
斜めに飛べるジャンプ「Skew Jump」といえば、北京五輪のスロープスタイルで話題を呼んだ近未来型セクション。その形状を模した新たなキッカーが、なんとアメリカ・オレゴン州のMt. Hood(マウントフッド)に誕生した。
このジャンプ台は、従来の真っ直ぐ飛ぶ構造とは異なり、直線方向だけではなく左右の斜め方向へ飛び出せる“ウィング”形状を採用。ライダーのクリエイティビティをさらに刺激する設計となっており、まさに「アメリカの新兵器」と言っても過言ではない。
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この施設での練習シーンを公開したのは、カナダの若手有望株 Taevis Kapalka(テイヴィス・カパルカ)。彼のYouTubeチャンネルでは、実際のトレーニングの様子がリアルに収録されており、新設キッカーに挑む姿も収められている。
動画では、夢のトリックに挑戦するプロセスや、エアバッグでの練習、そしてライダーとしてのリアルな挑戦の日々が描かれており、フリースタイルスノーボードにおける“次の一手”が見えてくる内容となっている。
スロープスタイルの未来を形作るようなジャンプ施設を、いち早く取り入れたMt. Hood。今後、世界の大会でもこのような構造が主流となっていくかもしれない。
Cover Photo by: @omeneon on Instagram
Fillmed by: Nicholas and Ben
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