ｄｍｋからリリースされているDVDの充実度をぜひ知ってほしい！まだ見たことがない人に、ぜひ知ってほしい！！
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Vitamin JIBが作られた背景と存在意義
スノーボードの流れがジブの方向に走り出した時、そもそもジブというカテゴリーを考え直してみた。
すると、ジブというのはそもそも擦るまでは雪上で、しかもアイテム上でも基本的なフリースタイル技が習得していなければできない、ということがわかった。
ジブというカテゴリーにとらわれて来たが、ジブこそフリースタイルの基本という思いで、プレス、オーリー、ノーリー、さらには基本スピン・テクニックなど収録することになった。
モデルと監修は、世界で最もジブがうまいと言われるシモン・チャンバレンに依頼。シモンは見事にサイボーグのような完璧な動きで、ハウツーをやって見せた。
シモンが伝えるスタイルの３大要素、コントロール、リラックス、フロー（流れるように）をベースに、
５つのステージで論理的にハウツーを解明。
昨年発売だが、今年も順調な売れ行きを出す永遠の名作ハウツーDVD。
Vitamin JIB 2が作られた背景と存在意義
ジブを突き止めて行くと、そこには何があるか。
そんなことを考えてみると、ダウンレールがあった。
ダウンレールはボックスと違い誤魔化しが通用しないアイテム。その姿はいたってシンプルだけど、これほどジブ・テクニックの上手下手を現すものはない。
ジブテクニックには大きく分けると、乗る、回して降りる、回して乗る、ということがあることを考え、
その３つのステップアップのハウツーを組み立てた。
前作同様にハウツーが成り立つロジック（論理）を組み立て、これを見てしっかりと練習すれば上達できる！というものを見せることに成功。
そもそもこんな難しい技までハウツーにしていいのか、と言う声も出たが「シモンだからやっちゃった！」というハウツーというカテゴリーを超えてしまった作品。
PEAK #01が作られた背景と存在意義
論理的にハウツーをしっかりと考えると、そこには上達の方程式があった。しかし、その一方で何か失っているものがあった。それは何か感動したものを見た後、「ウォー、滑りに行きてえー！」というあの気持ち。そう、例えば映画ロッキーを初めて見た青年が、やたらにそこら中にパンチを咬ましたい気持ちになったあのモチベーションのような。
そこで左脳的にスノーボードを論理的に見る作業から、右脳的にスノーボードを感情面で見る作業が始まった。
そして布施忠という日本が誇る世界メジャーのライダーが参加することになり、一気にこの作品コンセプトの全容が広がった。
ドキュメンタリー、バイオグラフィー、インタビューを軸に、さらにショートハウツーや見たこともない強豪ライダー、さらにはホットな女の子も登場する。
スノーボード文化の形成という軸をしっかりと保ちつつ、みんなの見たかったものを掘り下げようとした作品がここに完成したのである。
PEAK #02が作られた背景と存在意義
Vitamin JIB 2を作って、PEAK #01も作って、我々には限界が近づいていた。かつて１シーズンの間に３本もDVDをリリースするバカがいただろうか。しかし、仕事は人を育てる！ これで限界と思ったところに、さらに上昇の道があるのだ。
我々ににはやり残された仕事をやる必要があった。それが、PEAK #02だ。
世界でも最も遅い２月のDVD発売は、お店に買ってもらえない、製作費用もカバーできない、というリスクがあったが、PEAKというブランド価値構築のためにもリリースする必要があったのである。
PEAK #01では布施忠、クリス・ダフィシーのインタビューやバイオグラフィーを作ったのだが、そこにこの手の作品作りの難しさも感じていた。そのライダーの声は、一スノーボーダーの人生を変えたかもしれないけど、やはりスノーボーダーは豊富なライディング映像が見たいのである。そこでPEAK #02ではｄｍｋと長年の深く付き合って来たシモン・チャンバレンのバイオグラフィーがメイン・コンテンツになった。シモンの秘蔵VTRなど多くの協力もあり、今までスノーボードDVDが歩まなかったバイオグラフィー制作という扉を遂に開くことに成功したのである。そして、ここにPEAKのクオリティ・ラインが築かれて、我々はさらに来年、PEAKシリーズの旅を続けることになる。
●Peak#02好評発売中！
http://www.dmksnowboard.com/peak/index.html
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