ワールドカップ(W杯)は4日、米カリフォルニア州マンモスマウンテンで予定されていたスロープスタイル第2戦の決勝が悪天候で中止。1日に行なわれた予選結果が最終順位となり、女子では岩渕麗楽が2位となった。
深田茉莉が5位、村瀬由徠が8位で、北京五輪銀メダルのジュリア・マリノ(アメリカ)が優勝。
男子は長谷川帝勝が7位、荻原大翔が8位、国武大晃が12位。優勝は、アメリカのスティー・ヘンリクセン。
2位にはハーフパイプでも2位に入ったオーストラリアのバレンティーノ・グセリ。
スロープ決勝は、悪天候が続き決勝は延期の延期となり、最終的にはこれ以上のスケジュール延長ができないため、やむなく予選結果が最終順位。
ワールドカップでは、時々、発生する事態だが、決勝に進んだ選手は、当然、ファイナル用のルーティーンを温存しているので、このような順位の決め方は残念である。長谷川帝勝、荻原大翔、国武大晃たちは、おそらく決勝では逆転ルーティーンで表彰台を狙っていたことだろう。
改めて、スキー場で行うウインター競技の難しさを伝える大会になってしまった。
W杯女子スロープスタイル2戦目結果
1位 ジュリア・マリノ(アメリカ)
2位 岩渕麗楽
3位 アニカ・モーガン(ドイツ)
5位 深田茉莉
8位 村瀬由徠
女子スロープスタイル結果詳細
https://medias2.fis-ski.com/pdf/2023/SB/6335/2023SB6335RLF.pdf
W杯男子スロープスタイル2戦目結果
1位 ダスティ・ヘンリクセン(アメリカ)
2位 バレンティーノ・グセリ(オーストラリア)
3位 クリス・コーリング(アメリカ)
7位 長谷川帝勝
8位 荻原大翔が8位
12位 国武大晃
男子スロープスタイル結果詳細
https://medias4.fis-ski.com/pdf/2023/SB/6334/2023SB6334RLF.pdf