
世界的スノーボーダー、ショーン・ホワイトが「スノーボードはゴルフのようにレジャーであり、ラグジュアリーなスポーツだ」と発言。この一言が、プロライダーやスノーボード愛好者たちの間でSNSを中心に大きな議論を巻き起こしている。
早速この発言に反応したのは、業界寄りのコメントでお馴染みのBomb Hole Clips。果たしてスノーボードは本当に贅沢なスポーツなのか?その真相を探るべく、ライダーたちのリアクションと熱いSNSコメントを追った。
ショーン・ホワイトが語った「ラグジュアリーなスノーボード」
「スノーボードはゴルフのようにレジャーであり、ラグジュアリーなスポーツだ」。ショーン・ホワイトが発信したこの言葉は、ヘリスノーや海外の高級リゾート、費用のかかる上位層での体験を指しており、誰もが手軽に楽しめるスポーツではない側面に光を当てている。しかし、Bomb Hole Clipsで公開されたリアクション動画では、プロライダーたちがこの意見に賛同しつつも、スノーボードのもう一つの側面についても熱く語っている。
動画には、パークで遊ぶ一般ライダーや地方で低予算ギアを使うライダーも登場し、必ずしも贅沢ばかりではないことが示されている。X Gamesで大技を決める競技者たちは確かに別次元の挑戦をしており、まさにラグジュアリーとスポーツの境界線上に存在する。Stevieは「ヘリスノーや高級リゾートは贅沢だけど、地方で気軽に滑る人たちもいる」とコメントし、ライダーたちは一面的な解釈を避け、両面の存在を強調している。
SNSの声から見える現実
コメント欄でも議論は活発に交わされている。「スノーボードはゴルフに近い。費用やアクセスの面で高級だ」という意見や、「住む場所や距離によってラグジュアリーか庶民的かが変わる」といった声が寄せられ、経験や環境の違いによって見方が大きく変わることが分かる。また、「多くの人にとっては高級スポーツだ」「昔はミドルクラスでも楽しめたが、今は上流階級向けになりつつある」といった意見もあり、スノーボードには明確に二極化した側面が存在することが浮き彫りになっている。
こうした議論を踏まえると、ショーン・ホワイトの発言は決して否定的なものではなく、ハイエンド層での体験という一面を示したに過ぎない。普段の地元スキー場や低コストのギアでも楽しめる庶民的な体験は別の側面として存在し、どちらもスノーボードの魅力を形作っている。読者にとっても、自分の体験や環境次第で「スノーボードは贅沢か、庶民的か」を考えるきっかけになる議論である。
スノーボードは本当に高級スポーツか?ウィスラーと日本の状況
確かに私が住んでいるウィスラーでは、一日リフト券の窓口価格が300ドル以上、日本円にして3万円以上もかかり、近年は用具の価格も高騰しているため、スノーボードがラグジュアリーなスポーツになったと実感する。一方、日本では海外ほど給料が伸びず、昨今の円安も影響して物価が上昇している。かつて身近であったスノーボードが、お金持ちのスポーツになりつつあるのも否めない。
しかし北米とは違い、日本にはまだまだローカルで安く楽しめるスキー場も存在する。新しい商品を追わず、昨シーズンモデルの新古品を購入するなど工夫すれば、リーズナブルな予算でも楽しめる。これからも多くの人が、気軽にスノーボードを楽しめる環境であってほしい。

