
激し過ぎるバトル!X-Gamesビッグ・エアーは、マーク・マクモリスがぶっ飛び過ぎるバックサイド・トリプルコーク1440で優勝!!
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ビッグ・エアーで金メダル!バックサイド・トリプルコーク1440を決めたマーク・マクモリス。 |
ビッグ・エアーは、限られた時間、5本ランの中で、最高得点を2本で争うルール。
トップ2ランを狙う展開は、選手はよりチャレンジすることとなり、エキサイティングな闘いとなった。
その中で、終始、他を圧倒したのは優勝したのは、マーク・マクモリス。高さ、飛距離が抜群で、フラットの方まで飛び過ぎる。ドスンというもの凄い音でランディングし、迫力満点だ。この果敢な攻めに、観客もヒートアップ。特にバックサイド・トリプルコーク1440を決めた時には、大声援を受けた。
試合の展開としては、1位マーク・マクモリス、2位にセバスチャン・トゥータント、そして3位にこの日、クリーンに決めまくったセッペ・スミスが続いた。
セッペ・スミスは、この日、誰よりも失敗ランが少ないサイボーグぶりを見せていた。
それだけに5本ランすべて終わった後、3位に付けた時、銅メダルを確信したであろう。
しかし、その後に滑走したトースタインが怪物ぶりを発揮する。
超完璧にストンプ・ランディングするバックサイド・トリプルコーク1440を決めたのだ!
マーク・マクモリスの飛び過ぎた粗削りなスタイルと違って、トースタインは空中での姿勢を含めて完璧過ぎる演技。この最後のランで、トースタインは最高得点50点をもぎ取った。
2本目からはバックサイド・トリプルコーク1440を狙い猛チャージし続けて、最後に決める姿は、まさに男の中の男という感じ。優勝ではなかったが、この日、最もインパクトあるジャンプをして、最後に最後に決める役者ぶり。本人もさぞかし大喜びだろう。
そして、最後のエリック・ウィレットのランでもオチがあった。なんと、エリック・ウィレットも最後に高得点ジャンプを決めたのだ。その結果、1分ほど前まで3位を確信していたセッペ・スミスが最下位に。
しかも、2本の合計得点が、セバスチャン、トースタイン、エリック3者共に76点で誰が銀で銅だか、わからない事態になったのだ。
しかし、すぐに電光表示板は、銀トースタイン、銅セバスチャンを表示する。
その理由は、同点の場合、最高得点を出した者が上位に行くというルールがあったから。
かくして、最後のわずか1分の間に、大ドンデン返しのドラマが待っていたのである。
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http://espn.go.com/video/clip?id=espn:7512732
http://espn.go.com/video/clip?id=espn:7512738
http://espn.go.com/action/xgames/winter/2012/