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長年スノーボード・ブランドのディスリビューション(代理店)業務をしていると、驚くことがあります。
スノーボードの新商品を最初にサンプルのチェックするのは、往来、冬前の11月頃。
そして、スノーボードの展示会シーズンは1月~2月。商品が入荷するのが、今頃で8月~11月。
つまりこれからスノーボード・ショップに並ぶ商品というのは、すでに昨年の11月にはチェックしているということになります。
最初のサンプルの段階では、まだ完成されていない商品なので、改良が加わることもしばしば。
例えば、ボタンで留めていたものをジップに変更とか、袖の長さが変更したりなど。
最終的に商品が日本に入荷した時に、事前通告なしに変更されているケースもあり、「マジか!?」なんて思うこともあります。
注文した商品に変更があれば、お客様に説明する必要があるし。
ブランド側としたら、良い方向にリニューアルしていれば問題なしとか、これくらいのことは説明する必要もないだろう、
ということで、勝手に(?)変えちゃっていることもしばしばなんです。
そして、今日も聞いていなかったことがありました。これです。
カナダのヘルメット・ブランド、バラクラバのNinja Koozieのヘッダーのところ。なんと手裏剣のようなカットがあるんです。
なんだこれ!何のために?って思いますよね。
どうやってディスプレーするんだ?ということで、自分が働く代理店のムラッチョ社長は、どういうふうに商品を並べればいいのかな?と考えました。
だけど、しっくりこない。
そこで、本社に問い合わせとなったのです。
The star should stay in the header until the customer buys it. Then the customer can pop it out to use for fun.
(星は、お客さんは買うまでヘッダーまで付けておくの。そしてお客さんは購入したらそれを投げて遊べるのよ。)
そう言われれば、「なるほど~」と思うけど、わかんなかったなあ(笑
そもそもそんな余計なカット入れれば、ちょっとしたコスト高につながると思うのだけど、まあノリも大切な海外ブランド。
まっ、いいか!Have a Fun!ってことで。