カナダのバンクーバー近郊スキー場が暖冬で深刻な状況

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暖冬の波は、日本だけでに留まらず記者が住むカナダのウィスラー周辺にも大きな影響を及ぼしている。

バンクーバー近郊の人気スキー場のマウントシーモア、サイプレス、グラウスは雪不足のためクローズしてしまった。さらにバンクーバーアイランドで最も人気が高いスキー場のマウントワシントンも昨日からクローズ。本日も雨で営業再開ができない状態だ。地元のテレビニュースの報道によると、通常よりも6倍も雪が少ないというから深刻な状況だ。
そのため、週末のウィスラーはバンクーバーから上がって来るスキーヤー、スノーボーダーが増えている。土曜日には駐車場が満車だ。

BC州では1月の平均気温を上回る天候のため、各地で気温記録が更新された。中には1930年代まで遡る記録もあったというから驚きだ。
そもそもシーズインの時期も、冬型の天候の到来が遅かったため遅くスタートという状況であった。

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ただ、今日から気温が低くなる傾向で、再オープンが期待される。
ウィスラーでは、昨日まで頂上付近も雨だったが、今日はアルパインエリアは雪。今後、気温も低くなるようなので、中間より下は降雪機によりビレッジまで滑走を保てるだろう。(※暖かかったため、降雪機が使えていなかった)

ちなみに、ここ3日間ほどウィスラーは上から下まで春のようなシャバ雪だったので、雪不足とはいえ結構楽しめた。
今日も「パウダーがなければパークに行こう!」というスノーボーダーが増え、多くのスキーヤー、スノーボーダーが集まってい。ただ、シャバ雪のために、すぐにランディングが荒れてしまい、アイテムによってはちょっと怖かったけど。

この暖冬により、ウィスラーより車で45分北上するところにある町、ペンバートンでは降水の被害も報告されている。

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