やったね冨田せな!本日行われた北京オリンピック女子ハーフパイプ決勝戦で、日本人女子初となるスノーボード・フリースタイル種目のメダリストに輝いた!金メダルは2大会連続クロエ・キム、銀にはスペインのケラルト・カステリェト、そして冨田せなが銅メダルを獲得し歴史に名を刻んだ!おめでとうー!!!
今年1月の世界最高峰の舞台であるXゲームで初優勝した冨田せなが、またしても大きな花火をぶち上げてくれた。
2本目に以下のルーティーンで88.25点!
フロントサイド900メラン
バックサイド540ウェドル
フロントサイド720インディ
キャブ720ウェドル
フロントサイド1080テール
どのエアも高さが抜群で、ひじょうにスタイリッシュにスムースに決めて、ジャッジから高評価を得た。
この2本目が終わった時点では2位だったが、この直後に滑ったケラルト・カステリェトがいぶし銀のスイッチ攻めで冨田せなを上回る90.25点で2位に浮上!
スイッチ・バックサイド540インディ
キャブB720メラン
フロントサイド・インディ
バックサイド900ウェドル
フロントサイド900メラン
それならばと冨田せなもさらに難易度が高い一発目からのフロント10を狙ったが転倒し、3位でフィニッシュとなった。
クロエ・キムは、1本目にシグネチャールーティーンとも言える巨大メソッドからのフロントサイド1080を決め、その後もキャブ7からバックサイド7、そして最後はキャブ1080と高回転の連発でフィニッシュ!終わってみれば、このスコアで金メダルを獲得したのだが、その後の2本目と3本目も1080を連続するエアに挑戦。この2本のランはいずれも転倒したが、最後まで挑戦を続ける姿勢を見せた。
冨田せなの2つしたの妹、るきは2本目まで苦しんだか、最後の3本目にクリーンメイク。表彰台には届かなかったが5位に入り、姉妹でのメダル&入賞を果たした。
小野光希は、超ほしかった!狙ったルーティーンは、フロントサイド900テール→バックサイド540ウェドル→フロントサイド720インディ→キャブ720ウェドル→キャブ1080。しかし、ラストの10が決めらない。もし、メイクしていたら、きっとメダルが獲れていたのではないか。そんな迫力あるランだったが、残念ながら逆転を狙った2本目と3本目はいずれも転倒し9位に終わった。
しかし、まだ17歳と若く、しかもエアがダイナミックで魅力的な選手。4年後にはきっとメダルを獲ってくれるだろう。そんな予感が漂う豪快な演技だった。
女子ハーフパイプ結果
金メダル: クロエ・キム(アメリカ)
銀メダル: ケラルト・カステリェト(スペイン)
銅メダル: 冨田せな
5位 冨田るき
9位 小野光希
15位 今井胡桃
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