SANDBOXフィルム時代のケビン・サンサローンのライディング映像

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SANDBOXと言えば、みなさんのイメージの中では「ヘルメット」だと思いますが、元々、SANDBOXと言えば、フィルムクルーだった。
おそらくSANDBOXフィルム時代の最終章時期と思われる作品映像『Time Well Wasted』を見つけたので、ご紹介しよう。

2007年にスタートしたSANDBOXプロダクションズは、元々の前身はSeymour Kids(通称:スキッズ)というチームだった。
バンクーバー近郊のスキー場、マウントシーモアをホームにしていたライダーたちが、総帥ケビン・サンサローンの元に結集。
その後、名前をSANDBOXに変更し、フィルム活動を行っていたのである。

カナダにはいくつか有名なスノーボードクルーがあったが、SANDBOXの位置付けはまだ名もない若手にフォーカスを当てて、フューチャーするというもの。
例えば、過去には無名時代のシモン・チェンバレンなどが参加している。
その後、シモンはショーン・ジョンソン(※当時の大物プロデューサー)に見初められて、大手フィルムクルーに移籍してスノーボード業界に名を馳せた。

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このようにSANDBOXプロダクションズは、有能な若手を発掘するのが上手だったので、昭和の歌番組『スター誕生』のようにアマチュアからプロというストーリーに担い手となっていたのである。

SANDBOXヘルメットが誕生したのは、2007年だ。生まれたきっかけは、当時のブラッコムパークでXLサイズのジャンプでヘルメットをかぶるというルールが始まったことにある。若手ライダーたちは、「スキー用のカッコ悪いヘルメットなんてかぶれないよ」とケビンに懇願し、「じゃあ、カッコいいヘルメットをデザインしようぜ!」で、当時まだあまりなかったスノーボード用ヘルメットを作ることになった。
鍵となったのは、ロープロファイル。これは今のSANDBOXヘルメットのデザインに受け継がれているが、できるだけ頭でっかちに見せないミニマムでシルエットの美しいシェイプ。
そして何より、ツバ付きのヘルメットにしたこと。
ツバを付けることで、滑り難くなってはいけないので、試行錯誤しながらできる限り小さめにして仕上げた。
その結果、オシャレなヘルメットが完成したのである。
斬新なデザイン、カラーは、徐々に広がっていき今ではスノーボーダーに限らず、スキーヤーにも愛用されるようになった。
母国カナダでは最も人気のあるスノーボード用ヘルメットで、日本においても大人気だ!

(ケビンから電話があり「新しくヘルメットを作ったので撮影してくれ」と頼まれ、初めての撮影はDMKが担当。その縁で日本国内での輸入代理店を行うことになった。日本は中国工場から本国カナダよりも近いこともあって、世界のどこよりも早くサンドボックス・ヘルメットを発売した)

今回、ご紹介するビデオはこの時期、おそらくヘルメットをリリースする直前シーズンとかのもの。
総帥ケビン・サンサローンと、さらにDMKにとって嬉しいのは馴染みの深いルーブ・ゴールドバーグと共演しているところ。
ルーブとはアマチュア時代からいっしょに撮影し、DMKウィスラーツアーではコーチを長年務めてもらった。
そんなルーブとケビンの最後の競演作が、以下のパート動画なのだ。
それにしても二人ともスーパーカッコいい。この時代、高回転とか狙わなかったもののひじょうにスタイルにこだわっていて、今なお見ても彼らのうまさが光る。パート最後には、なんとオートバイにまたがり、SANDBOXヘルメットをかぶった姿も披露。もしかしたら、ちょうどこの時期、サンプルができた段階でかぶってみせたのかもしれない。

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SANDBOX総帥ケビン・サンサローンがチームにカムバック宣言!
https://dmksnowboard.com/welcome-back-kevin-sansalon/

Sandbox History:
2004 ムービープロダクション「Sandbox」設立
2007 カナダ・ウィスラーのパークがヘルメットの義務化開始
    つば付きヘルメット「ブレインバケット」発表
2008 日本代理店がスタート
2011 スケートスタイルヘルメット「LEGEND」発表
2015 アジアンフィットモデルを発売開始
2016 つば付きヘルメット「CLASSIC2.0」発表
2018 ヘルメットのコアを大幅改良
   カテゴリー「SNOW」と「LOWRIDER」を発表
   カテゴリー「SNOW」がCE EN1077認証
2021 スタンダードヘルメット「ICON」発表
2022 Mips®モデルを発売開始
2023 ダイヤル式のサイズ調整Comfort採用

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