明日の米ワールドカップ予選にショーン・ホワイトの名前リスト入り!

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ショーン・ホワイトがいよいよワールドカップの舞台に帰って来る!

明日、アスペンで行われるワールドカップの男子ハーフパイプの予選で、ショーン・ホワイトの名前が載った!!!

ゼッケン番号は、37番に出場する模様。(以下、明日の男子パイプ予選の出場者リスト)
https://medias2.fis-ski.com/pdf/2021/SB/6483/2021SB6483SLQ.pdf

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今季のショーン・ホワイトは、北京オリンピック挑戦を表明し、スイスのLAAX OPEN(W杯)に出場する予定だったが、コロナの懸念からトリップを急遽取り止め。
その後、アスペンで行われるX GAMESに備えた。
しかし、公開練習中でのヒザの捻挫により欠場を表明。

先週行われた世界選手権では、平昌オリンピック後のFIS大会に出場しておらず、ポイント不足で出場ができなかったようだ。
しかし、今回のワールドカップでは自国開催ということもあり、母国での特別出場枠があるので、出場できるようになった模様。

もどかしいのは、このワールドカップで平野歩夢が出れない状況だ。
おそらく、本人は出たいという気持ちが山々だが、平野もショーン同様に先の五輪の後に東京オリンピックに出場するために、冬の舞台から遠ざかっている。
しかも、コロナ禍において、東京オリンピックと北京オリンピックが1年半しか離れなくなってしまった難しい状況となってしまった。

北京に出場するためには、FISポイントを稼がないといけないので、今季は自腹でアメリカに渡航して、アメリカの若手が出場するオープン選手権に出場し、優勝している。

つまり、日本のナショナルチームは、平野歩夢のサポートをできない状況だ。

ナショナルチームの立場から見れば、これまで北京を目指した選手をサポートせざる得ないし、離れた者のサポートは難しいという面もあるに違いない。
ワールドカップの出場選手枠も限られているので、平野を出したくても出せない事情もあるのだろう。

これまでのオリンピックで2回も銀メダルを獲得した功績を考えれば、例え平昌オリンピック後のワールドカップに出場していなくても平野の実力は間違いないところ。
そのへんのサポートするルールが、日本にないところが傍から見てもどかしさを感じてしまう。

ともかく、まずは一人、ハーフパイプ界に役者が戻ることは決まった。
もちろん、ショーンとて成長を遂げた戸塚優斗やスコッティ・ジェームスに勝つのは難しいだろう。

果たして復活したショーンは、戸塚やスコッティにどこまで迫れるのか!
「超」注目である。

以下は、カッパーマウンテンで行われた最新のショーン・ホワイトのパイプ練習シーン動画。調子は良さそうだ。

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