【動画】3位鬼塚雅も登場!ワールドカップ・ハイライト

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3位に入った鬼塚雅も登場!ドイツで行われたワールドカップ・ハイライト動画。

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こうして改めて見ると、3位に入った鬼塚選手の方が2位のケイティ(イギリス)よりもスタイリッシュに見える。
空中でのヒザの引き付けが良く、まるで自分の身体が1つのボール玉のようになり、きれいにスピンしている。
このへんのスタイルもジャッジングに加味されるだろうが、より高得点を得るには、やはり「どれだけの回転数があるか」ということで、決められているようだ。

また、ビッグエアー大会というと、何本か滑った内の最高の1本のランをジャッジングされることが多いけど、このFISの大会では、2つの合計点となっている。
これは決勝で3本滑った内の最高の2ラン合計が採用される形だ。

決勝で滑れる本数が少ないので、何本も滑れるXゲームのように、一発勝負的な攻めができず、技の安定感を高める形に収まりやすい。
しっかりと2本まとめる技術力が必要だ。
当然、オリンピックでもこのような競技方法が採用されるだろう。

ちなみに予選では、2本滑れて、内1本の最高得点で争われた。

優勝したアンナ(オーストリア)に関しては、縦回転でダブルを飛ぶ力があるので、他の選手に対して圧倒的に栄える。今季3戦連続Vも頷けるところ。
当然、鬼塚選手含め世界のトップ女子は、縦や3Dスピンを出せる技術は持っているが、今後本番のビッグエアー台でそのコーク系の技を出せるかどうかが、鍵になって来そうだ。
そのためには、世界の様々なビッグエアー台で飛ぶことが必要なって来るだろう。

ビッグエアーの台は、大会によって、そのシェイプなどに特徴があり、女子の選手はそれに慣れずに苦しんでいることも多々ある。慣れない台で飛ぶことで、普段できる技もできなくなってしまうことも。

だからこそ、選手にはどんどんビッグエアーの経験を積ませることが大事で、その中で選手の成長を見ていく必要があるだろう。

そして、オリンピックの前段階で、入賞の可能性が高まったら、その選手はぜひオリンピックに出場させるべきだ。

 

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