近年、世界中でスノーボード愛好者に人気を集めているバンクドスラローム大会。オーストラリアでも『Transfer Banked Slalom』は大変な人気を誇り、その記念すべき第10回大会が開催された。その大会でオーストラリアのヒーロー、スコッティ・ジェームスが見事に優勝を果たした。ハーフパイプの選手として世界トップのスコッティだが、スピードでも他を寄せ付けない強さを披露。
以下は、この大会を主催したTransferマガジンによる大会紹介。
南半球スノーボード界で最速の日がやってきた。オーストラリアスノーボード界の名選手たちがスレッドボに集結し、国内屈指のバンクドスラローム大会である第10回記念大会が行われた。
今年の大会では、前例のない連覇が達成され、若手選手から金メダリストまで、300人を超える参加者が過去最大の規模で集まり、馴染み深いクルーザーコースに戻ってきた。オーストラリア特有の湿度の高いコンディションにもかかわらず、スレッドボパークスのチームは素晴らしい努力を見せ、美しく、速く、技術的に難しいターンの連続を手作業で整えた。このコースは、フィニッシュラインでスコッティ・ジェームスの後脚さえも震わせるほどの難易度であった。
このパークスチームの努力は、軽視できない。まるでマッシュポテトのような雪の中で、19ターンのレーストラックを手作業で作り上げるのは、決して簡単な作業ではなく、その驚異的な努力に対し、すべての参加者が感謝していた。
FINAL PODIUMS
Grom Women
1. Indiana HICKMAN
2. Airish GEORGE
3. Madeline LLOYD
Grom Men
1. Nate GOODWIN
2. Oliver IRWIG
3. Alioth CAI
Junior Women
1. Chelsee KELLEY
2. Clementine WALL
3. Halle MCRAE
Junior Men
1. Zephyr WHITELAW-HOLMES
2. James GARTH
3. Juan GEORGE
Masters Women
1. Wiki JONES
2. Abish BRIGHT
3. Merrin JOKIC
Masters Men
1. Ben MATES
2. Damon HAYLER
3. Adrian BORCHERDS
Open Women
1. Georgia BAFF
2. Mela STALKER
3. Amber ARAZNY
Open Men
1. Scotty JAMES
2. Ryan TIENE
3. Pantxo WALL