって、あいつらは言っているに違いない。
若者よ、そんなことじゃあカッコイイ大人にゃあなれんぞ!
そんなこと思っとたら・・・。おい、おい。
あれ?みんなもうバイン締めとる?
あれ?もう行っちゃう?
あれ?もしかして私だけ?
「お~~~い!」いくら叫んでも誰一人振り向きゃあしない。思った通りだ!

そしてちかやんは遂に決心した。
「よし、ここは一つ東野圭吾をギャフンと言わしたるかー!」って。
ほんと、毎度ながら決心するその理由が本人もワケわからん。

右へ左へ除けても枝はバシバシ顔に当たるわ、当たった枝が腹で折れるわで、もう大変。
その様子といったら滑るって言うよりも、私は木の間伐しとる?って思えるぐらい。
こりゃあ、自然に申しわけない。「ごめんなさい。」と心から謝りました。

それでもちょいとコツをつかんで、少しスピードも乗ってきていい調子になってきた。
よ~し、「浪人1」のビデオでマユミちゃんも言っとったじゃん!
こうゆう時は木を見ちゃいかんて。
木を見ずに、今から進む方向を見るんだ!って・・・。
でもね、フサキさん。わかっとるだよ、頭ではわかっとるだけどね~。
見ちゃったのよ。間違いなく見ちゃったのよ、しかもしっかりと。
そしてその瞬間、「ワァオー!」ちかやん撃沈。
左足腓骨骨折で全治2ヶ月。おばばボーダーのシーズンもこれでおしまいかぁ。

なっ、わけないじゃん!翌月4月の終わりには折れたまま滑っておりました。
ここまでくるとアホ以外の何者でもないおばばボーダーは、バッチテストも受けて合格しちゃいました。
おばばボーダーに『悔いなし!』
でも思った・・・。

決して無理はいかん。
己の実力を知れ。
おだてに乗るな、断る強い意志を持て。
前向きな気持ちも必要だが、その前に体力が必要だ。
そして、神経はきれいに抜いてもらえ。

Part.3
おばばボーダーのバッジテストちゃれんじ体験記

全国の検定ファンに捧げる(?)おばばボーダーの検定極意とは?

私がJSBAバッジテストにチャレンジしたのは3年前。
その頃いっしょによく滑っていた友達が「ちかやん、うちら3級ぐらいなら受かるんじゃない?」
と言ったその一言がきっかけでした。
その頃の私の滑りといったら、やっと何とか形になってきたかー?っていう程度。
主人にその事を話すと「ちかやん、そんなに甘くないと思うよ!」
そうさ、その通りさ!ちみの言うとおりだよ!
でも、なんちゅうか、わかっとることをちみに言われるとだねぇ、やたらと燃えてくるわけさ。
てな訳で、友達の根拠のないその一言と、私のどうしようもない性格のお陰(?)で
とにもかくにも、おばばボーダーのバッジテストへのチャレンジは始まってしまった。

初の3級検定チャレンジの日。言い出しっぺの友達ももちろんいっしょだ。
二人とも余裕で望んだその結果はと言うと・・・。
それはそれは手の付けようのない有様だった。
友達はと言うと、「ダメだったねちかやん、私はもう諦めるわ!」何て、サラッと言ってのける。
「え?~!!あんたが言い出したことでしょー!?」
ちなみに彼女はスノーボードからはサッサと足を洗い、代わりに夜な夜な釣り船に乗って海へと出掛ける日々へと変わっていった。
時々「ちかや~ん、大物が釣れたよー!」なんて、どでかい魚との2ショット写メールなんかを船上から送ってくる。
私からすると「この変わりようと言ったらなんざんしょ?」って思うのだが、
彼女に言わせると、夜中に家を出て朝方釣り出すというスタイルは、スノーボードと何ら変わりがないらしい。

そして、この日から私のバッジテストへの執念とも言うべき恐ろしい日々が始まったのでした。
それは重ねて、バッジテストウイルスという病魔に襲われる病の始まりであり、周りが何一つ見えなくなってしまうという恐ろしい病であった。
バッジテストのためにスクールに入り、バッジテストのためだけに滑る。
そう、おばばボーダーは完全におかしくなっていった。
でも、そんな自分の異変に気付く筈もなく、主人の忠告を聞くこともせず、ただひたすら練習した。

そして2回目のチャレンジの時がきた。
スクールの先生にはお墨付きももらい、自分でも自信があった。
なのに、なのにだよ・・・。
一体私の体の中で何が起こっちゃったわけ?
体ガタガタ手はブルブル、おまけに歯までガチガチ鳴り出した。
何も見えないし聞こえない。どこをどうやって滑ったかなんて覚えちゃあおらん。
おそらくすごくヘンテコリンな格好で滑っていたに違いない。
そう、私には『緊張する!』という大きな欠点があったのだ。
結果はお伝えするまでもなく・・・。
そしておばばボーダーは奈落の底へと落ちていった。

ある時主人がこう言った。
「ちかやんは今楽しい?ちかやん、もうずっと笑ってないじゃん!スノーボードは楽しく滑らにゃー。」
ガ~ン!!脳天空手チョップを喰らった。
「あぁぁぁ~」そうじゃん!そうだよ。
ちょいとばかり遠回りはしたけど、やっとおばばボーダーは目を覚まし、バッジテストは一時中断。
そのあとの楽しかったことといったらあーりゃしない。

翌年、3度目のチャレンジで見事?合格。
そして先シーズン、2級、1級と一気に取る予定が3月の骨折で願い叶わず。
と思ったら、ゲレンデホームページに『バッジテスト追加決定』とあーるじゃあーりませんかぁ!
その後のことは前回書いたとおりで、おばばボーダーは2級合格を果たしたのでした。

さあ、今シーズンも1級目指して頑張るぞー!
そう、おばばボーダーは懲りないのよ・・・。ワッハッハ~!!
でも思った・・・。失敗を繰り返すことで見えてくるものがある。

目標に振り回されるな。焦らず慌てずどっしりと構えよう。
壁にぶち当たったら、急がば回れ。少しだけスノーボードを忘れてみよう。
とにかく笑う!ポコじゃんで遊んじゃえ。
自分の姿をビデオで撮ってみよう。わからなかったことがはっきりするよ。
そしてちかやんのバッジテスト緊張攻略法。
『何が何でも一番手に滑るべし!』これ試してみりん!意外と効果あるから。

Part.4
おばばボーダーのホットワックスちゃれんじ体験記

ワックスの楽しさを知ったおばばボーダーからのホットなメッセージ

ゲレンデ以外でもおばばボーダーがチャレンジしていることがある。
そいつはホットワックスだよ。
おばばボーダーも初めから自分でやっていたわけじゃないだよ。
おばばのように楽しくフリーランするだけなら、大手スポーツショップの安いチューンナップで充分だと思っていたし、
実際私の分まで主人がかけていてくれていたので、あんまり興味も沸かなくて・・・

でも、昨シーズン前に某チューンナップショップさんにお世話になってから、おばばボーダーは目覚めちゃったのよ。
こんなにおもしろいことを私は今まで知らなかったんだ!って。
なんちゅう奥が深いだん!?
柔らかいものから硬いものまであるワックスの意味。
ソールを焦がさないアイロンのかけ方。
スクレーパーの目立ての重要性。
ブラシの種類とかけ方。何もかもが目からウロコだよ。

店主さんの熱い語りにどんどん吸い込まれちゃって、気が付けば帰りにチューンナップ台を買っていた。
今まで主人はワックスをかけるのに、電話帳を重ねて両端に置き、その上に板を乗せてかけていた。
その次は100円ショップで風呂で使う椅子を2個買ってきて、コルクを貼り付けて滑り止めにして、その上に板を乗せてかけていた。
狭い部屋と低い体勢で腰も痛いのに、その根性には頭が下がるよ。
なのに、なのに~、っと。おばばボーダーは即決だ!さっさと買っちまった。

そんなんで我が家では、今年も9月からワックスがけが始まっている。
ちなみにもうイエローは終わり、今はレッドの10回目を入れとる。

主人は帰ってくると、私のかけたワックスチェックをする。
「ちかやん、これワックス少な過ぎー。アイロンがテールのところで止まっとるよね。頭使わんと何百回やったって同じだよ」
そうこきやがった!えぇぇ~、何じゃそりゃ!頭使えだとぉ?
頭でワックスがかけれるかって、言うじゃん!
だいたいこの言葉もよくゲレンデで言われとったわ。
「ちかやんは何にも考えんで滑っとるらぁ、それに一つのことを言うとさっき言ったことも忘れちゃうし・・・」
忘れちゃうだとぉ?それは関係ねえだらぁ。
それだったらただのバカじゃん!おばばの上に『バカ』が付いちゃうわけかぁ。
ってことは?『バカおばばボーダー』になっちゃうの?ちょっと名前が長過ぎんかぁ~?
って、すぐこうやって脱線してっちゃうからいつもバカにされるんだ!
よ~し、おばばボーダーはホットワックスの達人になって、ワックス天使マスミさんのポジション取っちゃう?
ビビっとるらぁ?マスミさん。

おばばオーダーは正直まだワックス歴2年目で、偉そうなことは言えん。
だけどねえ~、おばばにも少しはわかることがあるだよ。
それはさー、リフト直前によくある長い平坦なコースでさぁ、さっきまでバリバリに早かったお兄ちゃんをそこで一気に追い越す時だよ。
その時の気持ちのいいことって言ったら最高だよぉ。
あの優越感は、ホットワックスをかけた人のみが味わえる至福の時だね。
「一生懸命かけて良かった~!」って思える瞬間だよ。
それから、こうしていつもいつも板をみてやることが、道具を大切にしてあげてるってことだからそんな自分の姿勢にも自信が持てるだよ。

今はホットワックスするのが楽しくて仕方ない。
ソールさえ焦がさなきゃ、少々の失敗なんてどーってことないのよ。
フサキさんはこれを3分でやっちゃうらしいけど、そんなの大好きなケーキを3分で喰っちゃうようなもんじゃん。
そりゃ~もったいない。ちょいと楽しんでかけにゃあ長続きせんじゃん。

ゲレンデだってそうだよ、楽しく滑ってるといつの間にかうまくなってる気がしない?
楽しくかけるにはどうすりゃいいのか?
やっぱ、頭使わんといかん。主人の言うとおりだわぁ、ワッハハァー!
おばばボーダーも肝に銘じんとね。なんせすぐ忘れちゃうもんで・・・

今シーズンもゴンドラの中でこれ見よがしにソールひっくり返して、若者に見せつけてやる!
どうよ、この輝き。あぁ~、ピカピカに輝くソールに頬ずりして、これもまた格別な幸せ~。
そこのお兄ちゃん、今日も彼女が君のソールを見ているぜ!
いくらカッコつけてパンツ下ろして履いたって、そのソールじゃあ彼女は落とせないぜ!
カッコイイ男は板も自分も磨けよー!

Part.5
おばばボーダーはスクール大好き!

若者のエキスを吸いながら、確実にステップアップ方法を発見していく恐るべしおばばボーダー。

おばばボーダーがなんでスクールが大好きかって言うとだねぇ、そりゃあ決まっとるじゃん!
若いインストラクターのお兄ちゃんがおるからだよぉ。
若いっていうのはいいね~。おばばボーダーはその若いエキスを吸い取ったるじゃんねぇ。
そのお陰でスクール終わった後、おばばボーダーは元気なのに、イントラのお兄ちゃんは、みんなクタクタになっとる。あら、可哀想に・・・
まぁ、そればっかりが理由じゃなくて、とにかく早くうまくなりたい!それかな。

かれこれ30回以上は入ってるかなぁ。
だからその数だけいろんなことにチャレンジしてるし、体験もしてるだよ。
イントラの人たちとの出逢いもたくさんあったなぁ。
時間ばかり気にしてスクールの間中、何度も時計を見る人。
そうゆう人は終わる時間を合わせるのも神業で、当然始める時間も1分とて狂いはない。
他には自分の滑りをやたらと見せたがる人。
「じゃあ、僕が滑りますので見てて下さ~い」と言って、はるか彼方に消えてしまう人。
見えんじゃん!どこ行っちゃた?自分の滑りに酔っちゃて、距離感がなくなっちゃうんだよね。
タチが悪いのが、やたらと自分の持っている知識をしゃべりたがる人。
専門用語を並べては、わかるようなわからないようなウンチクを延々と話す。
おそらく本人も何言ってんだか、終いにはわかってないと思う。
こんなイントラにはマジで「金返せー!」って言いたくなる。

あっ、そうだ!それからやたらとギャグ連発するおっつぁんがおった!
これが完璧なスーパーおやじギャグで、あの時はさすがのおばばボーダーも参った。
スクール終わったらもうクタクタだったもん。
白馬○のさかの○沢盛夫くん!キミのことだよ~。
「みんなー、もっとヒザを曲げて~!そうそう、あと14.5センチねー」
「おっと、それじゃあ13.7センチだよー」
こんな調子が最後まで続くんだから、ほんと勘弁してくれよ○沢盛夫くん!

30回以上入っていると、いろんなことも教わったしチャレンジもしてきた。
そんなチャレンジの中で、これは私を変えたチャレンジだった。
それは、『スケーティングからの停止』だ。
初めは何でこんなことを今さら?そう思ったよ。
でも、やってみたらびっくらこいちゃった!
「ここで止まりたい!」という所でうまく止まりゃーしない。
横を見れば私よりうまい人たちも、まともな形になってないじゃん。
なんじゃーこりゃー!そんな感じだよ。
でもね、やっていくうちにこの練習の大切さが凄くわかってきただよ。
前足の操作の仕方も前足の軸の使い方も、びっくりするほど体が覚えていく。
今までいかに前足軸を意識していなかったのかってことを・・・
だからこれは凄いよ!
他には超緩斜面での『片足ショートターン』もやったよ。
これも初めはなかなかうまくいかなかったけど、そのあと一人で一生懸命に練習したから何とか感覚はつかめるようになったよ。
とにかくこのチャレンジが私の滑りを変えてくれたことは間違いなーい。

おばばボーダーは思うだよ。
我流で楽しくフリーランするのもそれはそれでいいと思うんだけどさ、うまくなりた~いと思ったらやっぱり基礎なんだよね。
だから、そのためにはスクール入っちゃうのがいいのよ。
お気に入りのスクール見つけて、イントラに顔を覚えてもらっちゃうってのもいい手だよ。
滑りの良いところも悪いところもみ~んな覚えていてくれてるか、確実にステップアップが早いわけよ。

ラストメッセージ
待ち遠しいシーズンに向けて、おばばボーダーも着々と準備を進めとる。
実は今年7月に腰の大手術を受けた。手術を決心したのもスノーボードを続けたいがためだった。
ボルトが4本入って頑丈な腰は出来上がったが、これからリハビリを兼ねた体力づくりを始める。
早速11月からプールとジム通いだ。
ここでも若いインストラクターのお兄ちゃんがいるから、エキス吸い取ったるぞー!
ほんでもって今シーズンはキッカー飛びまくりだぜ!
おばばボーダーの“ちゃれんじ”はこれからもまだまだ続くぞ~!!

ちかやんのプロフィール
なまえ: ちかやん
生年月日: 1959年6月26日
スノーボード歴: 5年
年間滑走日数: 約25日

愛用ギア
ボード: MOSS KING144.5
バイン: BURTON P1
ブーツ: DEELUXE VICIOUS
プロテクター: CCC & HAZAK
ワックス: HOLMENKOL

スタンス: レギュラー46cm F21°B0°
得意技: バックサイドターンからのヒップスライド(単におしりから転ぶともいう)
スポンサー: ZORA
愛車: パジェロイオ

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