【特集】BURTON RAIL DAYS presented by MINI 2014

2014年11月15日(土)、今年で4回目を迎えるBURTON RAIL DAYS presented by MINIが六本木ヒルズアリーナにて開催された。このイベントは、世界最大級のストリートスノーボードコンテストで、世界トップレベルのスノーボーダー16人が集結!高さ9m、全長40mの巨大建造物に100トンの雪を敷き詰めた特設ストリートスノーボードコースを舞台にパフォーマンスを競い合った。

過去最高となる5,500人もの大観衆がストリートスノーボードのスタイルに熱狂!
優勝したのは、誰も予想していなかった伏兵、ザック・アラー。
レジェンド、ジェイミー・ジョーンズ。日本人ライダーたちが会場を大いに沸かし、シーズン前にスノーボード気分をたっぷり味わえる最高のスノーボード祭りとなった。

これまでDMKでは、小出しにニュースをお届けして来たが、ここで改めて特集として全容を振り返ろう!

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上記、扉用フォト、BURTON RAIL DAYS presented by MINI
それ以外のフォト、DMK Global

 

高橋烈男が急遽出場決定!!

なんと、前日の朝、10時に事務局から連絡が入ったという。

Burton Rail Daysに出場するために、最後の枠を賭けてオンライン投票があったが、そこで出場が決まったのは高尾翔馬だった。しかし、この決定は一部のソーシャル・ネットワーキング・サービスで話題となってしまった。というのも、その得点がおかしい
というのだ。ツィッターの投票数に何らかの働きが掛かってしまったというのだ。出場が決まった翔馬、そして漏れた上位選手たちも、困惑したに違いない。
しかし、事務局は粋な計らいをしてくれた。投票数が高かった上位4名の選手、1位の高尾翔馬を除いた、高橋烈男、壁田竜一、長谷川篤の3人で公開練習時に、改めて出場権を賭ける戦いを設置したのだ。

そこで、見事に1位に入り、急遽、出場が決まったのは高橋烈男だった。
以下、写真とコメントは、本人のフェイスブックから。

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「今日10時くらいにBURTON RAIL DAYSの事務局から連絡があって、海外の招待選手が1名キャンセルで空きが出たから急遽オンライン投票の2位から4位までが呼ばれて1枠をかけた予予選的な時間がありました。

33歳頑張って滑ったので、出場権を勝ち取り高橋烈男は明日のBURTON RAIL DAYSに出場できることになりました!

オンライン投票で応援してくれた皆さんのおかげでもあります!
ぜひ明日六本木ヒルズに見に来てください!

めちゃくちゃ嬉しい~
明日も頑張ります!」

 

オープニング動画

世界のトップ・ライダーたちが次々にライディング!
Burton Rail Days presented by MINIのオープニングからのファーストランにドロップしていく選手のシーン。
会場のボルテージが一気に上昇した!!

 

 

ジェレミー・ジョーンズいぶし銀のテクニックで観客を魅了!

ジェレミー・ジョーンズ。
90年代のフォーラム時代を知っている方なら、その名前を聞いただけでトキメイテしまうスーパー・レジェンド。

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80年後半にノア・サラスネイクがスケートスタイルの扉を開けて、その後、マイク・ランケットやブライアン・イグチらがさらにそのスタイルを洗練させる。そして、ジェイミー・リンが時代の寵児に!そのバトンはピーター・ラインに渡され、さらにはJPウォーカー、そして今回登場してくれたジェレミー・ジョーンズがストリートシーンを開花させたと言えよう。

そんなジェレミーが六本木アリーナの会場にいるだけで、何とも言えない高揚感が高まる。
ジェレミーの登場に、観客が大きな拍手、そして出場している選手も称えていた。

若いライダーたちのように細かい技は出さないし、躍動感あるスタイルではないないけど、そこにはいぶし銀のテクニックがあった。
横にいたカメラマンの友人は、ジェレミーのウォールでのハンドプラントを撮影し終わった後、「ジェレミーが撮れた!」と喜んでいた。
その気持ちはよくわかる。きっと、この日、出場していた全選手も同じ会場にいれたことが誇りであったことだあろう。

そして、ジェレミーは最後にキッカーでワンフットのトリックも見せてくれた。
そのワンフットは、この日、全選手のラン合計、数百本の中でもたった1本のワンフット・ランだった。
思わず、ジェレミーにありがとう!という声を掛けたくなった。

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ベスト・パフォーマー!イエガー・ベイリー

真の王者は、イエガー・ベイリーか!?
優勝はできなかったが、この日、最も観客を沸かせ数多くのハイパフォーマンスを見せてくれたのが、この男だ。

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Burton Rail Days presented by MINIの試合方式は、前半と後半、それぞれ20分のジャム・セッションがあり、出場した16名の選手は時間内に体力が続く限り何度でもライディングできるルール。

さらにその予選からトップ6のランを行った選手が決勝に行き、決勝で各2本滑れてベスト・ランが選ばれるという方式。
極端な話、予選合計40分で最高のランが1本。また決勝で誰よりも良いランを優勝した選手が優勝できる。

今回、優勝したザック・アラーは、ジャムセッション予選では4位で、上位2名のイエガー・ベイリー、ジェイミー・ニコルズよりもパフォーマンスが劣ったように見えた。

ジャムセッション順位
1. イエガー・ベイリー
2. ジェイミー・ニコルズ
3. ザック・アラー
4. ザック・ヘイル
5. 阿部祐麻
6. ラッセ・イハライネン

そんな中、イエガー・ベイリーはともかく決めまくったし、決めた技が多彩だった。さらに攻めるアイテムもバラエティに富んでいて、この日の観客の最もハートをつかんでいた。
何しろ小さな身体でパワー溢れるライディング。途中で失敗しても最後まであきらめることはない。最終アイテムからゴール・エリアに降りる斜度変化のところでフロントフリップで見せてくれたりする。

また、その容貌もおもしろい。
ベースボール・キャップの上に、ツバなしのサンドボックス・ヘルメット、さらにパーカーのフードをかぶせる。おまけに下半身は、短パンというから驚きだ。
滑りも元気だが、観客とのコミュニケーション・パフォーマンスも派手で、観客に何度もアピール。

その総合的なパフォーマンスは、今夜の六本木アリーナの真の王者に見えた。

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 シンデラボーイ烈男がベスト・ウォール賞!

この男、恐るべし!

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最後の1枠をゲットしたレオが、本戦に出場するや、この大会、初出場とは思えない元気なパフォーマンス!!
このメンバーの中では、ジェレミー・ジョーンズに次いでのベテラン。日本のジブ界を引っ張って来た一人だが、失礼ながらまさかこの大舞台でここまでのパフォーマンス見せるとは思わなかった。

ザック・ヘイルが提案して、世界最高峰のパーク・デザイン集団、SPT(Snow Park Technologies)が設計した六本木アリーナに設置されたパークで、思う存分、食べ残しなくすべてのアイテムで遊び倒してくれた。

圧巻は、手前キッカーから、左サイドのダウンレールを越えてのさらに左サイドのウォールへの当て込み。まるで、弁慶を倒した牛若丸のように、華麗なトリックだ。

この一矢を放った後は、まったく同じトリックをやることはなかった。一発勝負で満足できるトリックが決まった!とばかりに、六本木アリーナの特設パークを食い残すことなく全アイテムでライディングしていた。

残念ながら、予選通過とはならなかったが、この一矢は観客と、ジャッジ陣に大きなインパクトを与えて、見事、ベスト・ウォール賞に輝いた。この結果たるや、MCのアーリーが叫んでいたように、まさにシンデラボーイだ!

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ファイナル全6選手全ラン動画

予選のジャムセッション後には、トップ6選手によるファイナル・ランが行われた。
ジャム・セッションの6位からスタートとして、5位、4位の選手からドロップし、最後に1位のイエガー・ベーリーがスタート。
そして、フロントボードからバックサイド180アウトとして、そのまま次のレールにトランスファーに成功したザック・アラーがトップに立った。

最後のランは、ファイナル1本目の最下位、6位の選手からスタート。
ジャムセッションでは、終始他を圧倒したイエガー・ベーリーは、この2本目でも決めることができず。
その結果、最後のランを滑る前にザック・アラーの優勝が決まった。

ザックは、優勝を決めた解放感から、ワントリックをスムースに決めてファイナルランを飾った。

最後、出場選手がみんなで称えあい、この大会の盛り上がり度を象徴するようであった。

 

2014 Burton Rail Days ハイライト動画

熱戦が再び蘇る!
2014 Burton Rail Daysからリリースされたハイライト動画。

 

Burton Rail Days presented by MINI Results

2014/11/15(SAT)
@Roppngi Hills Arena

1st Zach Aller
2nd Jaeger Bailey
3rd Yuma Abe

Best Air: Frank April
Best Rail Trick: Benny Milam
Best: Wall Ride to Reo Takahashi