オリンピック金メダリストのレッド・ジェラードがプロ・サーファーに転向!?

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平昌オリンピックで金メダルを獲得し、北京でもあと一歩のところでメダルを逃し4位だったアメリカ出身のレッド・ジェラードが、なんとプロ・サーファーに転身するような記事が、米SNOWBOARD MAGAZINEでアップされた。タイトルは、「Red Gerard Wants to Go Pro in Surfing」。

「レッドジェラード、サーフィンのプロを目指す」とは、ひじょうにショッキングなタイトル。まさか平野歩夢のような横乗りで二刀流を目指すのだろうか。

Red Bullは、この夏、カリフォルニア州サンクレメンテでイベントを行い、そこではスノーボーダーのレッド・ジェラード、ベン・ファーガソン、ヘイリー・ラングランド(※レッドの彼女)が招待された。そこでインタビューが行われたようだ。
注目、回答は以下の部分。

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もし、すべてをやり直せるとしたら、スノーではなく、サーフィンでプロを目指しますか?

ハハハ、絶対です。迷うことはない。サーフィンの方が断然いい。もしかしたら、これが僕の引退インタビューになるかもしれない。スノーボードには感謝しているけど、もう冬は懲り懲りなんだ。雪と風はもうたくさん。これからは、暖かい場所やビーチを旅して、世界一の波でサーフィンをするんだ。
サーフィンでは、クレイジーなマニューバーをする必要はなく、波を最高に美しく見せることが大切なんだ。

山間の町のサーキットとは少し違いますか?

全く違いますね。車よりもE-BIKEを多く見かけます。ビーチタウンの雰囲気が好きなんだ。山とは正反対だね。

以上がレッド・ジェラードが、サーフィンに思いを寄せるやりとり。
「もしかしたら、これが僕の引退インタビューになるかもしれない」とは、冗談だと思いたいが、年少の頃からスノーボードに打ち込み、大会に参加。そして、2度のオリンピックで精神的にも疲れているのかもしれない。
選手を続けるために、オフシーズンでもスノーボードのことを考え練習して来ただろうから、こうしたスノーボードにはないサーフィンのカルチャーに憧れるのだろう。
記者もスノーボードの選手としてやっていた頃は、冬はカナダ、夏には南半球のニュージーランドに行って、雪を追い求めていたが、あの時はたしかに「もう雪や風はたくさん」と思ったものだ。温かいビーチでのんびり過ごしたいと願ったものである。スノーボードを楽しむためには、オフにはしっかりと夏を味わうことも大切だ。

ただ選手となるとどうしても結果を求めるので、いつでも寒い雪山から解放されないというジレンマに陥る。

今、レッド・ジェラードは、ヘイリーという可愛い彼女もいるし、2度のオリンピックも経験したから、もっとスノーボードに対してゆったりと構えたいのかもしれない。そうなると、コンペティションではなく、バックカントリー映像という道もあるのだろう。

以下の動画はヘイリーがアップしてくれた、イベントの様子。とても楽しそうな雰囲気が伝わって来る。

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