かつてウィスラーとブラッコムは1つのスキー場でなくライバルだった!
そんなウィスラーの歴史を伝える動画『RIVALS: Whistler VS Blackcomb』がアップ。
そう言えば、記者が来た90年も、違う会社の2つのスキー場だった。ウィスラーよりも後にできたブラッコムは、ウィスラーをライバル視して、競うように早くオープンしていたりしていた。たしか90年代初めには、11月10日くらいにブラッコムがオープンしたシーズンもあった。
今でも多くの観光客から「ウィスラーとブラッコム、どっちが好き?」「どこが違うの?」というのは、定番質問。
ブラッコムの方が新しいスキーリゾートなので、デザインがうまくできていてアクセスしやすい。例えば、ウィスラーはスノーボーダーなら、止まってしまうような迂回コースがあったりする。
また、ブラッコムの方が、全体的な斜度がある。だから、より上級向けとも言える。
かつて、ウィスラーを滑っていたプロ・スノーボーダー、布施忠は「ブラッコムの方が斜度あるので、滑り込むことで筋力アップできる」というようなことを言っていた。
ちなみに記者は、斜度がやさしいスロープが多い、ウィスラーでクルージングしたり、ウィスラーのピークのパウダーを滑るのが好きです。
以下、英語によるドキュメンタリー作品だけど、英語が苦手な方も見ているだけで楽しめるものだと思うので、ぜひチェックしてみよう。
歴史に培われ、情熱を燃やすウィスラーとブラッコムの遊び心に満ちたライバル関係は、常に進歩の原動力となって来ました。ほんの少し高いチェアリフトの建設、スニッフル・ステーションの発明、どちらの地形が先にオープンするかという終わりのない議論など、シーズンの最も深い日にリフト列で最高の談笑が繰り広げられることでしょう。
40年以上続くライバル関係がどのように進化し、ウィスラー・ブラッコムを北米最大のスキーリゾートへと押し上げたのか、スタート時からそこにいた先人たち、競争のダイナミックさを象徴するクルーたち、そしてその過程を象徴するストーリーテラーの指導のもと、この物語をご覧ください。
ウィスラー・ブラッコムを本拠地とするプロスキーヤーの数がウィスラー・ブラッコムより多い山はあるのだろうか?ウィスラー・ブラッコムほどプロが住んでいる山はないでしょう、もっと深い雪山があり、私たちよりももっと大きくなれる山はないでしょう。
偉大になるためには、誰かに背中を押してもらう必要がある。多くの意味で、それはまさにライバルがお互いにしてきたことなのです。