【フサキ日記】今の息子と同じ歳、僕はNZの大会に出ていた

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フェイスブックって、おもしろいですね!
友人がタグを付けてくれたので、とんでもない写真を発掘してくれました。

1989年の夏、南半球ニュージーランドの冬に行われた大会、NEW ZEALAND FIRST NATIONAL CLASSICでの全体記念撮影です。場所は、リマーカブル。

懐かしい面々が並んでいて、この中のニュージーランドの選手は、同国で第一世代、先駆者としてその後もスノーボードを盛り上げる役目を果たします。ある者はメーカーに、ある者はショップオーナーに、ある者は雑誌を立ち上げ、ある者は国際的なジャッジになったり。

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当時は草大会風のノリだったけど、一応、FIRST NATIONAL CLASSICという名称だけに、ニュージーでの最初のスノーボードの公式大会という感じだったのかもしれません。
このシリーズでは、後にマウントハットでも大会があり、この時に僕はスーパーGで13位というまあまあの成績が残っています。もっとも出場している選手もそんなに多くなかったので、真ん中くらいだったのでしょう。

僕はこの後、6年くらいかけて、日本、カナダ、ニュージーランドの大会に出ていたのですが、正直ろくな成績が残っていません。JSBAの関東大会で表彰台に乗った時には、みんなから拍手を受けて素敵な経験させてもらったけど、まともな成績はそれくらいで、まあセンスがない選手でした。

だけど、スノーボードは好きだったし、こうして大会で仲間とワイワイしながら、セッションするのも好きでした。今、考えるとこの時の経験が、今にも役立っているのだと思います。

当時は、同じスノーボーダーというだけで、凄く仲良くなれたし、英語が上手に話せなくてもいっしょに楽しい時間を過ごさせてもらいました。今、こうしてカナダでスノーボードができるのも、この写真の時代があったからでしょう。

ところで、この写真を見て、本当に信じられない気持ちになったのは、この時の僕は二十歳くらいで、ちょうど今の息子と同じ年齢ということです。まさか、その30年後に、僕がカナダに住んで、しかもこの歳の息子を授かることになろうとは!この時には、思いも寄らぬことでした。

スノーボードという乗り物は、ただ単にライディングが気持ち良いだけではなく、様々なところにもトリップさせてくれたんだなあ、と思いました。


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