
The Showの大会2戦目のモーグルは、ベテラン・ライダーのトラビス・ウィリアムスが優勝した。
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モーグルは、おじさんの方が強いんだ!トラビス優勝。
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トラビスと言えば、かつてはOptionのライダーで、ビデオ・シーンやコンペティション・シーンで大活躍。今では、カナダのWestbeachでマネージメントをしている。
トラビスは、「若い奴は、こういったことがうまくできないんだ。」というコメントを残し、ベテラン健在ぶりを見せつけた。
Mogul Mash Finals
1 TRAVIS WILLIAMS
2 MYROSHA DALEY
3 WILL JACKWAYS
確かに、毎年、このモーグル大会では、ベテラン勢が実力を発揮する。今回もルーブ・ゴールドバーグやケビン・サンサローンなど、地元のベテラン勢が会場を沸かせていた。
ケビンは、ジャンプでワイルドキャットをぶち噛ました後、そのまま柵を超えてコース外まで大転倒する暴れっぷり。ルーブも旗門なんて関係ねえ!とばかりに、ジャンプした後、そのまま旗門に突っ込んで旗門もろとも大転倒。どこまで演技なのかわからないほど、コロコロ転がってみせた。
それにしても、このモーグル大会、本来の趣旨とはやや違った様相。というのも、春のシャバ雪を利用してコブを楽しもう!というものなんだけど、昨日はシャバ雪というより、パウダーっぽい感じだったのだ。比較的に柔らかいコンディションだったので、良かったのだが。
ちなみに昨年は見事にシャバ雪になり意図した通りのコンディションになったが、一昨年はガチコチのアイスバーンだった。
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左)ワイルドキャットを決めた後、フェンス外まで飛んでいってしまったケビン・サンサローン。 |
それと、もう一言。
前夜のパーティが盛ん過ぎたようで、参加ライダーが少なかったような。かろうじて、ダスティン・クレイバンを顔を出したが、モンスター看板のマーク・ソラーズはどこへ!?
最も、この大会、無料で参加できるってものだから、リラックス型コンペティションなんだけど。二日酔いなら、休もうか、という気持ちがわからないでもない。
こんなカナディアン・スタイルの大会だからどうか、日本人参加者はナシ。来春こそ、ぜひ日本人ライダーの姿を見たいものだ。
大会中、ビールは飲み放題。ホットドッグも食べ放題だよ。滑って、飲んで、喰って、また滑るってノリなんだ。これぞウィスラーの春祭り!
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photo: Monster Energy Canada |
http://www.wssf.com/event/show-snowboarding-event