2025年版|ニュージーランドのおすすめスキー場・スノーボード情報まとめ【リフト料金・シーズンパスも解説】

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南半球に位置するニュージーランドでは、日本とは季節が真逆。私たちが夏を迎える7月から9月が、現地のスキー・スノーボードシーズンとなります。

英語圏でありながら、日本人旅行者にも優しい環境が整っており、スキー場や観光地では日本語対応サービスや案内表示も充実。はじめての海外スノーボード旅行でも安心して楽しめる国です。

2025年の今、海外旅行のハードルも下がり、「今年こそニュージーランドで滑りたい!」と考えている方も多いのではないでしょうか?

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本記事では、2025年最新のニュージーランド・スキー場情報をお届けします。リフト料金、シーズンパス、各スキー場の特徴など、旅行前に知っておきたい情報をわかりやすくまとめました。ぜひ南半球の極上パウダーを体験してみてください!

Text: Fusaki Iida @fusakidmk
写真提供協力:プロ・スノーボーダー加賀大貴 @hirokikaga96、DMK CLUBメンバー藤井謙治

北島のスキー場リフト料金シーズンパス券代
トゥロア$99(平日)、$159(週末)$1,099
ファカパパ$99(平日)、$159(週末)$1,099
南島のスキー場
マウントハット$175$1,195
コロネットピーク$175
リマーカブルズ$175
3 PEAK SEASON PASS(ハット、コロネット、リマーカブル共有パス)$1,495
カードローナ$179$1,795
トレブルコーン$179$1,795
※スキー場の料金設定は、平日・週末・シーズンパスの有無、他のスキー場との共通パス、払い戻し条件などによって複雑に変動する場合があります。必ず最新の情報を各スキー場の公式ホームページでご自身でご確認ください。
また、今回ご紹介したシーズンパスの料金は通常価格であり、早期割引を利用すれば、より安く購入できる場合があります。

目次

ニュージーランドのスノーシーズンはいつ?滑走期間とピーク時期

ニュージーランドのスキー・スノーボードシーズンはいつ?」と疑問に思う方も多いはず。日本と季節が逆なため、慣れていないと少し分かりづらいですよね。

ニュージーランドのスキー場は、早いところで6月初旬からオープンし、10月初旬まで滑走可能なエリアもあります。一般的なピークシーズンは7月〜9月で、特に8月が最も安定してパウダーを狙える時期とされています。

ただし、日本や北米・ヨーロッパの有名スキー場と比べると、シーズンはやや短め。旅行時期の選び方が、コンディションに大きく影響します。

日本とまったく逆の時期にスノーボードを楽しめるニュージーランド。 写真は、今年ニュージー南島のゲレンデを周り、今回情報&写真提供してくれたDMK CLUB員のKENJIさん。

パーク派におすすめの時期は?

パーク狙いのライダーには、8月以降の訪問がおすすめ。理由は、シーズン序盤の6月〜7月は、まだパークアイテムの整備が進んでいないことが多いためです。

一方で、8月〜9月はアイテムが充実し、セッションのチャンスが豊富。ただしこの時期は、海外からのライダーも多く集まるため、混雑や宿泊費の高騰も覚悟しておきましょう。

(ニュージーランドのスキー場で最も人気が高いパークは、カードローナ。シーズンピーク時の環境は、フリースタイラーに最高!)

ニュージーランドの雪質は?ドライスノーだけどアイスバーンも多い?

ニュージーランドのスキー場は、基本的にドライスノーが特徴です。湿度が低く、日本のような重たい雪が少ない一方で、アイスバーン(硬いバーン)になりやすい傾向があります。

その理由としては、次のような特徴が挙げられます:

  • 木々の少ない森林限界エリアが多く、風によって雪が飛ばされやすい
  • 新雪が少ない日が続くと、どんどん圧雪バーンが硬くなる
  • 湿気が少ないため、雪が締まりやすい

そのため、日本のパウダーを想像して行くと、少しギャップを感じるかもしれません

とはいえ、このハードなバーンでの滑走は技術を鍛える絶好のチャンス。しっかりとしたエッジングや荷重移動が求められるため、「帰国後に上達を実感できた!」という声も多く聞かれます。

一方で、雪が降ったタイミングに当たれば、ニュージーランドは一気に“パウダー天国”へと変貌します。

見渡す限りの広大なオープンバーンには、新雪がたっぷりと積もり、極上のパウダーライディングが可能。海外のスキー場ならではのボウル地形のような大斜面を、自由に滑る爽快感は格別です。

また、晴れた日には、緑豊かな谷の景色と白銀の山々が織りなすコントラストが広がり、ニュージーランドならではのダイナミックな自然美を体感できます。まるで映画のワンシーンのような絶景の中で滑る体験は、他ではなかなか味わえません。

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降れば天国!ニュージーランドならではのダイナミックなパウダー・ランが可能だ。

ニュージーランドのスキー場へのアクセス方法:レンタカー or バスが基本

ニュージーランドのスキー場は、基本的に“山の中”。
日本や欧米のように、スキーリゾートとビレッジが隣接し、徒歩でゲレンデにアクセスできるようなスタイルは少なく、車やバスによるアクセスが基本になります。

多くのスキー場は、ふもとの町(ベースタウン)から、砂利道を含む山道を30分~1時間ほど車で移動してたどり着くロケーション。レンタカーで自分のペースで移動する人もいれば、ツアーバスやシャトルを活用する人も多く見られます。

そのため、どのスキー場を滑るかを考えるときは、どの町に滞在するか(ベースタウン選び)も非常に重要なポイントになります。

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ニュージーのゲレンデのアクセスでは定番のダート・ロード。慣れていないと危ないし、もちろんチェーンが必要な日も多い。運転に自信がない人はバスの方が無難だ

たとえば、クライストチャーチから人気スキー場「マウント・ハット」までは車で約1時間半。日帰りも可能な距離ですが、一般的にはゲレンデから1時間圏内の町に滞在して通うスタイルが多く取られています。

この後に紹介する各スキー場では、それぞれのアクセス方法とベースタウンの情報もあわせて掲載しているので、ぜひ旅のプランニングに役立ててください。

(スキー場の砂利道は慣れていない人にとって怖いもの。だけど運転に慣れたドライバーさんが運転するバスなら安心!)


ニュージーランドの人気スキー場まとめ|南島の主要5ゲレンデ+北島の注目2ゲレンデ

「ニュージーランドでスノーボードやスキーができるの?」と驚く方もいるかもしれませんが、実はニュージーランドは南半球の代表的なスノーリゾート地のひとつ。
ただし、日本のように無数のスキー場があるわけではありません。これは日本が世界的に見ても“異常なほどスキー場が多い国”であることの裏返しでもあります。

ニュージーランドでは、1920~30年代から**「クラブフィールド」と呼ばれる山岳クラブ所有のスキー場**が存在し、今でもその文化が残っています。
これらは超マニアックなゲレンデで、ロープトゥで登るスタイルが主流。リフト料金は格安、ノートラック・パウダーの可能性も高いですが、ロープトゥの扱いは難しく、初心者や未経験者にはハードルが高いのが難点です。興味のある方は、ぜひ挑戦してみる価値アリです!(笑)


とはいえ、一般的な旅行者や日本人スノーボーダーが訪れるのは、整備されたリゾート型のスキー場です。
この記事では、特に人気の高い南島の主要スキー場5つと、近年注目を集めている北島の2つのスキー場をあわせてご紹介します。

実際、日本人がイメージする“ニュージーランドのスキー”=南島というのが一般的で、これまでも当サイトDMKでは南島のゲレンデ情報を中心に紹介してきました。
しかし最近、オークランド(※北島最大の都市)方面に渡航予定という方から「北島のスキー場も気になる」という声も聞くようになりました。そこで今回は、北島にもフォーカスを広げて紹介していきます。

travelnewzealandから引用した地図。わかりやすく今回、ご紹介するスキー場にはイエローのアンダー線、また鍵となるアクセスするための町にはレッドのアンダー線を引きました。

マウントハット(Mt Hutt)|南島最大級スキー場&ロングシーズンが魅力!

ニュージーランド南島で最も長いスキーシーズンを誇るMt Hutt(マウントハット)。例年、6月初旬から10月初旬まで滑走可能で、国内外から多くのスキーヤー・スノーボーダーが訪れます。

スキー場の規模も南島では最大級で、広大なオープンバーンと整備されたゲレンデが魅力。フリースタイラーよりもアルペンスキーヤーやカービング派に人気が高く、滑り応えのあるコースが揃っています。

アクセス拠点となるベースタウンはメスベン(Methven)。落ち着いた雰囲気の小さな町ですが、必要な設備は一通りそろっていて、リゾート滞在には困りません。
また、南島の主要都市クライストチャーチ(Christchurch)から車で約1時間半と、都市部からのアクセスの良さもポイントです。

「ニュージーランドでシーズンの長いスキー場を探している」
「南島で規模の大きいゲレンデに行きたい」
そんな方には、Mt Huttは間違いない選択肢です。

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アクセスするための町:メスベン
※クライストチャーチからも行けるが、1時間半~2時間は覚悟。

オープン日:6月14日(金)

ゲレンデ情報
標高:2086 m
標高差:648 m
スキーエリア:365ヘクタール
リフト:高速6人乗りチェアリフト1基、クワッドリフト1基、トリプルチェアリフト1基、屋根付き全長140 mのカーペット式リフト

一日券:$175
シーズンパス:$1,195(※提携しているコロネットピーク、リマーカブルの共同パス 3 PEAK PASS $1,495)

マウントハットのホームページ
https://www.mthutt.co.nz/


コロネットピーク(Coronet Peak)|クイーンズタウンから最も近いローカルスキー場

コロネットピーク(Coronet Peak)は、クイーンズタウンから車やバスでわずか30分でアクセス可能な人気スキー場。観光都市クイーンズタウンを拠点に気軽に通えることから、地元の人々にも親しまれている“ローカルマウンテン”です。

地形はバリエーションに富んでおり、雪が降った日には自然の地形を活かしたフリーライドが楽しめます。
ただし、**積雪が少ないと硬く締まったバーンが多く、地元では「コンクリート・ピーク」と揶揄されることも。**滑走技術に自信がない方は、雪質の良いタイミングを狙うとよいでしょう。

パークについては、積雪が十分にあれば小規模なパークアイテムも設置されますが、本格的にパークライディングを楽しみたい方には**リマーカブルズ(The Remarkables)**がおすすめです(次に紹介予定)。

滞在拠点となるクイーンズタウンは、スキーだけでなく観光やアクティビティが充実した町。バンジージャンプやラフティングなど、世界中から観光客が訪れるアドベンチャー都市としても有名です。
「スキー・スノーボードだけじゃなく、ニュージーランドの大自然と観光も楽しみたい!」そんな人には最適なスキー場&拠点です。

アクセスするための町:クイーンズタウン

オープン日:6月15日(土)

ゲレンデ情報
標高:1649 m
標高差:462 m
スキーエリア:280ヘクタール
リフト::高速6人乗りチェアリフト1基、高速クワッドチェアリフト2基、Tバーリフト1 基、カーペット式リフト4基

一日券:$175
シーズンパス:提携しているコロネットピーク、リマーカブルの共同パス 3 PEAK PASS $1,495

コロネットピークのホームページ
https://www.coronetpeak.co.nz

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リマーカブルズ(The Remarkables)|パークライダー必見のクイーンズタウン周辺スキー場

リマーカブルズ(The Remarkables)は、クイーンズタウンから車でアクセス可能な人気スキー場の一つ。先に紹介したコロネットピークと同様、町から30〜40分ほどで到着する好立地にあります。

このスキー場の最大の特徴は、ニュージーランドでもトップクラスのパークエリアが整備されていること。ジャンプ、ジブアイテム、ボックス、レールなど、本格的なパークライディングを楽しみたいスノーボーダーやフリースキーヤーにとっては、絶好のトレーニングスポットとなっています。

ゲレンデ全体は比較的緩やかでワイドなスロープが多く、初中級者でも安心して楽しめる設計。また、積雪が多い日には、バックカントリー風の滑走が楽しめるエリアもあり、穴場的な魅力を持っています。

同じクイーンズタウンからアクセスできるコロネットピークに比べて、混雑が少ないのも嬉しいポイント。ゆったりとした雰囲気の中で、パークやフリーライドを楽しめます。

「人が少なくて滑りやすい環境で、思いっきりパーク練習したい!」という方には、リマーカブルズがおすすめです。

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アクセスするための町:クイーンズタウン

オープン日:6月15日(土)

ゲレンデ情報
標高:1943m
標高差:357m
スキーエリア:220ヘクタール
リフト:4人乗りチェア×3基、マジックカーペット×1基、ビギナートゥー×1基

一日券:$175
シーズンパス:提携しているコロネットピーク、リマーカブルの共同パス 3 PEAK PASS $1,495

リマーカブルズのホームページ
https://www.theremarkables.co.nz

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ニュージーランドのスキー場のベースタウンは、どこにもきれいな湖があり、町を散歩するだけでも楽しい気分になれる。

カードローナ(Cardrona)|日本人スノーボーダーに最も愛されるフレンドリーなパーク天国

カードローナ(Cardrona)は、ニュージーランドで最もスノーボーダーにフレンドリーなスキーリゾートとして長年親しまれてきた名門ゲレンデ。特にパークやハーフパイプが非常に充実しており、国内外のパークライダーに圧倒的な支持を受けています。

特徴的なのは、日本人スノーボーダーの多さ。滞在する日本人ローカルが多く、レストハウスでは「おはよう!」の声が飛び交うほどの親しみやすさ。初心者からプロまで、多くの日本人ライダーがシーズンを通して滞在しています。

また、世界レベルの大会が数多く開催されるのも魅力の一つ。国内ローカル大会から、世界のトップライダーが集結する**「Winter Games NZ」**といったビッグイベントまで、常に高いレベルのライディングを目にすることができます

クイーンズタウンとワナカの中間に位置しており、どちらの町からもアクセス可能。観光とスノーボードの両方を楽しみたい方にぴったりの立地です。

パークライド中心に楽しみたい人、スノーボードの大会観戦をしたい人、そして日本語環境に安心したい人には、絶対におすすめのゲレンデです。

アクセスするための町:ワナカ、クイーンズタウンからも可能!約1時間。バスなら1時間20分ほど覚悟。

オープン日:6月15日(土)

ゲレンデ情報
標高:1860m
標高差:600m
スキーエリア:345ヘクタール
リフト:4人乗りチェアリフト×4基、マジックカーペット×2基、プラッター×1基

一日券:$179
シーズンパス:$1,795(※トレブルコーンとの共同パス)

カードローナのホームページ
http://www.cardrona.com/

トレブルコーン(Treble Cone)|自然地形×急斜面、マニア垂涎のナチュラル・フリースタイル天国

Treble Cone(トレブルコーン)は、ニュージーランドでも随一の自然地形を活かした滑りが楽しめるスキー場。人工的な整備よりも、ナチュラルな地形をそのまま活かした急斜面や沢地形が魅力で、フリースタイル派・フリーライド派のスノーボーダーに圧倒的な支持を受けています。

「雪が降れば、ニュージーランドで一番楽しい」と語られることもある伝説的ゲレンデで、特にパウダーが積もった日は“神セッション”確定。十分な積雪に新雪が重なれば、まさに夢のようなパウダーライディングが堪能できます。

一般的な観光客にはあまり知られていないマニアックな立ち位置ながら、**現地ローカルや世界の実力派ライダーから“知る人ぞ知る名山”として熱い人気を集めています。**特に、本格的なフリーライドを求めるスノーボーダーには絶対に訪れてほしいスポットです。

ベースタウンはワナカ。街の落ち着いた雰囲気と、レイクワナカの美しい景色も合わせて楽しめるのも魅力の一つです。

トレブルコーンは、ナチュラル志向のライダーや地形フェチにとって、ニュージーランドで外せない一級ポイントです。

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アクセスするための町:ワナカ

オープン日:6月29日(土)

ゲレンデ情報
標高:1958m
標高差:705m
スキーエリア:550ヘクタール
リフト:6人乗りチェアリフト×1基、4人乗りチェアリフト×1基、マジックカーペット×1基、プラッター×1基

一日券:$179
シーズンパス:$1,795(※カドローナとの共同パス)

トレブルコーンのホームページ
http://www.treblecone.com/

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カードローナとトレブルコーンのベースタウンとなるワナカ。山と湖が眺めることができる美しい街並み。


トゥロア(Turoa)|火山の地形が生み出す自由度MAXのビッグマウンテン・スキー場

Turoa(トゥロア)は、北島にある活火山・ルアペフ山(Mt. Ruapehu)の南西斜面に広がるスキー場。その地形の特徴を活かしたワイドで自由度の高い滑走フィールドが魅力です。

標高差はなんと722mと、ニュージーランド最大級。最長4kmのロングランも可能で、1本の滑りごたえは抜群です。

また、火山性の地形らしく、「雪があれば、どこを滑ってもOK」的な自由なレイアウト。地形遊びが好きなスノーボーダーにはたまらないゲレンデ構成になっています。広くてオープンなボウル状の斜面は、ライン取り次第で無限の遊び方が可能。

さらにパークも充実しており、フリースタイル派も楽しめる構成になっています。ただし、山頂エリアへのアクセスにはTバーが必須で、スノーボーダーにとっては少しチャレンジかもしれません。特にパウダー板やワイドなデッキのボードを使っている場合は、注意が必要です。

ベースタウンはナショナルパークやオハクネ(Ohakune)。トゥロアを滑るなら、このあたりに宿を取ると便利です。

北島でスノーボードを楽しむなら、まず候補に挙がるのがこの「トゥロア」火山地形の独特な雰囲気とスケール感を味わえる、他にはないユニークなスキー場です。

(雄大なニュージーランドの景色を楽しめるけど、Tバーがちょっと辛いかも…)

アクセスするための町:オハクネから車で25分。

オープン日:6月28日(金)

ゲレンデ情報
標高:1600m
標高差:722m
スキーエリア:400ヘクタール
リフト:6人乗りチェアリフト×1基、チェアリフト×4基、プラッター×1基,マジックカーペット×1基

一日券:$99(平日)、$159(週末)
シーズンパス:$1,099(※ファカパパとの共同パス)

トゥロアのホームページ
https://www.mtruapehu.com/

ファカパパ(Whakapapa / ワカパパ)|ニュージーランド最大級のスキーリゾート&絶景ロケーション

ファカパパ(Whakapapa)は、ニュージーランド北島にある最大級のスキー場。南島の有名ゲレンデと肩を並べる広さと設備を誇り、なんと60本もの多彩なコースが整備されています。初級者から上級者までが楽しめるトレイルバリエーションが魅力です。

また、このスキー場は世界遺産トンガリロ国立公園の中に位置しており、絶景が広がるロケーションも大きな魅力。晴れた日には、近くの**マウント・ナウルホイ(Mt. Ngauruhoe)がくっきりと姿を現し、その美しさは「ニュージーランドの富士山」**とも称されます。記念写真スポットとしてもおすすめ!

シーズンは6月上旬から10月下旬までと、ニュージーランドでも屈指のロングシーズン。さらにナイター営業やキッズ向けエリアなどの施設も充実しており、家族連れにも人気の高いゲレンデです。

ただし、トゥロアと同じく山頂エリアへのアクセスはTバーを使用するため、スノーボーダーにはややハードルが高めかもしれません。とはいえ、広大な中腹エリアや初心者向けゾーンでも十分に滑りごたえがあるため、安心して楽しめます。

なお、「Whakapapa(ファカパパ)」という表記は現地マオリ語発音ですが、日本では「ワカパパ」と表記されることもあります。旅行や情報収集の際は、両方の表記で検索してみるのがおすすめです。

(日本にはないような絶景が楽します!)

アクセスするための町:オハクネから車で25分。

オープン日:7月6日(土)

ゲレンデ情報
標高:1630m
標高差:2322m
スキーエリア:400ヘクタール
リフト:ゴンドラ(スカイワカゴンドラ)×1基、チェアリフト×4基、Tバー×3基、マジックカーペット×4基本

一日券:$99(平日)、$159(週末)
シーズンパス:$1,099(※ファカパパとの共同パス)

トゥロアのホームページ
https://www.mtruapehu.com/whakapapa

【宿泊編】スノーボード旅行にはバックパッカーズ(ホステル)滞在がおすすめ!

ゲレンデが決まって、時期もだいたい決まったら、次に決めたいのが**滞在先(宿)**ですよね。

もちろん、ホテルで快適に過ごせるならそれに越したことはありません。特に短期滞在なら、ちょっと贅沢しても良いという方も多いでしょう。たとえばクイーンズタウンのホテル相場は一泊298〜375NZドルほど。為替レートにもよりますが、だいたい日本円で約2.5万〜3万円といったところ。

ただし、スキーやスノーボードの長期滞在、費用を抑えた旅、仲間との出会いを楽しむ旅なら、断然バックパッカーズ(ホステル)がおすすめです!

バックパッカーズってどんな宿?

ニュージーランドのバックパッカーズやユースホステルは、**「清潔・快適・安い」**の三拍子がそろっていて、旅慣れた人たちから高評価を受けています。

  • **料金:一泊30NZドル〜**と超リーズナブル
  • 部屋タイプ:共同部屋(ドミトリー)、シングル、ツイン、ダブルなどから選択可
  • 設備:共用キッチン、バスルーム、ランドリー付き
  • 男女別ドミトリーを用意しているホステルもあり、女性の一人旅でも安心

シーツや寝具のレンタルも可能なので、寝袋を持ち歩いていなくても問題ありません。キッチンは多くの人が使うため、夕食時には少し混雑することもあるので、早めの時間に自炊するのがポイント

旅の楽しさは“宿の出会い”にもある!

バックパッカーズ滞在の魅力は、世界中から来た旅人と気軽に交流できること。スノーボードやスキーという共通の趣味を持つ者同士、英語が得意でなくても自然と会話が生まれたり、一緒に滑りに行ったりと、旅がより豊かなものになります。

特にニュージーランドでは、日本人ローカルスノーボーダーや長期滞在者も多く、「おはよう!」の挨拶が飛び交うホステルの雰囲気も魅力のひとつ

バックパッカーズ滞在は、費用を抑えつつ旅を深く楽しめる選択肢!

宿泊費を抑えた分、滑走日数を延ばしたり、リフト券やチューンナップにお金をかけたりと、旅の自由度がぐんとアップ。限られた予算でニュージーランドのスキー&スノーボードを満喫するなら、バックパッカーズは間違いない選択です。

「海外のスノーボード旅行=高い」と思っている人こそ、一度体験してみてほしいスタイル。思い切って飛び込めば、想像以上に充実した時間が待っていますよ!

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共同生活のようなバックパッカーズで楽しいスノボ・トリップを!だけど、貴重品の管理などは充分に気を付けるようにしよう。

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