アメリカのカリフォルニア州マンモスマウンテンで開催されたワールドカップで、ショーン・ホワイトの復活ビクトリー。アメリカ選手のオリンピック選考を兼ねた大会で、まだまだトップでできることを披露することに成功し、これでオリンピック出場は間違いなさそうだ。
ショーン・ホワイトの優勝を決めたルーティーン。
まずはお得意のどデカいメソッドから入り、フロントサイド・ダブルコーク1080、キャブ・ダブルコーク1080、フロントサイド540、ダブル・マックツイスト・ジャパンエアー、そして最後はフロントサイド900仕上げ。
フロント5までは、これまでのショーンのルーティーンだが、ダブルマックでのジャパン・グラブなど進化させたところも見せている。蓄積された実力にさらに進歩も加えて、見事にワールドカップ優勝を成し遂げ、オリンピック出場を確実のものとした。
Men’s Halfpipe Results:
1 Shaun White USA 94.75
2 Ryan Wachendorfer USA 90.75
3 Louie Vito USA 83.23
(以下、男子ハーフパイプ詳細ページへ)
http://medias1.fis-ski.com/pdf/2017/SB/7512/7512RLF.pdf
女子の方もビッグニュースが舞い込んで来た!
なんと松本遥奈が、87.50という高得点で、優勝ケリー・クラークに迫る力を見せたのだ。自己最高のW杯2位に!!!
最初の2発のフロント、バックとスムーズにこなし、そこからフロントサイド900、バックサイド900、フロントサイド720、キャブ720で高回転オンパレード。そしてフィニッシュは、フロントサイド540を決めた。
女子は決勝に残った6名の内、悪天候のために3名が棄権するという展開になったが、こんな状況でも松本選手は、見事に結果を残した。
オリンピック出場は、かなり近づいたと言えるだろうし、オリンピックでメダルを獲れる実力、精神力を見せた大会と言えよう。
おめでとう!!
Women’s Halfpipe Results:
1 Kelly Clark USA 91.75
2 Haruna Matsumoto JPN 87.50
3 Hannh Teter USA 36.25
(以下、女子ハーフパイプ詳細ページへ)
http://medias2.fis-ski.com/pdf/2017/SB/7511/7511RLF.pdf
一方、スロープスタイル女子で決勝に進み、表彰台が期待された広野あさみは、残念ながら持ち前の実力を出せずに終わってしまった。しかし、これも良い経験。下を向いている時間はない。この悔しさをバネに次は、カナダのケベック大会へGO!
以下、男女スロープスタイルの詳細結果。
http://medias4.fis-ski.com/pdf/2017/SB/7510/7510RLF.pdf
http://medias2.fis-ski.com/pdf/2017/SB/7509/7509RLF.pdf