シモンが兄弟絆セッションで初技を披露!

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PEAK ファイナル・セッション撮影3日目、本日も最新の状況を伝えるぞ!
本日の主役は何と言ってもシモンとアンドレの双子兄弟だろう。Camp of Championsパーク上部にある2段になっているボックスで、スケート的な遊びを披露した。そのボックスは2方向から入れるようになっていて、左手には低いボックス、そして右手は高いボックスになっている。その低いボックスをノーズでスライスし、そこからノーリーでポップし、高いボックスに乗って遊ぶというのがシモンの発想である。スケートのビデオでは、よくありそうなシチュエーションである。

NOMISボックスを擦るシモンを撮影しているのは、双子兄のアンドレだ。

しかし、その高い方に行くボックスへのポップが困難。というのも、その低いところから高いところへ行くのにライダーの腰ほどの高さがあるからだ。

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最初ここにはシモンと、そしてその撮影するアンドレしかいなかった。しかし、いつの間にか他のNOMISライダーたちも集合。マーク・ソラーズ、スティーブ・カートライト、マックスなどがやって来た。

しかし、高いボックスまで当て込むところまでは行くが、乗って技を決めることはできない。しかし、この遊びに夢中になったNOMISライダーたちは、ガンガンにハイクしてトライ! 声をかけ、テンションを高め励ましあっていた。まるで、NOMISが発足した当時のようなノリで、楽しい仲間とのセッション。今、これを読んでいるあなたもきっとどこかで体験したようなノリだろう。そう「あの」熱くて楽しいセッションだ。

一度何かに夢中になったら誰かがメイクするまでは、終われない。NOMISライダーたちは、何度も失敗しながらも遂にがメイクするライダーが現れた。
それは、やはりここ一発で強いところを見せるシモン・チャンバレンだった。

ノーリーで低い方のボックスに乗り、そのままノーズプレスからノーリーでポップ、高い方のボックスに見事にフロント・ボードを決めたのだ。
マーク、スティーブ、マックス、そしてもちろん撮影を続けたアンドレ(シモン兄)が大きな声援と共に拍手を送った。アンドレがシモンを励まし、まさに兄弟の絆がもたらしたシモンの初技メイクの瞬間だった。

この後は、NOMISの巨大ボックスでセッション(注:今年は幅よりも長さがある!)、さらにはハーフパイプまで楽しんだ。

それにしても凄い動きができるね。ハジメのプレス力がなせる技。

ここまでシモン中心の話となったが、本日の撮影には他にも注目ポイントがあった。

平野創はバイタミン時代から3年連続で登場!プレス技の究極な遊び方のノーズブロック、テールブロックのハウツーを行った。

大きなキッカーでは、石原タカがスイッチバックサイド7を、そして田中幸はバックサイド3を決めたのだ。久々に晴れ渡った青空にぶっ飛ぶ姿に、キャンパーたちの目も注がれた。田中幸を見ていた外人の男の子は「ワーオ、女の子なのに凄い!」と声を上げていた。

またこのキッカーには、どう考えても世界メジャークラス・レベルのライダーがいた。900や1080をビタビタに決めるあいつは誰なんだ!? よく目を凝らして見ると、なんとウェアーもボードもDCだ! DCと言えば、デバン・ウォルッシュ、ラウリ・ヘイスカリ、イカー・バックストローム、アーロン・ビットナーだけど・・・、この若者はその4人ではない。もしかしてDC5番目のライダーかも? 声をかけてみると、
「僕はノルウェーから来た。21歳。名前はトースティン。スノーボードは8年やっているよ」
とのこと。

なかなか愛嬌のある可愛い少年だ。まだあどけないし、華奢な体格で10代のようにも見える。
この後、あいさつをしたトースティンは、遥々ノルウェーからやって来た寂しさもあったのか、やたらとPEAK撮影隊がいるところにやって来た。そんなワケでトースティンの映像もこの夏、たっぷり集まりそうだ。

飛びよし、ジブよしのトースティンは、DCではアーロン・ビットナーと共に昨年はアマであったTorstein Horgmoであると、このニュースをアップする段階でわかった。

さて、今日のPEAK公式サイトには、何がアップされるのだろうか。
松澤聡比古クリエィティブ・ディレクターのアップする映像に乞うご期待!


http://peaksnowboard.com/ 

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