プロスノーボーダーのギギ・ラフが立ち上げたスノーボード・ブランドとして知られているSlash Snowboardsが投資先を探しています!
ヨーロッパのアクションスポーツビジネス専門誌、Source Magazineなどが報じた。
https://www.boardsportsource.com/2023/07/13/slash-by-gigi-snowboards-looking-for-investment/
記事によると、「ギギ・ラフがブランドを次のレベルに引き上げ、彼の野心的な成長計画をサポートするために会社への投資を求めている」と言う。
「彼の旅に参加し、独立経営でライダーが運営するスノーボーディングの一員になりたい方は、[email protected] までEメールにて投資に関する詳細をお問い合わせください」とのこと。
古今東西、プロライダーがブランドを立ち上げ、その後に投資先を探して来た例は少なくない。というか、プロライダーの資金力だけでは、到底、ビッグネーム・ブランドに対抗は難しく、セールスもアップしないところからこれまでにも多くのドライバーズカンパニーをより大手のメーカーがサポートして来た。例えば、YES SnowboardsはDCPなどが立ち上げた印象が強いが、今のような状況まで成長したのは親会社であるニーデッカーがあったからこそ。Jones Snowboardsしかり、NOWバインディングしかり、ジェレミー・ジョーンズ、JFペルシャだけの資金力では到底ブランドを大きくできなかったであろう。
それだけにギギが始めたSlash Snowboardsが、今の時点で投資先を探すというのも理解できるというもの。協力する投資先が見つかればラインナップをより充実させることができ、販売網も強化できる。
ところで、ギギというと、やはりバートンのイメージが強いが、彼は20年以上もプロとして第一線で活躍し、2012年からSlash Snowboardsを立ち上げた。気づけばもう12年という長い歳月、単独オーナーとして頑張って来たのだ。今回、欧米のメディアでメールアドレスまで記載して投資先を探るということは、本当にこの愛着あるブランドを、より大きく広げていきたいという思いがひじょうに強いのだろう。果たして、投資先は現れるのか?もしかしたら、今このニュースを読んでくれるあなたが手を上げたりして!?