日本も懸念!?記録的な暖冬でオーストラリアのスキー場がクローズに追い込まれる

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南半球のオーストラリアは、これから春という迎えるところだが、記録的な暖冬でいくつかのスキー場がクローズに追い込まれた。日本の感覚で言えば、3月中にクローズしてしまうというイメージだろう。

全国平均の長期気温はこれまでの平均を1.53度上回った。気象局が発表したオーストラリア全土の最高気温は平年より1.85度高く、最低気温は平年より1.21度も高かった。
特にクイーンズランド州、ニューサウスウェールズ州、タスマニア州の冬の平均気温は記録的な暖かさであったという。

この暖冬により、いくつかのオーストラリアのスキー場は9月4日にもクローズする予定だったところが多かった。しかし、ここへ来て踏ん張りを見せているスキー場もある。その1つは、パーク映像の配信でもお馴染みペリッシャー・スキー場だ。
2日前に5センチほど雪が降り、スノーマシーン44機を駆使して、ガンガンに人工雪をまき散らした。その結果、かなり滑走エリアに限りは出たが、まだオープンを続けるとのこと。

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心配されるのは、これからシーズンを迎える我々北半球の冬だ。昨シーズンはエルニーニョ現象で全国的にもよく雪が降ったシーズンだったが、残念ながら今季はあまり降らないという予測も出ている。ただ、エルニーニョ現象の次シーズンは必ずしも暖冬にならないようで、その結果は神のみぞ知るぞ。このオーストラリアの暖冬の余波が、日本に流れ込まないように願うばかりだが、果たして!?

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