制服の~胸のボタンを~下級生たちに~ねだられ~~~っと、卒業シーズンも終えてレンジャーもセンチメンタルな気分です。特に胸にボタンがないところが・・・・涙
『ソールカバー』
ワックスアイテムなの?と不思議に思うかもしれません。確かにソールをカバーするもの。特にワックスとは関係ないですねぇ。
でもソールをカバーするってことは、「保護」することなんですよね。保管するのにもただワックスを塗っておいておくよりも、カバーをしてあげた方が明らかにホコリなどの汚れを防ぐことができます。
今までのコラムでも伝えてきましたが、メンテナンスをすることで一番重要なのは、「汚さない、劣化させない」ということです。そのことを防ぐ道具が、ワックスであり、そのほかのアイテムたちなんですね。
ソールカバーはボードを包むだけのアイテムではなく、空気に触れることによって、錆びやすくなるエッジを守ってやるという役割もあります。
ただ気をつけなくてはいけないのは、マツモトワックスでも素材にウェットスーツに使う伸縮性に富んだものを使用していますが、この素材は水を通しません。滑り終えて、すぐにソールカバーをして、そのままにしておくと、バインディングなどに付いた雪が解けて水になり、ソールカバー内に留まってしまいます。そうなると正しく錆の栄養となります。滑った後はできるだけボードは水気をとり、家に帰ってからすぐにカバーをはずして水気を取り除いてください。それからワックスなどするといいでしょう。
じっさい放っておいても乾きませんよ。一週間以上そのままにしておいたことがありますが、水はカバー内に残ったままでした。
他のメーカではタオルのような生地で出来たソールカバーもあります。耐久性ではウェット生地には劣りますが、錆には強い特性を持っているので、場面に応じて使い分けても良いかもしれませんね。
ちなみにマツモトワックスでは8色ものラインナップでみなさんをお待ちしております。
さて、2ヶ月にわたってお送りしたコラムも今週で再確認終了です!
アイテムの意味がわかっていれば、気合を入れたり、手を抜いたり、自分のリズムで楽しくワックスライフが送ることができると思います。ワックスも「スノーボードを楽しむ」ことの一部にしていただければレンジャーとってもウレシイです。
では、コラムをまとめて特集にアップする予定なので、まとめて再確認してください!
http://www.dmksnowboard.com/matsumotowax/