スノーボード保険って入った方がいいの?

さあ、いよいよ待ちに待ったスノーボード・シーズン到来です。
みなさん、板のチューンナップはOKですか?
スノータイヤの交換OKですか?
今季は、道中のマスクをして、バッチリとコロナ対策も!

だけど、もう1つ大事なこと忘れていませんか?
それは、スノーボードの保険のことです。

ご協力: 有限会社 ソガ保険企画

「えっ、入らないといけないの?」と思った人は気を付けた方がいいですよ。
わずかなお金をケチったばかりに、とんでもないツケを払わすことになりかねないですから。

そこで、保険のエキスパートをお呼びしました。
長年、DMK CLUBの会員さんで、ほぼすべてのツアー、キャンプに皆勤賞レベルで参加してくれるミックンです。

ミックンは、有限会社ソガ保険企画・保険代理業を営んでいる、その道のプロ!
そもそも「スキー保険・スノーボード保険って何?」という方のために。
どこまで保証しているのか? 
その具体的な範囲、必要性をわかりやすく解説していただきました。

また、ミックンの保険に関する解説の後には、実際にスキー場で起こっている様々なケガに関する統計もご紹介していますので、ぜひごちらもご参考に!

――ミックン、そもそもレジャー保険(スキー・スノーボード保険)に入っていないと、どんな悪いケースが考えられますか?

スキー・スノーボード等の雪山でのレジャーでは、他人にケガをさせてしまったり、他人の物を壊してしまったりした時、法律上の賠償責任を負うなどの「もしも」の時へのリスクに備えられます。
また、遭難時の捜索に要した費用等の支払義務を負う時のサポートにもなります。

――なるほど。遭難時の捜索というのは、エキスパートな特別なスノーボーダーというイメージがありますが、衝突事故、もしくは、「もう少しでぶつかるところだった」というのは、誰もが経験していることだと思います。そんな時に必要なお金をサポートしていただくという感じですね。

はい、万一の事故の際、保険に入っていない場合で考えられるリスクですと、それら高額な費用や賠償請求をされた場合に自助努力による解決となり、人によっては経済的負担、さらには精神的負担が重く圧し掛かることが考えられます。
それらの負担は本人だけでなくご家族へ迷惑を掛けてしまいかねません。
自動車で事故を起こしてしまった場合と考え方は同じですね。
そう考えると万が一の時、無保険は怖いですね。

――そうですね。保険金をケチったばかりに、それこそ、ここから数年大きな負担になりかねない。
費用面だけでなく、精神的にも辛くなっちゃいそう。

仲間と楽しく遊んでいたら誰かと接触してしまい相手に大きなケガを負わせてしまい一瞬で加害者になってしまうことが無いとは言えないと思います。
誰しも事故を起こそうとして事故が起きる訳ではないですが、初心者~上級者まで誰にでもあり得ることだと思います。

――たしかに、誰だって事故を起こしたくはない。
でも、万が一、というか、これまでのスノーボードの経験においても、こうした衝突事故は、誰もが一度は「ヒヤッ」とした思いをしているもの。
そんな時にサポートするのが保険なんですね。
ところで、こうしたレジャー保険には、遭難事故、衝突事故の際の費用カバーの他にも、何かカバーされるものはありますか?

スキー・スノーボード等を目的としてご提案させていただく場合、管理されているスノーリゾート施設エリア内で想定される一般的な補償は、前述の遭難捜索等の救援者費用補償や第三者への賠償補償以外に、ご本人のケガの補償・盗難や破損等で持ち物の修理費や再購入費のための携行品補償・レンタル品を破損や紛失または盗難による所有者への賠償のための受託物補償があります。

――保険商品を見ると、一日で数百円で入れるものがあります。
あんな安い保険でも大丈夫でしょうか?

コンビニエンスストアやスマートフォンでお手続き可能な、いわゆる1DAYの保険もあります。
必要最小限ではあると思いますが、目的に合わせ定型型のプランが用意されていますので、選び易くお手軽に保険の手配が可能です。

費用の面からですと、一日で数百円ですので1シーズンに1日~10日程度であれば安いと思いますが、10日以上であれば仮に補償内容が同じでしたら通常の1年契約の保険の方が割安になります。
さらに言いますと、スキー・スノーボード以外で例えばキャンプやハイキングやゴルフその他スポーツ等の四季を通じてアクティブに活動される方でしたら1年契約のレジャー保険を1つで通年全てカバーされます。

また保険のプロ代理店にて個別に保険加入される場合は、1DAYでは担保されない必要を感じる補償の追加・他の保険との無駄な重複を無くす等、
補償ニーズにお応えできる詳細なご提案を受けられるので、信頼できる保険のプロにご相談されることをお勧めします。

――なるほど。1DAYでは、保証されていない部分もあるので、自分が納得できるのか、しっかりと保険商品の見極めも必要になりますね。

はい、過去に周りの人で、人に接触して相手にケガさせてしまったとか、自身が大ケガしてしまったとか板が折れた等ありました。
どちらも任意での保険加入はありませんでした。
ある意味で保険は唯一の頼りになる味方、事が起こった時の拠りどころだと思います。
ぜひ、安全で楽しいスノーライフを送るためにも、プロテクターの1つと思って保険を検討してほしいです。
多くの方が保険に加入するのは万一の事故に備えるためですから。

――ありがとうございます。
ところで、ソガ保険企画・保険代理業でもレジャー保険扱っていますよね?
最後にそちらのご案内もしていただいても、よろしいですか?

弊社は三井住友海上火災保険(株)の商品を取り扱っていますので、ご案内としては傷害保険商品と「GKケガの保険」・「1DAYレジャー保険」となります。
また各社商品名はさまざまですが、基本的には傷害保険による組み合わせなります。

個別な特殊ケースを除き、一般的な個人の活動においてであれば、基本補償の傷害保険(死亡/後遺症害に・入院・通院)に必要となる補償(特約)を追加すれば、いわゆる(all in one)傷害保険1契約にてカバー可能です。
それらは、ニーズに合わせて、本人型・夫婦型・家族型など範囲を選べるので、夫婦や家族で共通のレジャーがあれば漏れなく補償されます。
自分は、家族でスノーボードやDay Campやゴルフなど年間を通しての屋外でのアクティビティーが多いので、1DAYではなく、24時間356日補償の傷害保険(家族型)にいくつかの補償(特約)を追加して加入しています。

基本は傷害保険ですが、追加の補償(特約)に関しては、すでに担保されている場合もあるので無駄な重複を避けるためにも確認が必要です。
例えば加入している自動車保険・火災保険などで賠償や携行品などカバーされているかも。
あと見落としがちなのが、クレジットカードに自動付帯されている保険もあります。
誰がどこまで補償されているか1度確認してみてください。
ご自身では難しいと感じたときは、保険のプロに相談してはいかがでしょうか。

長くなってしまいましたが最後に、まもなく迎える今シーズンを皆様がスキー・スノーボードなど個人・仲間・ご家族と楽しく安心して過ごせる為に、今回のインタビューがその一助となれれば幸いです。
またこのような機会を頂き、感謝します。ありがとうございます!

有限会社 ソガ保険企画
https://soga-hoken.com/
ご相談は無料!お気軽になんでもご相談ください
Tel: 0573-26-0852
受付時間 9:00〜17:00(定休日:土日、祝祭日)

実際に起こっている正しい障害状況を知ろう!

実際にスキー場で起きている正しい障害状況を知ることで、転倒や衝突によるケガを防ぐことができるでしょう。
ぜひ、この情報をうまく活用し、ケガに気を付けて。楽しいスノーボーディングを!

参照:2019/2020シーズンスキー場傷害報告書(令和2年2月1日〜2月29日)全国スキー安全対策協議会
http://www.nikokyo.or.jp/safety-snow/pdf/2019-2020.pdf

最も怪我しやすい時間帯は午前11時以降

スキー場内のケガ全体では 11 時~12 時と 14~15 時に多発しています。
ちょうどその時間帯は、混雑します。また雪質の変化、疲労など人的・環境的要因が影響しているものと考えられます。
12 時と 13 時台が減少しているのは,昼食時間帯のためと考えられます。
受傷数が多い時間帯(特に昼食時間帯前)は注意して行動しましょう。

晴れの日は滑る人が多いので気を付けて!

受傷時の天候で最も多いのが、晴れです。悪天候の方が、ケガしやすいイメージがありますが、意外な結果ですね。
晴れた日にはスキー場の人が多く、またスピードも出やすくなるので、天候が傷害発生の間接的原因の一つと言われています。

ターン覚えたての初心者・中級者が圧倒的に多いケガ人

スノーボードの受傷者は「初めて・初級者」が53.5%を占めるのに対して、スキーは中級と上級合わせて53.7%を占めています。
また、スノーボードの初中級者のケガの割合は、78.9%を占め、なんと8割もの人に当たります。
おそらく、ターンを覚えた時が一番ケガをしやすいのでしょう。

緩斜面でのケガが多いスノーボーダー

スキーヤーの場合、最もケガしやすい場所は中級者斜面(斜度10~20度)となっていますが、スノーボーダーは緩斜面(斜度10度以下)となっています。
また、パークでのケガ、リフト乗り場降り場付近のケガも指摘されているので、その点も注意が必要。
緩斜面、パーク、リフト乗り降り、以上の3か所がスノーボーダーにとって危険な場所です。

フリーラン中の転倒がケガの原因

受傷原因は、スキー、スノーボードともに「自分で転倒」の割合が最も高くなっています。
「人と衝突」の割合は、意外に低いもの。ということは、フリーラン中に自己責任による転倒でケガをしているということ。
自分の技量や体調などをしっかりと見極めて、スノーボードすることが大切なようです。

スノーボーダーのケガ箇所の多くは肩、手首、頭部

スキーヤーの一番ケガしやすい箇所は、ヒザになっていて下半身にケガが多い統計の中、スノーボーダーのケガの多くは上半身に集中しています。
一番多いのは、肩の負傷で脱臼する人が多い。また、手首の骨折、頭の打撲と続きます。
一方、スキーヤーの方が、ヘルメットしている割合がスノーボーダーよりも多いという統計もあります。
スキーヤーは、すでに48.2%もの方がヘルメットしている一方で、スノーボーダーはたったの24.4%。
現在の欧米でのヘルメットの着用率は、9割を超えて来ているので、ある意味、ケガの認識が薄い異常な数値と言えるかもしれません。
頭のケガは、深刻になるケースが多く、最悪の場合には死に至ることも。
スノーボーダーの人は、もっと頭部へのケガを防ぐヘルメット着用をすることが大切です。

●関連リンク
スキーヤーとスノーボーダー衝突事故の原因と回避させる方法
https://dmksnowboard.com/skier-snowboarder/

【コラム】カナダ人がヘルメットをかぶる理由
https://dmksnowboard.com/why-canadians-wear-a-helmet/